katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

モンゴルの額の仕込み

2012-04-30 07:45:57 | モザイク作家
朝は池の掃除から。今日は20度もあったのね。そうなると過密な飼育なだけに、
水の汚れが早くなるのね。色々と工夫はしてるんだけれど・・・。

当然ながら2時間までは掛からないけど、外に居っ放しなるのだから、そりゃいつもの
皆さん全員に会う事になるのね・・・。

あらっ、掃除?・・・池の金魚がもっと観やすく外にあるのだから、あっと言う間に
人が集まっちゃうのね・・・何してんの?ってな具合で。

いつも観させて貰ってるんですよっ・・・ってご夫婦だったり、日本語を話す外国人の
お父さんの子連れだったり、色々な人と話せちゃったりする。

すると顔見知りのお母さんが、休みじゃないの?って声を掛けてくれて、拝観料じゃない
けど・・・ってバナナくれたのね。有難うね・・・って感じ。

そんな中、また角嶋の親父さんがまた庭いじり・・・何を今度は買って来たんだか・・・
ここはそんな事も人が集まる理由でもある・・・。

そんなこんなのやる事は1つ。モンゴルの仕込み・・・やっとこれで横はこれ1つとなった
やっぱりそんなに進まない・・・しかしこれさえ逃げ切れば、縦の4枚になる・・・

少し気持ちも違って来るはずなんだけれど・・・

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みどり教室

2012-04-29 07:13:34 | モザイク教室
気のせいかも知れ無いが、何かこの作品を作っているのを観るのが、久しぶりなのね。
ただゾウに関して教える事はもう無いし、そろそろ次の展開を見たい。

すると文字の下絵があった・・・文字の下絵。あえて文字なのに下絵と言ったが、
確かに文字ってのは字なんだけれど、字と言い切るのなら書家さんにはかなわない。

それをあえて字も絵だ・・・と考えれば、上手いとか下手では無くて、いかに自分の
デザインに・・・そして読めるが前提。そうすれば、デザイン性は増す。

それがきちんと読める・・・きちんと・・・と考えるのなら、何処からか書体を抜けば
誰でも同じ書体になる。それならばいかにその通りに切れるか?となる。

もうそろそろ気が付いて欲しいのだが、常連に関しては上手く切るってのは、
当たり前に出来るようになっているのだから、いかに自分らしい・・・って言うのを

絵だけで無く、すべて・・・に切り替える事を考えるってのも手である。
勿論、字が苦手って言う人もいるだろうが、下絵の描き方を教えたように考える。

つまりそんな人は字として完成されているものを原型として、いかにそこから崩して行くか?と考えて、絵の時と同じように描く癖を付ける事。

書けるからと観ないで書く事をせず、理想の字を探し、そこから変えて行く事。
何しろ思い込まず、出来ると思わず、素敵だとか綺麗だとか思う原型を見つける事。

そうすれば必ず字も絵になって行く。そう考えてこの作品を観れば判るだろうが、
ゾウはデフォルメされているのに、字は普通になっている。

例えばゾウがデフォルメされているから、せめて字はきちんとして・・・と考えるのなら
それはそう言う考えがあって・・・となるから、それはそれで良い。

逆にこの作品自体がメインがゾウと考えるってのでは無くて、すべてがデフォルメって
考えるのなら、字もデフォルメになるから、すべてがデフォルメとなり、作品は

ポップな仕上がりにもなる。ただ時計がどうだったか?今となっては文字盤の事まで
憶えてはいないのだけれど・・・。

当然ながらデフォルメなんかするにあたって、水なんてアイテムも良いのかな?

こうやって意味ある事を掘り下げる。すべてが関連性を持つのか?持たなくするのか?
といずれにせよ意味がある事に・・・ね。

そうした考え方を前提にバックはどうするの?と聞くと、四葉のクロ-バ-を沢山・・
って言うのね。ん・・・あのさぁ、四葉のクロ-バ-って意味なんだけれど・・・

いっぱい幸せ・・・なんて事だったとしたら・・・そりゃ浅くない?
床いっぱいに作れば、ゾウは踏んづけているはずだよねぇ?勿論雑草なんて

いくら踏んづけても平気だけど、そもそも四葉は三つ葉の中にひっそりあるから貴重で
あって、いっぱいあったら、どうでも良いよねぇ?有難みも無いし・・・・

大事なのは1つありゃ良いんじゃないのかな?ドラゴンボ-ルのお願い事みたいなもん。
1つの使い方。私が幸せに・・と頼めば、1人だけが救われる。

私達と頼めば複数になる。私に関わった人達すべて・・・と頼めば、相当数に値し、
ただ嫌いな人も救われる事にもなる・・・。

まっいずれにせよ頼み方次第って訳だ。だからこそそこには工夫があって考えなきゃ
ならなくて・・・それでどうする?って事になる。

って言う事が言いたいのなら、親ゾウが四葉を1つ持って、子ゾウに差し出せば、
それで良いんじゃない?きっと同じ願い事をするのだろうから・・・。

後は3つ葉だらけで良いじゃない?1つ見つかったのなら・・・。
もっと掘り下げて意味を持たせて、そう見えるようにする。

それが出来るようになったら、隠す。隠すってのは見えない人と見える人がいなくちゃ
ならない。全然見えない人ばかりでは、隠すとは言えないし、見えっ放しでは、

隠している事にはならない。最初はきちんと設定して、きちんと見える練習をする。
着崩しってのは本物を知ってやるもので、知らずにやるとだらしなくなるだけ。

いかに崩すか?デフォルメとはそう言うもの。だからこそ本物が必要になる。
ただその本物って何?って事が大事なのね・・・何を持って本物って言うか?

