kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

エイリアンではないけれど・・・

2014年07月20日 | 
何年もの間、餌を食べないで生きている深海の生き物がいると、新聞のコラムで見たことがある。
その名は「ダイオウグソクムシ」
新宿コニカミノルタプラザ「超・深海展2014」のポスターを見ると、怖い。

新江の島水族館のものを撮影したそうだが、実際には、エイリアンのようには飛びかかってこない。
200~1,000mの深海でただひたすらじっとしているそうだ。

鳥羽水族館のダイオウグソクムシは、当初、少しアジなどの餌を食べたが、その後5年と43日間、何も食べず生き続け、今年2月14日に死んだという。
飼育員の悲しみはいかばかりぞや、なんて思う。

で、この写真展、普通とは違って、深海の雰囲気を感じてもらうため、暗闇のなか、貸出の懐中電灯を照らして見る。さかなクンではないが、ギョギョッ!の世界である。

聞いたことない名前の魚やアンコウなど、
小さなお子さんたちは、結構怖がっている。闇に浮かぶ目が怖い。

それをお父さんが「大丈夫だよ」と。
大人だって気味悪いのに、なにをかいわんや。

で、展示されたダイオウグソクムシ。大きさ30cm弱。
カフカの「変身」の主人公はかくありなん、と思わせる生き物である。

巨大な白いダンゴムシのようで、気色悪い。
これを若い女の子たちは「キモカワイイ」というのだそうだ。
なんだかなあ。

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