大垣市を訪れる人々を途方に暮れさせる「金蝶園」の屋号。昔の記事で住所を基にその出自をざっと並べたが、意外にその記事へのアクセスが多く、この問題(笑)が皆さんの頭に「?」マークを灯し続けていることが分かる。こちらは駅前通りをずっと南下したところにある郭町の「金蝶園總本家」。創業は寛政10年(1798)年で、創業者は初代喜多野弥右エ門。なので出自は高屋町の店と同じということになる。店のすぐ隣には「大手いこ井の泉緑地」があり、絶え間無く湧き水が噴き出しており(自噴水)、さすが”水の都・大垣”。ちょうど店の若い衆が、この水をペットボトルに汲んでいるところに出くわした。もちろん水が先なのだろうが、店の横に名水って、すごいことだナ。
店に入るとガラス・ショーケースの中にはいわゆる”酒蒸し饅頭”だけでなく、他の和菓子もひと通り揃っていた。でも初訪なので、買うのはやっぱり「金蝶園饅頭」。酒蒸しらしい香りする饅頭の皮はやや硬め。中は舌触りの良いこし餡で、香りが独特の風味を作っている。以前食べた、距離にして600mしか離れていない高屋町の店の味はもうすっかり忘れてしまっていて、正直あまり違いは分からない。その場で食べ比べないと比較はとても無理だ(その場でも分からなかったりして)。どちらの金蝶園さんも共存繁栄されますように。(勘定は¥130/個)
↓ 以前も訪れた「イビデン(株)西大垣変電所 エネルギー統括部」(大正10年・1921・建造)。隣の工事フェンスが取り払われ、店の 東側(写真下左)を見ることが出来た。
↓ 「大垣市守屋多々志美術館(旧・大垣貯蓄銀行)」(昭和2年・1927・建造 写真下左)と、「多目的交流イベントハウス(旧・十六銀行郭町支店)」(建築詳細不明)。
↓ 大垣城のすぐ横にあるビリヤード場「エグロ会館」(建築詳細不明)。
岐阜県大垣市郭町2-10
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ハリーさんの今回のブログは、JR大垣駅前のお店ですね。
ぼくは、高屋町の金蝶園さんを贔屓にしています。
お酒を買いに行くにも、蕎麦を食べるにも、ランチにも近くて便利だからです。
大垣に日本酒を買いに行った帰りのお土産は、ここの品を持ち帰ります。
金蝶園さんのお菓子では、「いちご餅」(他のお店では、イチゴ大福)と「きんつば」が、ぼくの好みです。
「金蝶園饅頭」は、冷凍保存しておいて気が向いたとき、レンジでチンで食べます。
素朴で美味しい味ですね。
>贔屓
私はまだどちらを、と言えるほど行っていませんが、とりあえず全部
行ってみたいなと(いつの事になるやら…笑)。
>「金蝶園饅頭」は、冷凍保存
なるほど、冷凍保存出来るんですね。今度試してみます。