それに付いてはおいおい・・・。ただ割りと落ち着いて作っていたのも事実なので、
これだけ言えば、まとまるのも時間の問題なんだろうと思われる。

工芸品と芸術品の違いはこう言う考え方にある・・・と思われる。
一応、今は立場上こう書いて置くのね・・・完全体になるまで・・・俺が。

思われる・・・。これなら誰も・・・文句はあるまい。ってかっ。

って事で俺は・・・


後1.75枚で横が終わる・・・・進まねぇぇぇぇなっ。






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リピ-タ-さん教室

2012-04-28 06:09:29 | モザイク教室
この方は仕事終わりの帰りに寄る方なので、それまではモンゴルの仕込み。
朝は支払いから。ティ-ア-トさんや携帯など・・・。

更に先日から産卵があって、ホテイアオイが無くなってたので、ついでに・・・・。
それと100円ショップへ・・・アトリエに行く頃にはお昼ちょい前になってた。

すると、また産卵があって・・・そんな中、さっきまで小雨だったのに・・・
結構濡れてしまったが、かぐやは数匹しか孵らないって言うし、みどりは全滅って話だし

大事にキ-プして、アトリエに持ち込むと・・・・日本観賞魚フェアの時に生まれた卵は
順調だったが、その後に生まれた卵が全滅っぽかった・・・何でだろう?

まっまだ生まれる可能性あり・・・が数匹いるので、そっちに期待って感じなのかな・・
ただ無精卵が多かったのも事実なのね・・・。無精卵は一夜にして真っ白になるのね。

生きているのは透明なのね・・・。

さてそんなこんなの仕込みは・・・


こんな感じでいつもの通りに地味には進んでいるのね・・・
何しろ文字以外のさくらの花とバックのみで、この長さが2本出来るか?出来ないか?って

微妙なペ-ス。早くなる事も無く、遅くなる事も無く・・・時間だけは読めるってだけ。
問題は縦部分。以前はかささぎの・・・と5文字のひらがなのみだったが、

今の所、一句全部入れられないか?と考えている・・・・ん・・・どうなるか?
本人が無責任っぽい発言だが、期日のあるものはそう言う事になる・・・

それはテレチャンからずっと同じ・・・期日のあるモノ作りは必要なアイテムから
作り出して行き、どこで妥協して折り合い付けるか?になる。

作り手としては、曲げたくないのは山々だが、時間がやってくればおのずと、
そうしなければならなくなる・・・勿論それは金額でも同じ・・・。

世の中のほとんどはすべてと言って良い程、そう言う事になっている・・・・
問題はそれは仕事と言う事で考えれば、生きる・・に繋がり、その賃金で生活をする。

そこを何処まで任務って感じまで追い込めるか?になる・・・それがギリギリまで
出来れば、時間が取れ、賃金として残る事になるが、当然限界はある・・・

それが一般の人と違う生き方なのである・・・こんな時は家族が無くて良かったと思う。
特に迷惑が掛かる人が常にいる・・・では無いから。

しかしながら、見守ってくれる人達が俺にはいて、その人達には毎回すまん・・・と
言う気持ちになる。がしかし、それが明日に繋がるのも事実。

少なくともこうして続けてやっているのだから・・・。だからこそ、きちんと説明を
しないとならなくなり、ここで毎日こうしてkatsuは1日過ごしました・・・・と

残している訳で。後は、その時が来た時に何も知ろうとしなかった過去の人達が、
訪れた時に売れて人が変わった・・・って言われない為でもある。つまり証拠かな?

ずっとこうしていた・・・とね。売れて変わるのは俺では無く、過去の知り合いの方。
今そう言う人間を観なくてはならなくなる。そしてその渦は押し寄せて来る。いつか。

その中で何も変わらない心でいられるか?いられないか?を問われるのは、俺のようでは
あるが、すべての人がそうなる・・・関わった人すべてが・・・。

その時の生き様すべてが各々のこれからの生き様として問われる事になる・・・・
それで良いのですか?・・・と。

その時が来れば、人の声がするだろうが、今はそれを自問自答する。
俺は俺にその生き様で良いのか?このやり方で良いのか?この材料で良いのか?色は?

すべて・・・。だから後悔は少ない。今後もそうし続けて行く中で、成長はする。
その成長した眼で過去を振り返った時に、お粗末だなっ・・・とも思いたくないし、

凄いなぁ・・・とも思いたくも無い。へぇぇなるほどねっ・・・俺・・・って
いついかなる時も思いたい・・・死ぬまで。その繰り返しで良い。

おごり高ぶらず、卑下せず、自分らしく。一見簡単そうだし、永遠のテ-マのようだし。
何しろモット-なのだから・・・良くも悪くも正直である・・・。

さてそんな中でのお教室・・・の前に、謝らなければならない事が発生してしまった。
実は、お客さんが購入して置いていた喰い切りを間違えて他のお客さんに売ってしまって

先方から連絡が入って、次回のお教室には持って来て下さる話になって・・・・
ごめんなさい・・・って話。全くうっかりにも程がある話なのである。

すると、笑いながら・・・はい判りましたって。完全に失笑されてしまった・・・。
そんな中、行って来ましたよ・・・日本観賞魚フェア・・・って言われたのだけれど、

7階の作品を見ていなかったらしいのね・・・残念。けれど有難うございましたなのね。
更に今日はモザイク話が満載で、何と職場にモザイクをした事がある人がいらっしゃった

らしく、表札を作ったって画像を見せたら、ここはクラッシュ?とか、質問が
専門用語を使われて・・・ちょっと戸惑ったって。詳し過ぎて・・・。

そんな中、かぐやの作品を見つけて・・・・これって・・・えっ?こんな凄いの?って。
全くアップルさんと同じ事になってた・・・けれど痛々しい・・・って。

この方は他のモノ作りで、オリジナルを作る人なので、このストイックさの表現を
痛々しい・・・と表現されたのだけれど、その表現は最大級の賞賛に値する。

どれだけやればこんな作品になるのか・・・?って。まっ俺の弟子なので・・・としか
言い様が無いが・・・。しげしげと見ながら・・・こんなの作れるようになるのかな?

