腰痛&お悩みあれこれ

腰痛やお悩みについてお話します

腰痛と便秘、下痢がある場合は、大腸がんにも気を付ける!

2018-04-18 15:20:26 | 病気

 

女性に便秘は多いですね。


1週間くらいはいつものことで、ひどい人になると10日も便通が無いと言う方もおられます。


そして、便秘の時に限って腰が痛くなる!と言う方もいるようです。また、逆に下痢の時に腰が痛いと感じる方もおります。


腰と腸は近いですから、何らかの影響で便秘や下痢が起きている時に腰痛が発生しても、不思議ではありません。


 

腰痛と便秘・下痢

一般的に便秘と腰痛、下痢と腰痛を発症させる原因と考えられているのが、「体の冷え」や「過敏性腸症候群」、「大腸がん」になるようです。

 

体の冷え

・ 自律神経によりコントロールされている筋肉や血管の収縮は、冷えにより自律神経のバランスが乱れてしまいます。その結果、血行障害が起きたり、筋肉に疲労物質が溜まり、腰痛が起きてしまいます。


さらに交感神経が優位になって腸の働きが鈍くなった時には便秘になり、活発になった時には下痢が起きてきます。


つまり、自律神経が乱れると、腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)が異常をきたし、慢性的な便秘や下痢が起きてくると言うことです。 

 

 

過敏性腸症候群

・ 腸の検査をしても異常が認められない、見当たらないのに便秘や下痢が起き、腹痛も生じている場合は過敏性腸症候群の可能性があります。


定期的に便秘や下痢が起こる場合は、過敏性腸症候群を患っていると考えた方が良いかも知れません。


過敏性腸症候群の原因は精神的ストレスと身体的ストレスになりますから、緊張したり、不安を感じた場合には、急にお腹が痛くなったり、便意を催すことはよくあります。


また、寝不足や過労、食生活が不規則に続く場合では身体がストレスを感じ取り、便秘や下痢などの症状が現れることもあります。

 

 

大腸がん

・ 便秘、下痢、腰痛と言った症状が見られた場合、最も注意しなければいけないのが大腸がんでしょう。


大腸がんは、男性では胃がん、肺がんの次に罹患数が多く、女性では乳がんの次に多くなっておりますから、症状には十分注意を払う必要があります。


大腸がんの症状は、先ほどお伝えした便秘、下痢、腰痛以外に、便が細かったり、出そうで出ない、血が混じった便が出る場合があります。


しかし、自覚症状はほとんどありませんから、定期的ながん検診や人間ドックなどが発見されることが多くなります。

 

大腸がんは40代になるとリスクが上昇しますから、40歳を過ぎたら毎年便潜血検査を受けられると良いでしょう。

 

 

まとめ

女性に多い便秘ですが、腰痛、下痢なども見られる場合は十分注意をし、血便があった場合は早期に医療機関で検査を受けられた方が良いでしょう。