新型コロナウイルスワクチンの接種が、遂に日本でも17日より医療従事者向けに始まりました。
すでに80か国以上の国で接種が実施されていて、主要7か国(フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ)つまりG7 中、どん尻の7番目でやっと接種が始まったのが日本と言う訳です。
イギリスでは昨年の12月から接種が始まりましたから、2か月遅れの接種開始となります。
この2か月も遅れていなかったら・・・
つまりイギリスと同時期に接種が始まっていたら、コロナウイルスで命を落とさずに済んだ方もたくさんおられたと推測できます。
そう思うと、ワクチンの入手を迅速に行わなかった日本と言う国に憤りを覚える方も多いのではないでしょうか?
兎にも角にも、医療従事者に2回の接種が滞りなく行われれば、コロナウイルス感染者への治療がより適切に、スムーズに行われると思いますから、命を落とされる方も減少するのではないでしょうか?
ニュージーランドでは変異ウイルスに感染した一家3人を確認したことで、最大都市オークランドは3日間のロックダウンに入ったとのことですが、感染者を増やさないためにジャシンダ・アーダーン首相が発令しました。
危機管理の整っている、対処の迅速なニュージーランドならではの手際の良さに感心してしまいます。
3人の変異ウイルス感染者が見つかってもロックダウンが行われ、それに対しての国民の反発も聞かれないのは、政府が国民にいかに信頼されているか、の証と言えそうです。
これが日本でしたら、てんやわんやの大騒ぎとなり、反発の嵐が吹き荒れるこもしれませんね?
まあ日本でもワクチン接種が始まっており、4月からは高齢者への接種が始まり、6月には2回目の接種を終えるとのことですから、安堵しておられる方も多いのですが、一般の方々への接種は6月以降となるようですから、2回の接種が終えるまではこれまで通り3蜜を避け、ソーシャルディスタンスを守り、マスクの着用、手洗いをまめに行うようにすべきでしょう。
このマスクですが、1年以上も着けていると言う方は多いようですから、様々な肌トラブルによって悩まされている方も見受けられます。
では、どのようなトラブルに見舞われ、どのような対処をすれば良いのでしょう?
さらにどのようなマスクがトラブルが少なく、且つコロナウイルスの感染を防ぐ効果が高いかを見て行きたいと思います。
コロナ対策は肌対策?
新型コロナウイルスが広まり始めてからと言うもの、世界中でマスクを着ける方が増え始め、現在ではコロナが蔓延している国の殆どではマスクを着けるようになっているようです。
初期においては、マスクの種類もガーゼを重ね合わせた昔ながらの布マスクを着ける方が多かったようですが、今では不織布(サージカルマスク)を着ける方が多く見受けられます。
TVのニュースなどでは、黒いマスクを着けておられる方もおりますし、模様付きのマスクや色付きのマスクを着けておられる方もおります。
これだけ新型コロナが蔓延していれば、マスクを着けるにしてもよりファッションを気にしながら自分好みのマスクを見つけるようにしている方が増えていると考えられます。
まあ、マスクを着けるのはウイルスを広めないため、感染を拡大させないための一つの対策ですから、口や鼻から飛び出る飛沫を極力防ぐマスクでなければ用をなさないと言うことになるでしょう。
新型コロナワクチン接種が国民全ての方に回るまでには、後半年ほど掛かると考えていた方が良いでしょう。
つまり、自分に接種の順番が回ってくるまでにコロナウイルスに感染しないようにしなければ、これまでの感染対策は意味を待たないと言うに等しいでしょう。
このようなことから、まだまだマスクの着用を疎かにできないのが私たち国民なのです。
では、現在流通している、販売されている主なマスクのメリット、デメリットを見てみたいと思います。
いろいろなマスクのメリット・デメリット
・布マスク(ガーゼマスク)
子供の時分から着けたことがあると言う人の多いのが布マスクでしょう。
この布マスクはガーゼマスクと言うように、ガーゼを12枚~30枚ほど重ね合わせたものですから、細かい粒子などはガーゼの目を通り抜けてしまいます。
ですから、ウイルスなどは布マスクを通り抜ける公算が強いですので、感染を食い止める効果は低いと考えられますが、洗って何度も使えると言うメリットがあります。
・不織布マスク
布マスクと同様、入手しやすいマスクとなりますので交換が容易になり、衛生面を考える方にとっては扱いやすいマスクと言えそうです。
ですが、購入コストが掛かると言うことと、汗を吸収しないので肌荒れを起こしやすいと言うデメリットもあります。
・ウレタンマスク
このウレタンマスクも布マスクと同じように洗って使えると言うメリットがあります。
また、通気性が良いと言うメリットも大きな特徴と言えるでしょう。
さらに、マスクの色もカラフルですから、オシャレな女性に好まれるのもウレタンマスクの良い所でしょう。
・・・ですが高価である点、飛沫を防ぎ難いことから、ウイルスを侵入させやすいと言えるでしょう。
つまり、人混み等の場所での着用はウイルスを広めやすいと考えられます。
以上の点を考えますと、不織布の下に布マスクを挟むようにすると肌からの汗をガーゼが吸収しますから、女性は肌トラブルが減少する可能性があります。
まとめ
先ほども記述致しましたが、新型コロナワクチンがウイルスの終息を迎えるほど接種が行き渡るようになるまでには、もう暫らく時間が掛かるようです。
接種の順番が回ってくるまで、新型コロナウイルスに感染しないように3蜜を避け、ソーシャルディスタンスを守り、マスクの着用、そして手洗いをこまめに行うようにしてください。