本当に・・・。って。そこでこんな話をした。この方は他に趣味を持っていて、
じゃ一週間を考えてどの位時間を割く?って質問をしたのね。

そしたら8時間位・・・じゃモザイクは?月に2回の8時間。方や8x4回で32時間。
そりゃ相当上手くなるでしょ?それをかぐやは全部モザイクなだけ。

ですよね・・・凄いわっ・・・やっぱり。って。ただ、仮に趣味であっても、
この方の場合は、自宅の外にモザイクを増やしたい・・・って目標がはっきりしている。

だからこちらとしてもピンポイントで教えられる。つまり外部に使える素材のみで
作る事になる。その素材を使って室内の作品で一度練習をして外の作品にすれば、

大きな失敗は無くやりたい事が、その腕を持ってして何を作る?の相談も出来る。
それがご理解されているようで、次回作は60cmくらいの台みたいなのを作るみたいなのね

今度は大きさを大きくして1作品に掛かる時間に耐える練習にしようとしている。
昨日のアップルさんと言い、この方と言い、最近のリピ-タ-さんは求める事がしっかり

していて、こちらとしても提案がしやすい。ただいずれにせよ、きちんと求めるものが
はっきりしているから、モザイクの時間は変わらない・・・先生としては残念だが、

昨日も言ったように、長続きの秘訣なのかも知れない・・・と考えた方が良さそうだ。
しかし、趣味って言う時間の割りには、グレ-ドが良い。

こんな状況での進行具合が平気なら、全く問題無くグレ-ドは益々上がった作品になる。
しかも趣味って言い切れる時間の掛け方で。1ヶ月に8時間。って事は1週間に2時間。

1日17分・・・。掃除もしなくちゃならない事も考えても、自宅で十分出来る範囲でも
ある。とても簡単な事で、そこまでしたいか?したくないか?だけなのね・・・。

それがきちんと目標を掲げれば、それまでに・・と時間を割く事が出来る。
例えばプレゼントだから・・なんていえば期日があったり、季節モノだったりすれば

時期が過ぎると1年後になってしまう・・・。なんて事になる。
それでも、まっ良いかっ・・・って言うのと、グレ-ドを下げたくないので・・・では

考え方に違いがあるので、当然出来栄えも変わって来る。しっかりとした考えを
持っているか?持っていないか?は作品の良し悪しまで決まってしまう位、

重要な事でもある。しかしながら、特に何も考えていない・・・って全く逆も真なり。
本当に何も考えていないのなら、廻りに影響は受けないし、マイペ-スで続けられる。

大事なのは自分のスタイルを見つける事。常連ってのはそれを何年も繰り返した人達。
弟子ってのは、一緒に仕事がしたい・・・とその上に掲げたものを乗っけた人達。

ただそれだけ。近頃のリピ-タ-さん達はそれがしっかりしているのね。
ここだけでモザイク・・・って。

そんな中、katsuさんが売れると個人レッスンってやって貰えなくなるんですか?・・・
って質問をされた。大丈夫、それは絶対に無いのね。落語家もそう。

芸を磨きつつ育てる。ならば俺も。ただいつか限界も来る。そのいつか?は売れるでは
無くて人数と常連やリピ-タ-であるか?無いか?になって来るのね。

つまり体験教室ではずっと指導をしなくてはならないから、俺は眼を離せない。
けれど常連やリピ-タ-なら作家katsuをしつつ、指導も出来る。

どんな形であれ、出来ない事は絶対に無いのね。勿論モンゴル・・・なんて出張中は
無理だけれど・・・。と言うと、ほっとしたぁ・・・って顔をしてくれたのは、

何とも有難い話である。こんな質問をされるとは思わなかったけれどね・・・。
でも必要とされている間が花である。ならばそう続くように気は緩めないように・・・

ただそう思いつつ、喰い切りは大失態だったのね・・・・ガッカリ。


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アップルさん教室

2012-04-27 07:06:05 | モザイク教室


午前中はキウイが仕込みの手伝いをしてくれて、午後からアップルさん教室。
そんな中、今日も産卵。池の温度が15℃とまた上がって来ていたし、後は去年も

そうだったんだけれど、ちょっと小雨の時だったのね。だからそうかもな・・?と
思っていたのね・・・やっぱりなのね。

さてそれでは本題のアップルさん教室。前回の赤のとうがらしから緑のを作った。
色違いだけなのでグレ-ドを外す事無く仕上がって行くのだけれど、

何しろこのグレ-ド。上手いなぁ・・・と思うのね。でもアップルさんは特に頑張るって
感じでは無くて、楽しむ・・・に専念の人なのね。

仕事を持っていて、やれたらやる。そうねぇ、あえて言えば1ヶ月に1回は最低ここに来て
1回分は進む・・・だから1ヶ月に1回はモザイクをする・・・ってスタイルなのね。

地味過ぎるスピ-ドで進むんだけれど、そう言う進行具合も一切気にせずマイペ-ス。
だから最初のままずっと終わりが来るまで同じなのね。

まさに時間が無くても、コツコツってこんな感じ・・・のお手本みたいな人なのね。
ただ先生としては、ここだけじゃなくて1回だけでも自宅でもやってくれると、

もっと進むし、もっと上手くなるんだけれどなぁ・・・と欲張ってしまいたくなるが、
このスタイルはずっと続ける・・・のスタイルの見本でもある。

何と無く楽しい・・・はサ-クルみたいなもので、それでも続けて行くとペ-スが遅いだけで、必ず上手くなる。しかもその上、丁寧である。

そんな中、美術会社さんが出来た所までの額を取りに来た。
その時に、破損で戻って来たかぐやの作品を観た・・・・ここ。

これは・・・と言うので、以前ご馳走になった時に同席させて頂いた弟子のかぐやです。
と言うと、えっ?・・・としみじみ見て下さった。

もうそれだけで十分。単なる趣味では無いって確認をして頂いたし、作品のグレ-ドも
えっ?って一言で十分評価して頂いた。まっ、お金の取れる人ですよ・・・その内ね。

俺の評価がしっかりすればね・・・俺の弟子だから・・・。

と、話を戻すと、同じリアクションに近い事をアップルさんもしていて、
初めて自分と比べてしまったんだろうね・・・ここ。

サ-クルはみんなと出来るが、みんなの作品も観る事になる。そして自宅でやらなければ
地味に進むし、しっかり自分があれば楽しいまま進める。

アトリエの個人レッスンは俺しかいないから、俺の作品しか無く比べる相手はいない。
だから何も気にせず進める事が出来るが、いつしかいくら上出来になっても、

俺の作品と比べてしまうと、見劣りする・・・と、とんでもない事をし始めたりする。
でも、それを通り過ぎると、あっ先生だった・・・と思う事が出来れば、

また元通りになるんだけれど、モノ作りの上手さの確認って言うのは、ホ-ムランを
打つ訳でもゴ-ルを決めるでも無く、感覚のみじゃない?

