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新型コロナウイルス・在宅勤務で腰痛!?

2020-10-11 09:30:54 | 病気


新型コロナウイルス感染症の予防対策の一環として、企業に増えているのが在宅勤務やテレワークのようです。

仕事が会社から自宅内に替わっただけなので、仕事においては何ら変わりは無いのですが、在宅勤務に替わってからと言うもの身体に異常が生じていると言った話が聞かれるようになりました。

その一つに腰痛があります。

それではどのようにして腰痛が発症するのでしょう?



新型コロナ予防で腰痛?!


会社では打ち合わせなどでフロア内を移動することもありますし、外で昼食を摂ることもありますが、自宅勤務においては食事やトイレで移動する距離は微々たるものです。

つまり、身体を動かすことが激減してしまったのですから、血流が滞ってしまいがちになる事は避けられなくなります。

血流が滞ってしまうと、腰の筋肉に酸素や栄養が届き難くなってしまいますから筋肉は柔軟性が失われて固くなり、腰痛となって現れて来るのです。

このようなことが在宅勤務やテレワークをする方に起きており、腰痛を発症している方が増加しているのです。


会社と在宅勤務を比較した場合、デスクのパソコンに向かっているなら会社の方がずっと長いと思われます。

しかし、先ほども記しましたが会社では動き回ることが結構あります。

上司に指示を仰いだり、同僚と意見を交換したり、部下に用事を依頼したりと・・・その都度短い距離ながら移動することが頻繁に起こります。

ですが、自宅では机があれば椅子に座り、机が無い場合にはテーブルの前で正座をしたり、胡坐を掻いたりしてパソコンのディスプレイとにらめっこすることになります。それも会社内のように動かずに・・・

ですから自宅勤務は、いわゆるエコノミークラス症候群が発症しやすい状況になっているのです。


エコノミー症候群にまでいかないまでも、腰痛の発症はやむを得ない状況と言うことにもなるでしょう。

しかし、在宅の場合は新型コロナウイルス感染症に感染するリスクは非常に低くなる、あるいは危険がゼロに等しい状況にまでなるでしょうから、マスクをした時の息苦しさからは解放されます。


新型コロナウイルス感染症が終息するまでには、まだまだ時間が掛かるようですし、終息した後も在宅勤務やテレワークを継続する企業もあるようです。

このことから考えますと、今後も腰痛の発症は避けられないようですから、腰痛が発症しない様、悪化しないような対策をコロナウイルスの感染対策と同様に留意しなければ、様々な病気に罹患する可能性があると言うことになるでしょう。


それでは腰痛対策として、在宅勤務をする方はどのようなことをすれば良いのでしょう。



在宅勤務の方の腰痛対策


在宅勤務やテレワークをしなければならない方は、腰痛対策として次のようにすることが望ましいようです。


・一定時間ごとに立ち、歩く

仕事に集中するのは良いのですが、夢中になり過ぎて身体は凍結状態になられる方もおります。
そうなると、血流は滞るようになりますから腰痛の発生が危惧されるようになりますので、1時間毎のタイマーをセットしておくと忘れることもなくその時間ごとに立ち歩く行動をとれるようになります。


・背筋が伸びるようにする

背筋を伸ばすことで腰周辺のコリを改善しますし、血流も良くなります。また、筋肉の硬直を改善します。


・PCディスプレイを大きなものに替える

PCのディスプレイが小さいと、画面をのぞき込むような姿勢になりますから猫背のようになって腰への負担が増加してしまい、腰痛が発症しやすくなります。
ディスプレイが小さいと感じる方は大きい物に替えることも視野に入れた方が腰のためにも良いでしょう。


・休憩時間にストレッチをする

休憩時間の時やトイレに行った時にはできるだけストレッチをして全身の血流を良くすると、気分転換にもなります。


・作業を自宅からネットカフェなどに替えてみる

自宅での仕事はし難いと言う方もおられます。また自宅は仕事ができる環境には程遠いと言う方もおられます。
そういう方は仕事の環境をネットカフェなどに替えることで気兼ねなく仕事が出来るようになりますから、身体への負担が減少し、延いては腰痛が起き難くなることも考えられます。



日々会社へ通勤していた時には否応なく駅まで歩き、階段を上り下りしていましたから、ある程度の筋肉は使っていました。

それが、今後は自宅勤務やテレワークが長くなると考えられますから、筋肉を使わなくなると言うことになり、筋肉の低下が考えられます。

使わない筋肉は衰えるだけですから、身体の様々な部位に影響が現れてきます。

身体の要である腰の筋肉も当然衰えてきますから、腰痛の発症は大きな悩みの種になる可能性もあります。

在宅勤務、テレワークが精神的負担になる場合もありますから、休日などは積極的に身体を動かすようにしなければならないのが現在の状況と言えるでしょう。


最後に


新型コロナウイルス感染症が蔓延するようになってから、生活が一変して精神的負担が増加し、ストレスになっている方も多く見受けられます。

会社はこの困難を在宅勤務、テレワークで乗り切ろうとしておりますから、社員の方もできるだけ身体を動かすようにして腰痛などの疾患が発症しないようにしなければなりません。

運動が苦手な方も沢山おられるでしょうから、そのような方は毎朝の有酸素運動のウォーキングがストレスの軽減に繋がり、体調を改善してくれることになると考えます。

もちろん、腰痛に効果があることは言うまでもありません。




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