ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

よもぎ埜 @名古屋市中区・上前津

2024年03月24日 | 名古屋(中区)

若宮大通りの「旧・堀留下水処理場」を訪れた時に通りがかりに立ち寄ったのは豆菓子の「よもぎ埜」。最初は”豆菓子”の文字に気付かなかったので何の店か分からず、ウインドウから覗いて初めて菓子屋と知る。覗いて店の人と目が合ってしまったので中に入ることに(笑)。小袋に詰められた様々な豆菓子が沢山並んでいた。大別すると菓子系とつまみ系。ブルーチーズ、八丁味噌、りんご等、豆との意外な組み合わせの品もある。どれがどうかはなかなか分からないので適当に甘いのを2つ「黒糖そら豆」「ココナッツショコラ」、それに「しょうゆ豆」を選んで持ち帰った。

まず封を開けたのは「しょうゆ豆」。豆は落花生。橙色の丸い玉で、よくおつまみセットみたいなのに入っているやつと同じ。醤油がキリッと効いている。「黒糖そら豆」はそら豆が黒糖と蜂蜜でコーティングされている。やや硬めだが、砕くと中からそら豆の風味もしっかりと味わえる。これはウイスキーのつまみにも良かった。「ココナッツショコラ」は乾燥したココナッツの実をカカオでコーティングしてある。凝縮されて味が濃い。ビターなカカオもいい感じ(隠し味に醤油も⁉)。これもウイスキーの…(←結局全部酒のつまみにしてる)。どれもそれぞれの豆の風味がしっかりと味わえて旨い。まだまだ種類は沢山ある。次はスモークしたミックスナッツを買ってみようかな(←結局つまみか…)。(勘定は¥1,400程)

  

 


 

↓ 若宮大通り沿いにある名古屋の公共下水道処理施設の先駆「旧・堀留下水処理場(現・堀留水処理センター)」(昭和5年・1930・建造)。日本で初めて「活性汚泥法」を使った処理場なのだとか。現在は耐震の関係から沈殿池などは全て埋め立てられていて、残っているのは一部のみ。柵の間から覗いてみると明らかに古いコンクリート設備が見えるので、あれが90年以上前の施設の残りかもしれない。

 

↓ 歩道脇に展示されているのは「ゐのくち式渦巻ポンプ」(昭和2年・東京・荏原製作所製)。こちらは熱田ポンプ所で使用されていたものだそう。

 

↓ 施設の南側に廻ってみるとここがなぜ”堀留”なのかが分かる。新堀川の北端がこの処理場になっている。

 


 

 

豆ぎゃらりぃ よもぎ埜

愛知県名古屋市中区大須4-5-10

 

( 名古屋 なごや 大須 上前津 矢場町 よもぎの 豆ギャラリー 豆菓子 酒肴 産業遺産 近代建築 )


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