じゃどうする?・・・つまり自分の目も腕と同じで向上してしまうのね・・・だから、
果てしないのね。そこに人と比べて劣っていないとか、順調かな・・・?とか、

自分のペ-スを確認する指針みたいなのが必要な場合がある。そこで卑下したり
卑屈になると後向きになりがちになる。ここが分岐点なのね・・・。

上手くなるってのは・・・。例えばとても簡単な事で、かぐやの作品を観て上手いなぁ
・・・凄いなぁ・・・弟子になるとこんなのが作れるのかぁ・・・?

同じお母さんなのに・・・良いなぁ・・・こんなの作れたら・・・と思えれば、
そんなの作って見たいなぁ・・・きっかけなんてこんな事で十分。

ただ、大事なのはそう思った時に、同じお母さんに出来たんだから・・・出来ると
思うのか?一体どんな努力をしたんだろうか?このお母さんは・・・と思うのか?で

全然変わって来る。単なるお母さんくくりで同じと判断すれば、続かないだろうし
まず届かないだろうね。人にはそれぞれの時間が違うし、それぞれのスタイルがある。

しかも思いも違うし、大事なのはどうなりたいか?どうしたいか?を決めれば、
そうなるにはどうすれば良いか?にたどり着くんだけれど、それを決めると、

当然それだけやらないと・・・それ以上・・・と計り知れないプレッシャ-にさいなまれる事になる・・・そこで潰されない為にも、自分のペ-スを守る事。

こんな事から、初めて自分の作品と俺の関係からかぐやって違う人が入って来た・・・
そんな感じになったのね・・・アップルさんは。

俺との関係では、katsuは先生・・ここがしっかりしているので、比べなかったけど、
かぐやは同じく俺に習った人・・・ととらえてしまったんだろうね。

俺は素直にアップルさんの作品を上手くなったね・・・と言っていたのに、
かぐやの作品を見て、そんなに上手くない・・・って反応だったのね・・・

だから、それは無理。かぐやは一緒に仕事をしたい・・・って目指している人で、
趣味では無い。上手くて当然で、毎日モザイクして当たり前。

やらなきゃさぼりで、やる気が無いなら辞めちまえ・・・なのである。
けれど、常連なら判るだろうが、みんな各々のペ-スで上手くなっている。

人と比べる時は、己を見失った時にみんなもやっているから・・・私も・・・って
気分になれるのなら良いが、みんなに離されてしまう・・・と焦ったり、卑下したり

するような気持ちになるのなら、逆効果になる。どちらにせよ、良い勉強なのね。
こんな気持ちになるのも・・・。続けるにあたってはね。

結局、これも成長に繋がる。気持ちに良い意味でも悪い意味でも変化が加わるのだから。
揺れる気持ちってのは、心を鍛える良い刺激になるからね。

ただそれに負けると、何をしても逃げる・・・楽な事を選ぶ・・・と言う選択に
なって行く・・・ってのはおそらく事実なんだろうがね。

そう言う点でもアップルさんは地味に上手くなっているのね。マイペ-スで。

そうそうさっきのかぐやだけれど、俺は世界で2番目にモザイクをしている人だと
思うから、そこそこ上手いと思うのね・・・あはははは。あくまで俺はね・・・。

しかも俺の弟子だし・・・。くっっっっ。

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モンゴルの額の仕込み・・・

2012-04-26 02:30:21 | モザイク作家
池がわいわいと賑やかで、知らない人がまた見てるんだなぁ・・・と覗くと、
中学女子が6.7人いる。しかもピカピカの制服にかばん。

特に何する訳じゃなかったのだけれど、目が合ってしまったのでご挨拶をすると、
話し掛けられた。いっぱい金魚がいて癒されますぅぅって。

金魚好きなの?と言うと、可愛いぃぃって言うので、生まれたばっかりのもいるよ・・
と違う容器を見せると・・・



良く観ると判るんだけれど・・・・あっめだかみたいなのがいる・・・凄いぃぃって。
すると金魚の質問をいくらかされて、まっ大体答えられる程度だったのだけれど、

こっちの金魚1匹で可哀相っていった子がいて、それは病気でね・・・体に白い点々が
あるでしょ?って言うと、白点病・・・って何人かの子が・・・詳しいじゃん・・・

中学女子って金魚に一番遠い感じがしたけど、そうでも無いんだね・・・。
むしろ詳しい子さえいた。何せ子供もいないし・・・中々こんなに話す機会も無いし。

中学女子侮れない。そんなこんなでお開きとなったが、金魚の事は話せたけれど、
俺が何をしている人か?は聞かれなかったので、話さなかったけれど・・・・

その内、気が付いてくれると・・・金魚のおじさんから何か違うおじさんの称号に
なるのかなぁ・・・?あはははは。

そんな中、アップルさんから電話があって、明日ユニディさんの教室がありますよねぇ?
って話で、明日行っても良いですか?と予約が入る。

そんな中、ユニディから連絡があって、子どもの具合が悪くなって明日の教室を
キャンセルって話になって、入れ替わったのだけれど、午後からになったので、

深夜の時間を多く出来そうなので・・・・目地まで欲張った・・・



ひとまず4枚は完成した。

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のりちゃん親子教室とモンゴルの額の仕込み

2012-04-25 01:07:16 | モザイク教室


そうそう昨日、かぐやのも俺のも卵がかえったのね。けれど最初に生まれていたみどりは
全滅だったらしい・・・まっそれも仕方無し。まだ池の金魚はこれからが本番だから

またあげるから・・・頑張って。と言う事で、今日は暖かくなるらしいので、
期待大。さてどうなるのかな・・・?

