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カテキンは新型コロナウイルスを抑える?

2021-10-12 07:56:19 | 病気


新型コロナウイルスの感染ですが、東京においては新規の感染者が減少傾向にあります。

全国的に見ても、大分減ってきているようです。

このまま一桁台まで減少するようであれば、新型コロナの終息が見えてくると言うものでしょう。

一時は、1日当たり5000人以上の感染者もおりましたから、現在の減少は驚異的と言わざるを得ないでしょう。

これはコロナのワクチン接種によって、感染の広まりを抑えていることによるものと思われますが、さらに多くの方が接種を受けることで終息を早めるのは言うまでもありませんね。


ですが、このまま新型コロナが終息を迎えるとも思えず、第6波、第7波の感染が始まる可能性は否定できません。


このような考えから、日本でのコロナウイルスの予防ワクチンの開発が進められておりますし、また治療薬の開発も進み、治験が始まっているとのことは外国の薬に頼らずに、安全な薬を国民の方々に届けたいと言う日本の薬品メーカーの強い意志の表れであると言うことにもなるでしょう。

ワクチン接種が、国民の殆どが終えている国もあります。

しかし、世界的にみると減少から一転し、感染が増加している国もありますから、ワクチン接種を終えたとしても気を緩めずにマスクの着用、3密を徹底すべきなのでしょう。

そんな中、緑茶に含まれているポリフェノールの一種であるカテキンが、新型コロナウイルス対して効果があるとの研究、報告が見受けられるようになりました。

では、どこの国での研究で、そのような結果が出てきたのでしょう?

日本人は昔から緑茶を飲む習慣がありますから、他国の方々より新型コロナウイルスに感染する方が少ないのでは・・・と考える方も少なく無いようです。


緑茶を飲む習慣が新型コロナを抑えているのなら、緑茶を飲まない訳にはいかないようですが、どのような緑茶が新型コロナウイルスに効果を表すのでしょう。



新型コロナウイルスと緑茶

予てより、緑茶には様々な効果があると言われております。

ではまず、どのような効果が緑茶にあるのかを見て行きたいと思います。



緑茶の効果とは・・・

緑茶のメーカーの研究によりますと、次のような効果が認められると言います。

・高血圧予防

・抗酸化作用

・虫歯および口臭予防



このような効果が、緑茶の顕著な効果と言えるでしょう。

高齢者が多い田舎でも、近所付き合いで良くお茶を飲む方々には高血圧倒れ、亡くなられる人は意外に少ないようです。

また、お茶を頻繁に飲まれる方には抗酸化作用が良く働き、活性酸素を抑えてくれますので身体に生じる不都合が生じ難くしてくれていると考えられます。

さらに、不適切な歯磨き等における虫歯の発症、口臭の発生も緑茶に含まれているカテキンが抑え込んでいるようですので、緑茶を飲まれる頻度の高い方ほど虫歯や口臭が少ないと言うことにもなるでしょう。


このような効果が緑茶にはあるのですが、含まれている成分のカテキンによる働きと言うことになるでしょう。

緑茶に含まれているカテキンですが、1種類ではなく4種類もあります。

では、どのようなカテキンがあるのかと言いますと、エピカテキン(EC)、エピガロカテキン(EGC)、エピカテキンガレート(ECG)、エピガロカテキンガレート(EGCg)の4種類が緑茶のカテキンと言うことになります。


冒頭に記述致しましたが、新型コロナウイルスに働きかけて不活化させるカテキンが上記の4種類全てのカテキンではありません。

カテキンの中で最も抗菌、抗ウイルス作用が強力なのがエピガロカテキンガレートになります。


このことから推測しますと、このエピガロカテキンガレートが新型コロナウイルスに効果を表すと考えられます。



新型コロナウイルスとカテキン

カテキンに様々効果があることから研究が行われ、インドERA医科大の研究では新型コロナウイルスの増殖をカテキンが防ぐと発表しました。

また、日本の奈良県立医科大学の研究では、1分ほどコロナウイルスとお茶を接触させると感染力が99%失ったとのことです。

さらに本年2021.6月、京都府立医科大学と伊藤園の研究では、カテキンがコロナウイルスを不活化するとの発表をしました。

では、抗菌、抗ウイルス作用が大きく、新型コロナウイルスに強く働きかけると思われるエピガロカテキンガレートが含まれる緑茶はどのお茶でしょう?


緑茶もいろいろな種類がることはご存知でしょう。

玉露があれば抹茶もあります。番茶があればほうじ茶、煎茶もあります。

エピガロカテキンガレートが多く含まれている緑茶は煎茶になります。

つまり、一般的によく飲まれている緑茶の一つである煎茶に、新型コロナウイルスに効果があると思われるエピガロカテキンガレートが含まれているのですから驚きです。

と言うことは、煎茶を常に飲み続けていると、新型コロナウイルスに感染するリスクが低下すると言うことになるでしょう。

では、煎茶を淹れる場合、注意すべき点はあるのでしょうか?

エピガロカテキンガレートを多く抽出させるには、飲み頃の温度のお湯で煎茶を淹れてはいけません。

高温のお湯で淹れないとエピガロカテキンガレートは多く抽出されません。

熱いお茶が苦手な方は、冷めてから飲むようにすると良いでしょう。
また、ペットボトルに入れて出先で飲むことも、新型コロナの感染リスクを抑える点からも非常に有効と言えるでしょう。




まとめ



新型コロナウイルスの感染拡大が停止しているようですが、再び猛威を奮う可能性は否定できません。

日本の医薬品メーカーも必至で新薬の開発に力を注いでいるようですから、副作用の少ない新型コロナ用薬品を早期に使用できることを望みます。