katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

杏さんと中学生相談と・・・

2024-04-15 01:30:57 | モザイクタイル教室
今日はまず杏さんから。これはその後の中学生にも言える事だったんだけど、今自分に取って難しい事、場所は何処か?って事が判っていたら、例え技術が未熟だったとしても、心の準備が出来る

・・・でもそれをもし大きな間違いや、勘違いをしていたとしたら・・・それをやっている道中で気が付いたとしたら・・・その立て直しが出来るだろうか?それとも大きなダメージを受けたり、

剥がしたくなるなんて事になったりもする。そんな事を踏まえて、考え方に間違いは無いように・・・が一番大事になるのね。その時に一番やってはいけない事が、色に頼る事なのね。

そもそも色はモザイクをやった事が無い人でも、経験者でも混ぜて色は作れないから、これから先も永遠に何を選択するか?だけなのね。つまりその選択の間違えをしないようにするのはとても大事。では具体的にどんな事があったか?って言うと、

ネモフィラを作っているのね。ではそのネモフィラを作るに当たって部位を分割して見ると、花、茎、葉っぱ、そしてバック・・・こうして4分割に区切ったとする。恐らくモザイクをした事が

無くても、きっと花から作るだろうな・・・って感じると思うのね。では次はとなると、茎、そして葉っぱと来て、最後にバック・・・とこんな順番なのね。それをもしバックから入れたとしたら

・・・もしそこが下絵より太くなったとしたら・・・後から作る花のスペースが狭くなったら?果たして本当に上手く切れるか?となると、花を作るある程度大きさを確保しているか?が問われる。

これが切る事の諸注意なら、今度は色について・・・となると、犬に敷かれているネモフィラと犬に触れないゾーンの色が一緒だと思う?こうした事が構想、考えるって事なのね。

となると、犬の下は暗く、犬から離れた部分は明るく見えたりする。こうした考えの元に、強弱やグラデーションなんて言う色の変化を付ける事で、よりリアルさが増すのね。

しかも、こんなコツが、今自分が口にした事に近づいているのか?と検証していくもので・・・
そんな事を考える・・・って事であり、そんな事の繰り返しが出来れば、切る事が上手かったら

グレードは上がるのね。いずれにしても、考えるって普通に難しいものなのね。そんな後は、中学生の相談日・・・すると、イメージと言いつつ、とても具体化しているのね。

そもそもそこから勘違いしていて、決定してしまっている事だらけで、イメージって言う漠然としていない表現では、自分の思い描く事と実際に出来る作品とのギャップに悩む事になるのね。

そもそもまずイメージとは何か?・・・この言葉に含まれる感覚って、何と無く・・・とか、漠然としているって感じに思えないかな?例えば、高校に行ったら運動系のクラブに入りたい・・・

とか、音楽が好き・・・とかこの程度なのね。その時にこれからお付き合いしたいな・・・だからもっと知りたいな・・・って思ったら、もっと掘り下げる質問をしたくなる。だから、運動部って

どんなクラブですか?って聞くと、例えば走るだけ・・・って陸上より、球技が良いかな・・って言われたとしたら、それって団体競技ですか?それとも個人競技?・・・こうして段々絞って行く。

つまりイメージって言うのは答えを本人も良く判っていない・・・それを聞かれて、答えている中で、って事は・・・と、自分のやりたかった事に気が付くみたいな感じだったり、音楽が好きって

言われたって、一緒にライブに行きたいな・・・と思っても、まずは邦楽なのか?洋楽なのか?今ならkポップなんて事だってある。もっと言えば、ポップスに決め打ちだけど、クラッシックかも、

知れないし、そもそも演奏が好きかも知れないのね。だから思い込みでスタートすると、間違った判断は、また最初に戻る事になるのね。まぁこれが構想疲れの原因なんだけれどね。

こんなやり取りをするのがイメージって漠然なものから、構築して行くってプロセスなのね。所が、野球が好きなんで・・・なんか野球を入れたい・・・って感じのイメージで・・・って言われたから、あぁ漠然としているからと、具体化する為の質問を

しようとすると、こうこうこうで・・・ってもはや、決定事項が多く、しかもそれならその絵を描けば良いじゃん・・・と言いたくなる所なんだけれど、それも無理なのね。何故なら決めた事が、

漠然としているからなのね。そもそも見る側に立てば、全体を見渡す絵なら、全員描きたくなる。けれど、それだと下地を大きく取らないと、一人の大きさが米粒になる。ではアップにして、

バッターのみとか、ピッチャーのみとか、ダイビングキャッチしている人とか・・・ポスターチックにすればアップになるから、ユニフォームのチーム名まで描ける。でもチームメイトも入れたい

・・・つまり自分の思った通りにならない・・・って悩んでいるだけなのね。それはバイキングに来た・・・って感じなのね。メインが無く、全部メインみたいな感じだから、1つのプレートに、