そんな中、のりちゃん親子教室なんだけれど・・・・今日はいかに進歩があるか?の話。
早くいらっしゃったのだけれど、色々な話の中で最初の体験教室で山周タイルを切って、

四苦八苦した・・・って言うのね。確かに最初からは大変だったとは思う。
ただぺきぺきではお洒落度に限界があるだろう・・・との判断から、体験ではあるけれど

山周タイルを使ったんだけれど、コ-スタ-2つだったかな?3つだったかな?
最後は握力が無くなっちゃった・・・感じだったらしいんだけれど。

そんな事を踏まえて、アトリエのテ-ブルだったり、今のモンゴルの額だったり、
山周タイルだらけの作品を見て、しみじみ凄いぃぃ・・・と言って下さるので・・・

じゃちょっとしばらく振りに切って見ましょうか?・・・・ちょっとやって見て下さい。
と山周タイルを渡して、ハ-トでも・・・と言うと、余程苦い思い出なんだろうね・・・

おっかなびっくり切り始める・・・取り合えず今使っている1cmタイルと同じ気持ちで、
・・・はいどうぞ・・・と切ると・・・えっ?あっ・・・・柔らかいぃぃ・・・あれ?

このセリフで何とも以前とは違うのが良く判る。誰が聞いても固さにはひるんではいない
しかも、たった1回切っただけで、切れる・・簡単・・・と判断した。

この自信はもう山周タイルを克服した・・・もう使える・・・楽に・・・になった。
少なくともひるんで使えない・・・って事は無くなった事になる。

これを後からやって来たのりちゃんにもやって貰ったのね・・・


今、これだけのグレ-ドのぺきぺき作品を作るのりちゃんにもね・・・・
すると、切る前に切るんですかぁぁぁ・・・とほぼお母さんと同じセリフで始めると、

やっぱり固いぃぃ・・・ってセリフがお母さんとは違った。えっ?柔らかいじゃない?
とお母さんは言うものの、のりちゃんは固いぃぃよぉぉぉ・・・・って。

これなのね。つまりお母さんは1cmタイルの固さに慣れちゃったので、それよりも
柔らかい・・・であって、のりちゃんはぺきぺきの柔らかさに慣れているので、

あの時と同じままで、何を切ってもぺきぺきよりも固い・・・となる。
その結果、お母さんは今後どんなタイルでも使えるようになっているのに対して、

のりちゃんはぺきぺき以外を使うと、すべて固いタイルに感じてしまう。
勿論、ぺきぺきならもうかなりの腕前なのは、誰が観ても一目瞭然ではある。

ただここが分岐点になる。先に進むか?このままなのか?楽しむだけならもう十分。
完成すれば誰が観ても上手い作品に見えるのだけれど、本人は全くそうは思っていない。

そうね・・・上手いって言うのを人に言って貰わないとね・・・ただ俺が先生として
言っても、もう聞き慣れてしまったので、先生は生徒に下手とは言わない・・・って

感じに聞こえちゃっているらしいのね・・・まっリピ-タ-になると、そんな事は多々
ある。だからこそのサ-クルなんだけれど・・・。

つまり個人レッスンのアトリエは指導を独り占め出来るから、かなり事細かく教えられる
がしかし、それによって技術は上がっても、その評価を俺がしても、比べる相手が

いつも俺になってしまう人がいたりする・・・そんな事をすれば、いつになっても
上手くなった事には気が付かない事になる・・・何故なら俺は先生なのだから・・・

けれど良くあるセリフで、どうしてもこう切れないぃぃ・・・って俺の作品を指さす
人がいたりする・・・これが個人レッスンの欠点。

それが団体のサ-クルのような場合だと、比べる相手がいるから進み具合もそうだし、
評価として慣れて来ると話も出来るようになるし、何よりも同じ生徒目線って言う

ものがある。そこが先生と生徒と、生徒同士って言う違いになったりもする。
しかし、それにもやはり欠点はあって、上手ければ何の問題も無いが、余りに遅れたり

見劣りする作品になったりすると、卑下してしまったり、萎縮してしまったりする人も
いたりする。しかも指導時間は人の分だけ減って行く訳なのね。

だからそもそもは、団体は楽しむもので、個人レッスンは腕利きになる為のもので、
趣旨が全く違うものなんだけれど、きちんとした気持ちが無いと周りと比べて

プレッシャ-が掛かったりしてしまう場合もある。けれどタピオカなんかが良い例で、
ずっとサ-クル活動が主であっても、長く続けるとあぁなるって言う証明な人である。

それが同じサ-クル出身でも、アトリエに通ったキウイとなると、もう趣味には見えない
作品を作れる腕利きになっているし、弟子としてエ-スの自覚を持ってやっていると、

腕前だけならプロとして金を取れる作品を作れるかぐやのようにもなる。
何にしても、段々とそう言った人の評価を受ける・・・って刺激に行くか?行かないか?

になって来るのね。そう言った点でも2人にも人に観られる所に行くべき・・・と
お母さんにはこの作品を市民展のようなものにエントリ-する事をお勧めしたのね。

でものりちゃんの作品は完成しても、上手く出来ているのに工芸なのだ。
使えるものになってしまうものだから・・・これを飾るものを作れば、美術品の方向に

なる。勿論、それに値するかどうか?はエントリ-した時の評価であって、その時の
審査員の判断となる。ここ。これがのりちゃん親子に今後必要なのかな?と思えるのね。

お母さんはいくらかサ-クルのみんなの評価で自信も付いて来ている。
しかもそれによって自信が付いて良いはずなんだけれど、逆にそれだけの評価なら、

花さえ終わればグレ-ドはそこそこなら、まっ後のバックは茶々と・・・駄目ですか?
って言う始末・・・駄目ぇぇぇぇ、それは駄目ぇぇぇ。となる。

勿論、そうはしないだろうが、若干長いなぁ・・・とは思っているみたいなのね。
けれど最初は1年掛かっても・・・なんて言ってたのね。今みんなの評価がお腹を

いっぱいにさせているのも事実。だから刺激を加えて何とかキ-プさせようとしている。
逆にのりちゃんはぺきぺきを使っている以上、楽しむモザイクだから無理は無く

進めるし、上手くなると大きいパ-ツも難無くクリア-するから、ドンと大きく進める。
これを手に入れると、のりちゃんの苦手な事・・・それは細かくて進みが悪い・・ここ。

