腰痛&お悩みあれこれ

腰痛やお悩みについてお話します

腰痛の原因に腸管壁浸漏症候群!?

2020-08-03 09:48:19 | 病気


腰痛に悩まされておられる方は4人に1人と言うことですから、日本には2800万人もおられると言うことになるでしょう。

腰痛と言えば椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの病名が知られてtおります。

腰痛が昔と比べて増加している原因には、機械文明に発達、交通網の整備、自動車の普及などが挙げられるでしょう。

つまり、昔ほど歩くことが少なくなったことで、筋力が低下したことも腰痛を発生させていると言えるでしょう。

腰痛が酷くなった時には、手術をするしなければならない場合もあるようです。


腰痛には椎間板ヘルニアや脊椎管狭窄症などがよく知られていると記述しましが、その他には背骨の老化が引き起こす変形性脊椎症やギックリ腰などがあります。

さらに骨の老化病と言われている骨粗しょう症によっても腰痛が起きてきます。

検査では、二人に一人は腰に異常が現れていない原因不明の腰痛があり、これが腰痛症と言うものなのです。


これまで原因の不明な腰痛は腰痛症として処理されてきましたが、どうも腸管壁浸漏症候群(リーキーガットシンドローム)が原因で腰痛を発症した可能性があるのです。

・・・と言うことから、腸管壁浸漏症候群とは、どのような病気なのか、腰痛との関係を見て行きたいと思います。



腸管壁浸漏症候群とは・・・


腸管壁浸漏症候群は、一般的にはリリーキーガットやリーキーガットシンドロームなどと呼ばれております。

腸管壁浸漏症候群と言う言葉から察しのつく方もおられると思いますが、いわゆる腸漏れのことなのです。


つまり腸の粘膜に穴が開き、その穴から未消化のタンパク質や毒素、細菌、ウイルス、重金属、化学物質などが体内に入り込み、吸収されていくことなのです。


腸は免疫細胞が70%も集まっていますから、腸に穴が開いた場合にはそれだけ免疫力は退化して行くことになります。

さらに体内に入り込んだ毒素、細菌、ウイルス、重金属と言った異物により、より免疫力は退化して行きます。


その影響は身体の至る所に現れてきます。

それでは腸管壁浸漏症候群で発症する可能性のある疾患は次のようになります。



腸管壁浸漏症候群は発症sる疾患


腸管壁浸漏症候群で発症する可能性のある疾患は、頭の天辺から足のつま先まで現れると考えていいのですが、次のようなものが主なものになるでしょう。

● 身体的疾患

。腰痛

・胃もたれ

・下痢

・便秘

・口内炎

・口臭


肌トラブル

・ニキビ

・痒み

・赤ら顔


● アレルギー疾患

。アトピー性皮膚炎

・食物アレルギー

・花粉症

・喘息

・蕁麻疹

・セリアック病


● 精神疾患

。うつ病

・ADHD

・情緒不安

・頭痛

・物忘れ


● 月経異常

。月経不順

・月経痛

・PMS


● 自己免疫疾患

。橋本病

・甲状腺機能障害

・クローン病

・リウマチ


このような疾患などが、腸管壁浸漏症候群によって起きると言うことになります。


こういった疾患を生じさせないためには、腸管壁浸漏症候群を回避することが重要です。

それでは、どのようにすれば腸管壁浸漏症候群が起きないのでしょう?



腸管壁浸漏症候群が起きやすい人とは・・・


まず腸管壁浸漏症候群が起きやすい人と言うのは腸を大事にしていない人になりますから、次のような方は十分注意を要すると言うことになります。


・抗生物質を服用する機会が多い人

・除菌スプレーを利用する人

・添加物の多い加工食品をよく食べる人

・野菜を食べない人

・食物アレルギーが有る人

・お腹を壊ししやすい人

・不規則な生活をする人

・ストレスの多い人

・イライラしやすい人


このような方は腸への負担が多くなりますから腸に穴が開きやすくなり、腸管壁浸漏症候群になりやすなると言えるでしょう。


それでは、どうすれば腸管壁浸漏症候群を改善できるtのでしょう?

実は傷んだ腸を改善する栄養素と言うものがあるんですね。

ですから、この栄養素を摂ることで腸の穴は修復し、腸管壁浸漏症候群は改善する運びになるということになります。

では、どのような栄養素を摂れば良いのでしょう?


傷んだ腸を修復する栄養素


傷んだ腸には、グリシンやグルタミンを摂るようにします。


● グリシン

・グリシンには腸の炎症を抑える効果があります。

腸管壁浸漏症候群が起きた時には腸から漏れた毒素の処理を促され、腸の炎症を抑えられることになります。

つまり腸に開いた穴が塞がりますので、腰痛やそのほかの症状が改善すると言うことになるでしょう。

グリシンが含まれている食材としては、牛スジや豚足、鶏の軟骨に多く含まれております。

またオリゴ糖は腸内環境を整えてくれますから、上記のグリシンが含まれている食材と共にオリゴ糖を摂取することで腸の炎症は良くなり、腸管壁浸漏症候群は改善すると言うことになるでしょう。


● グルタミン

・グルタミンは腸の粘膜を修復する効果があります。

グルタミンには粘膜の再生を助ける効果がありますが、不足した場合には細菌、ウイルスが腸に侵入しますので病気が起きやすくなると言うことになります。

グルタミンが多く含まれている食材としては、肉や魚、タマゴ、大豆などになります。


さらに腸内には善玉菌や悪玉菌、日和見菌もおり、腸内環境を整えることで善玉菌は増えることになり、自ずと腸のバリア機能は強化されて行きますから、腸管壁浸漏症候群は起き難くなると言うことにもなります。



最後に


腰痛に悩まされている方は、整形外科で病名がはっきりしなかい場合は腰痛症でかたずけられることが多いようです。

病名のはっきりしない腰痛は、腸管壁浸漏症候群が原因で発症している可能性がありますから、グリシンやグルタミンが多く含まれている食材を摂ることで改善に向かう場合もあります。