収まらないのね。ただバイキングなら何度も行けば良いが、1つの下地の大きさの中に収めないとならないのね・・・つまりメインデッシュはこれ・・・脇役はこれみたいな感覚で無いと、

収まらないのね。しかも脇役が大きいと、それってB'zじゃんとか、チャゲアスじゃん、とかyoasobiじゃんって話で、どっちもメインなのね。でもそれを野球ってお題に取り入れたら、

じゃピッチャーとバッターを同じ大きさで・・・って普通に出て来るんだけど、どっち目線って考えれば、いくらかどっちかが大きめにすると雰囲気は変わって来るんだけど、これって考え方が、

ポスターっぽいのね。これを情緒なんて事を取り入れると、そのポスターチックの安っぽさが変わるのね。例えば自分が付けていた背番号を見せ、バットが折れていたりすると、この人引退する

のかなぁ・・・とか、次の打者として待っている・・・前の人の打席を見ているだけ・・・あえて打っているシーンでは無くて、見ている・・・だけとか、ユニフォームは新品なのに、スパイクが

ボロボロとか・・・見た人に何かの違和感を感じて貰って、実はこんな意味があった・・・と、制作日誌で回収出来れば、伏線の回収なんて、今どきのドラマみたいな事も出来たりする。

はぁ?単なる中学生の宿題でしょ・・・って思われる人もいるだろうが、3年連続受賞を目指すのなら、この程度は今まで誰でもやって来たのね。そもそもその保証なんて何処にも無いのね。

それを一体どの位やると圏内に入れる?とかって話だから、塾の先生としては、安全なんて何処にも無いし、ただモザイクを上手くやりました・・・ってだけなら、他にもどっかあるでしょ?

きっとね。それをここでしか教えられない事・・・って言うのが特別な事であって、単なるモザイクの宿題って程度なら、2度も受賞したんだから、材料さえあれば出来るでしょ・・・ってな話。

つまり教わる価値、来る価値を対価同等、それ以上で無ければ、感じられないとしたら・・・一体どの程度、何を教えれば良いのかな?ってな話なのね。その時に、単なる中学生の相談では無く、

夏休みの宿題でも無く、2度受賞した人と向き合う気持ちで無いと、なぁなぁで事が進む。そうで無くて、俺が教えた数百時間を経て、最後の年を迎える、集大成を作る人が来た・・・。

そう思えないと、一緒の事に取り組んでいる・・・そう言う気分では無く、その時間のお付き合いになるから、他人事にも感じるだろうね。そもそも人と向き合うって言うのは、身を削るもんなのね。それなのに、お金を頂いて教えるって言う仕事なのね。

それをただいつも正解は先生で、そうしなさい・・・楽だなぁって思うのね。個人と向き合う向き合い方が1つ・・・ってね。誰と向き合っても同じやり方のみ・・・それをテキストを開いて・・

って、誰が教えても一緒じゃん。ってのが、気持ち悪いのね。だからその人にはこんな教え方かな?こんな事を望んでいるのかな?とか、その人が目指そうとするもの探しまでしているのね。

勿論一緒にね。しかも実際問題として、お金、時間、完成度・・・こんな事の責任も負う訳で。だから予定も立てないとならないのね・・・そりゃ色々やる事は満載なのね・・・。

でもその子と向き合う最後の年・・・良い思い出になる時間を過ごそうと思うのね。お互いに後悔の無いようにね。そんな後は、カツオノエボシなんだけれど・・・

つっちーから連絡があって・・・ちょっとしたお願いをされたのね。ただ8月の話で、ギャラは発生しない・・・今のカツオノエボシと同じで無償の展示作品・・・その上、また宣伝活動の時間。

場合に寄っては遠征費用だって掛かるかも知れないし、当然お教室も休む事になるかも知れないし・・・ただ漠然としていて、何日間でも無ければ、どれだけ拘束されるかも判らない・・・

ただ参加して・・・ってのみ。中々厄介な話なんだけれど、果てさて・・・。ただ俺に日を当てたい・・・と思ってくれているらしく、それではむげには断れないし・・・。

その内に具体化はするだろうけれど、やれる事とやりたい事って言うのは、必ずしも同じでは無いもので・・・さっきの話と一緒なのね。俺の場合は、売れている訳じゃ無いから、こうしたい・・

って自分発信では無く、依頼された事をこなして行く・・・その中で、少ない時間で展示作品で主張する・・・って事でアピールをしているだけで、モチーフにしても、相手のイベントに寄せて

作っているから、趣旨に沿っているのね。だから趣旨さえ判れば、いつも通りなのね。これが巨匠扱いになれば、自己主張をお金を貰って出来る立ち位置になるだけで、その日は突然に来る・・・

ある時を堺に・・・そう言う点では、今の俺は過渡期を迎えようとしているんだろうから、残りの数ヶ月は、この先出来ない・・・やさぐれていた時期にしか出来ない事に積極的に時間を使わないと・・・と思うのね。

今年の後半は別人・・・そんな状況にする為に。



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