これから始まる最後のケ-キにはキウイやイチゴのフル-ツが満載・・・。
今までとは違って苦手な細かいパ-ツのオンパレ-ドなのね。

けれど出来ない訳じゃないのね。好きじゃないだけ。ここなのね・・・好きじゃない。
これ・・好きか?好きじゃないか?違うタイルのすべては細かいタイル・・

固いわっ、小さいわっ、進まないわっ・・・のりちゃんが好きじゃない事だらけ・・・
それをコロの色可愛いでしょ?とそそのかしてはいるんだけれど・・・あはははは。

まっゆっくり騙して行くかっ・・・いずれにせよどちらも上手くなって、次なる課題が
必要になりつつある・・・それが事実。

そんな中、キウイが差し入れ持ってやって来たので、キウイにお母さんのチャッチャを
話すと・・・・チャッチャは禁止。とキッパリ。たよね・・・流石なのね。

頼もしい生徒である。そうモノ作りをするのに、楽を選んではいけない。
そうすれば必ず芸は身に付くし、役に立つ日は来るのね・・・

それにしても良い作品になりつつある。

その後は・・・

中々進まない・・・


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モンゴルの額の仕込み

2012-04-24 06:29:31 | モザイク作家
ん・・・進まない・・・先方から催促っぽい電話が来て・・・・終わらないって話を
したが・・・何とか出来る所まで・・・そうねぇ、そりゃそうしたいわさ・・・俺も

ここで言いづらい話もあるし、何しろその中の1つは貧しい事・・・生き方そのものが
しょぼい。例えば大先生なら、こうしたい、あぁしたい・・・だから予算はこの位・・・

そして準備出来たりする・・・がしかし、Ⅴシネマ作るよりもきつい状況では、
使うお金も必要な順番に・・・になる。まずは木を買った・・・下地が無いとね・・・

そこでまず2つに分かれる。表面がガタガタで下絵が描きづらいラワンを選ぶか?
ツルツルのシナを選ぶか?当然値段は畳1枚で、1000円以上違うのね・・・

しかしここはシナにした。別に会社に言われて恐縮してやっている訳でも無いし、
強制されている訳では無いが、選び放題で良い・・・とは言われてはいない。

更に言えば、手間の値段から言えば、バランスってものがある。
手間は同じでいくらでも材料代はある・・・これでは奴隷である。

本来、手間が安く予算が無い・・・とか、手間も高いが予算もある・・・かのいずれか?
がクリエ-タ-に良くある話だが、過渡期の俺は手間が少なく、材料代は次々に変わる・・

こう言った不自然な現象が多い。最初に決められた設定金額があって、それをベ-スに
絶対使うものを買って、予算を消去して行く方法を取っているのだけれど、

当然、残った金額が手間となる。だから最初から無理と判っている場合もある。
それで何日生きられるか?の計算をして限界を割り出すのだけれど、

何1つ変更されては困る余裕の無さから、1つ上手く行かなくなると、窮地に追い込まれる
常に危険と背中合わせとなる・・・まっこんな感じなのね。

それで生命保険の解約で余裕を作って毎日を過ごす・・・の最後の賭けとして、
本当に体を張って見た・・・ってのが、今の俺。

それで宣伝広告みたいなイベント参加して・・・まっゴルファ-なら月曜日からの
予選から自腹で戦ったり、持込みしている漫画家みたいな事をしていたのね。

そんなやりくりをしているのは、最初に設定金額の中で最善を尽くす為に、悩んだ末に
材料費に手間を回してしまう事が多いのだけれど、後出しじゃんけんのように、

材料費を追加されても、手間は戻っては来ない・・・これでは何の為に無理したのか?
判らない・・・このやり取りにをしている間に、自然と最初に決まっているから・・・

と材料をいっぺんに買わなくなったのも事実。変更されても注文した材料は変更は
利かないし、何度かに分けて注文する事が多くなった・・・

こんな事を踏まえて、まさかこうしてまたモンゴルに行くとは思っていなかったし、
なるべく色々踏まえた上で・・・と最善と考えた末に手持ちのタイルをバックに

多く使ったら、その手持ちのタイルは廃盤になった・・・今回はそれを知った上で、
前回にこだわらず・・・で結構ですって話も頂いたが、雰囲気は余り変えたくない・・

そう言う自分がいて、しかも過渡期ではあるが色々と狭間に立たされている部分も
あって・・・あっちを立てればこっが立たず・・・何とも書きづらい事がある。

そんな中での、例え少しでも送りたい・・・その気持ちも判るのだけれど・・・
ん・・・そんなこんなのここまで・・・ん・・・進まない・・・


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リピ-タ-さんご夫婦教室

2012-04-23 07:29:51 | モザイク教室
何か寒くなっちゃったのね・・・・ここんとこずっと外の池は13度キ-プって感じ。
それが今日は11度。先週の日本観賞魚フェアの時は15度あったのに・・・

あの日に産卵した卵をかぐやとみどりにあげたんだけれど、みどりはかえったらしい。
けど、俺のもかぐやのもまだなのね・・・駄目なのかなぁ?

さてそれはそうと、ご夫婦教室。自宅でも頑張ったらしく、かなり進んだでしょ?
奥さん。自分でも手ごたえがあったらしく、こんな感じなのかなぁ・・・?って言うのが

理解しつつある・・・そんな感じなのかな?ちなみに宿題なんて事にしたコ-スタ-が
あるんだけれど・・・それがこれ。



花が奥さんでろうそくがご主人。奥さんはぺきぺきでは無く1cmタイルの固さでも
何とか頑張れば出来そうな気配あり。これだけ出来れば良いでしょ?

ではご主人は?と言うと、


こちらはほぼここのみで前回の続きって感じだったが、良く見て欲しい事がある。
奥さんの富士山は前回までは、本人の感覚としては、ん・・・ん・・・って感じで、

何とか富士山には見えるかなぁ・・・と半信半疑って感じだったのね。
それが自宅で進めた空で段々と富士山らしくなった事で安心感は増したって感じになった

そんな中で、1cmタイルに手を付けた・・・上手くいって新たにチャレンジ・・・・
そんな感じか?もしくは、好きな花って事で大きさも手頃で楽しめたのか?

固い1cmタイルも難無く仕上がった。ではどっちが実力ある人に思える?
これが富士山に見えるのね・・・俺は。この場合はある意味普通なのね。

つまり時間を掛けている状況の評価が高く見えるのだから。
それがご主人の場合は同じ1cmタイルであるから、切り慣れている素材となる。

比べるべきは空、富士山、ろうそく、の3つ。そして見張るべきグレ-ドがろうそく。
普通に考えたら、ろうそくをこう仕上げようとは考えないだろうね・・・経験者なら。

何ともデザインとして優れていると思う。とても美しい仕上がりになっている。
では同じ人が富士山を作った・・・と考えると、富士山が先なのだから、慣れて

グレ-ドアップとも考えられる。しかし、それなら空は?となる・・・と見ると、
どうだろうか?ここで判るのは、ご主人の得意と不得意な部分。

まずは得意な事は、しっかりと輪郭がはっきりしているもの・・・つまり富士山や
ろうそくのメイン。それを輪郭をしっかりはみ出さずに作る・・・これが得意だから、

グレ-ドが良く見える。がしかし、空、海・・・のようにどう作れば良い?・・・と
漠然としていて決まりが無いみたいな事が不得意なんだろうね。

けれどそれだけじゃないのね。では得意の富士山とろうそくを比べると・・・・
富士山は決まり事のようなデザイン通り。しかしろうそくはオリジナルのデザイン。

つまりオリジナルとしてこんなデザインで切る事が出来る人なのである。
しかし規定として見ながら作っても、形のはっきりしていて作り上げるスタイルも

まずまずに作れる。そうしたグレ-ドの目立って良いものがあるから、見劣りしてしまう
ものが出て来てしまうのである。しかしそうだとしても、最後までテンションを下げず

終れると、富士山に確実に見えるって言うものがあるから、グレ-ドを保つ作品になる。
こう言う場合の、教える側って難しいのね。

同じ富士山の題材をご夫婦でやり、なるべく比べられないように素材を変えたのね。
しかし当然、自分の作品とは比べるべきで、それが進歩の確認としてバロメ-タ-になる。

それが奥さんのように、順番に階段を上がる・・・そんな風に見えれば、特に問題無く
ではこうして・・ではこうして・・・となるが、もうすでにオリジナルって部分の

要素を持っていて、しかし本人は全く意識無く・・・不得意と得意な部分をご理解して
貰って・・・次回作として景色のような作品では無くて、本体のみ・・そう言う題材に

なるようなものを選んで欲しい・・・と伝えるのは、プライドとか傷付かないように
・・・・とか、色々と考えてしまうのだが、ご主人がブログ見てますぅぅ・・・と

言って下さるな人なので、非常に助かる。何しろご夫婦で同じ事をする・・・それは
とても素敵な事だが、上手くなる・・・を目指すとライバルにもなる。

どちらか一方が進歩が早く・・・にならないように・・・そして持ち味が何であるか?
を見極めないと・・・そこが問われてしまうのね・・・俺。

しかし難しいのね・・・奥さんは器用で巻き返しが上手いし、ご主人は素直な人で
とても影響されてしまうから、あんまり言ってしまうと、その通りにやってしまうし、

感覚ってものを教えるのに、すべてを教えてしまってはならないし・・・
ご主人への指導を奥さんは盗んでしまうし、盗んで欲しいご主人は奥さんへの指導を

聞く余裕が無いのね・・・。でもバランスってものがあって、奥さんを上手くするカギは
ご主人にある・・・このご夫婦教室はそんな教室である。

ここはいつか仕事に結び付けたい・・・って話なので、ちょっぴり塩味な教室でもある。
大事にもしたいが、甘くもならないように・・・何とも難しい話なのね・・・

しかしその分、作品グレ-ドは全く問題は無い。

その後はモンゴル仕込み・・・


是正点あり・・・進まないなぁ・・・


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ご新規さん、オ-ドリ-教室

2012-04-22 05:48:49 | モザイク教室
まずは合い間を見つけてモンゴルの額を進めないと時間が無く・・・朝飯前作戦。
と言う事で、早目の始動。



後、1800mm分の英語部分で横の文字は終わる・・・結果としてここまで・・・
と言う事は、後1日掛かる事になる。つまり日曜日のお教室後に終わる予定。

後の文字部分は、ひらがなで、かささぎの・・・ってのを縦に2つ左右に作る。
それで文字は終了。後はコロでさくらの花びらを満載にして、エミリアでクラッシュ。

完全に25.6日の空輸には間に合わなくなった・・・出国当日の手持ち決定。

さてそんな中、ご新規さん教室なんだけれど、遠方かららしくトラブルがあって
遅くなる・・・と連絡が入る。

まっそれはそれで作品作りをすれば良いし、特に問題は無かったんだけれど・・・
1時間位経って・・・いらっしゃって・・開始。

名刺を渡してご挨拶を・・・としようとすると、あっ持ってます・・・って。えっ?何故
・・・何処かで貰ったらしいのね・・・そう何処かで・・・でも何処だか判らないらしい

けど持っていて下さって、いつかやって見たいな・・・と思っていてくれたらしいのね。
有難い話なんだけれど・・・・何処なんだろう?それは結局見つからず、暫定で

鴨川では無いか?と言う事で・・・となったが・・・何処なんだろう?・・・・

まっそれはそれでいつものように、何しましょうか?・・・からスタ-ト。
すると、鏡・・・トカゲ、・・・そして指を指した作品が以前やった高洲のイベントの

サンプル・・・って事はエミレア・・・下地の木は楕円を持っていたので・・・・
外枠のエミリアの仕込みクラッシュのパ-ツを渡して張って貰っている間に・・・

何処かにあったんだよなぁ・・・・鏡・・・って探すと見っけ・・・。
と外枠が張り終わり、鏡を急きょ張り、とかげに入る。

ひとまず絵が苦手と言う事で、軽く絵の描き方を教えると、こんなデザインとなり、
好きな色を選んで貰い、例の見えない子供作戦・・・。

ここに見えない子供がいるとして、何色に見える?って聞いたら、何色って言って
貰いたいのか?って話。するとこの緑って言うので、後の色はトッピングね・・・と

説明して、トッピングは青海苔みたいなもんだから、やきそばよりも小さめに・・・
のいつもの説明をしつつ・・・遅刻した理由の話になって・・・どうやら車で

旦那さんが送ってくれる事になって・・・渋滞に巻き込まれ、途中で降りて、
駐車場に入れて結局電車で・・・と大変だった事が判った・・・それはそれは・・・

と、ここで話が終わるなら良かったが、実はそこまで一緒に来て、乳飲み子を旦那さんと
お姑さんは私が終わるのを何処かで待っている・・・との事。

しかもこの後、昼ごはんもあって、さらに葛西の水族館に行く予定も組まれている・・・
だから帰る時間は変更無し・・・・って・・・・。えっ?もうその時点で終わらない・・

完全にパ-ツの手伝いを俺もやらないと終わらなくなった・・・・そこでバックは
クラッシュを作ってあげて張るのに専念して貰って、様子を見て時々本人も・・・切る

そんなこんなで何とか若干オ-バ-って感じでオ-ドリ-と入れ違い位で終了・・・
逃げ切った・・・そんな慌しい終わり方だったんだけれど、まっ乳飲み子いるって言うし

お姑さんが・・・の時点で、俺の方が緊張してしまった・・・プレッシャ-が掛かった。
本人は涼しい顔していたが、完全に俺は気が気じゃ無かったのは言うまでも無い・・・

まっいずれにせよ、笑っていたので結果は良しって事で終了。
その後、オ-ドリ-教室は・・・


本人も気が付く・・・あっ私、終わっちゃう・・・そうもうほとんどクラッシュのみ。
って事は、俺も下地作りをしなくちゃならない・・・何しろこれは古時計・・・

振り子も作らないとならないのだから・・・。しかもオ-ドリ-も新作の下絵が完成して
いないらしく・・・もう1作挟もうかな・・・?って言う始末・・・。あらまっ。

何しろすでに間に挟んだ作品がこれなのだから、挟む作品って言ってもこのグレ-ド。
時間としても結構使っている。一応、老婆心で終わりを決めてから挟む事・・・と

遊び作品の心構えの確認をすると、テ-ブルでも作ろうかなぁ?って・・・。
中々上手くなったもんだ・・・このグレ-ドのものが作ろうかなぁ・・・って表現出来る

意外と軽い気持ちでね。何しろ、こんなやり取りがあったのね・・・
katsuさん、金1枚使って良いですか?あぁ良いよっ・・・でも1枚で良いのかいぃぃ?

失敗はしないのかいぃぃぃ?とまるで、千と千尋の湯婆婆のように言うと・・・
丸に切るだけですから・・・とキッパリ。おぉそりゃ凄いわっ。

丸にすんのに四苦八苦で金のタイルの値段でびびった奴が、丸ごとき・・って表現出来る
ってのは、多少自信も出て来た証拠。良いんじゃない・・・上手くなったじゃん。

と言うと、気が付いたんだろうね・・・本人も・・・苦笑いしてた・・・・
そこで高笑いでは謙虚さが無いが、苦笑いなら最高。

同じ質問をしたとして、イメ-ジで言うのなら、かぐやなら・・・はぁ?何の事?って
質問の意味が判らない・・・馬鹿にしてんの?って態度な感じだし、

キウイなら、うふっ・・・とか、えへっ・・・って笑って済ませようとする感じだし、
さくらなら、金使っても良いですかぁぁぁぁ・・・・あっやっぱり良いですぅぅ・・・

と逆プレッシャ-を掛けて来るだろうし・・ってイメ-ジ・・・すべてね。
こんなのが想像力。合っていようがいまいが、雰囲気ってのはこうやって微妙に変える。

そうしてイメ-ジして、そう見えるようにするにはどうするか?って作り出す・・・
それが構想を立てる中での、枝葉の部分の作り方なのね・・・俺は。

イメ-ジってのはボヤッと浮かべて、きっちりと磨いて見えるようにする・・・
しかも洗車のようにいっぺんに・・・では無くて、遺跡発掘のように。

あっここ発見・・・って事は・・・この辺にも・・・ここが足だから・・・この辺は
頭があるはず・・・あっ違ったかっ・・・ここか?・・・いやこっち・・・って

自分で想像したものでも、頭の中ではぼんやりしているもの・・・明日は忘れるかも
知れない・・・そんなはかないものかも知れないし、絶対忘れないけれど、ぼんやり

しているものだったりする。それを例えかけらでも残せると、必ずそれをカギにして
その1手から技術と想像力、洞察力、観察力で作り上げる・・・それがクリエ-タ-。

中々手強いが、面白い奴がまた1人育っている・・・そんな感じがした。

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お教室ダブルヘッダ-とモンゴルの額

2012-04-21 00:40:04 | モザイク教室
と言う訳で、ひとまず朝は7時にはアトリエ。何しろ結構きつくなったのは事実。
流石にモンゴルの額まずいんじゃない?・・・・俺。

最悪は送るのを断念して、当日持って行くしか無い・・・

さてまずはご新規さん。急きょ入ったので四角の下地を前日に作成。
いつものように、説明から入ると・・・どうやらDIYとして住宅リフォ-ムを考えて

いるらしく・・・それではペキペキでは意味が無いので、いきなり固いタイルとなる。
山周タイルにエミリア・・・バックは手持ちにあった2cm位のタイル。

いずれにせよ、失礼な言い方になってはしまうが、思った以上に仕上がりが良かったのね
実にグレ-ドが良い。これが体験なら上出来である。

それが、どうやら旦那さんがネットで俺を探してくれたらしく、この作品を見て貰うのも
楽しみでもある。

そんな中、入れ替わるように今度は2人組。1人は以前いらした事がある方だったのね。
まずはそのリピ-タ-さんの作品。



これが先日作った下地。作成最中に角嶋の親父さんにいよいよ家具屋かぁ?って言われ、
悩んで何とかたどり着いた下地なのね・・・

それがその後、FAXが届き・・・こんな事がしたいって・・・


ただ目的もはっきりしていたし、時間も焦ってはいないし、それでは・・・と、
言う事で始まったのね。それでお友達は?となると、



もはや体験教室のグレ-ドでは無く、朝の方の作品と言い、見事としか言いようが無い。
時間は当然掛かっているのではアルガ・・・、グレ-ドを落とさないって言うのは、

当然そう言う事になる。体験教室・・・最近の方はあなどれ無い。
そんな中のモンゴルの額は?


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