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冬の便秘の解消法は運動にあり!?

2017-11-19 14:42:50 | 病気

 

普段、「便秘とは無関係!」と言う人でも、「冬になると何故か便秘になってしまう!」と言う人が沢山いらっしゃいます。


一般的に便秘の原因は、胃から肛門までの便が出来る経路に何らかの障害があったり、自律神経や食べ物の影響だったりします。


しかし、冬の寒い時期に限って便秘になるのは、どうしてなのでしょう。


・・・と言うことで、今回は冬に便秘が起こる原因について、お伝えしたいと思います。

 

冬の便秘の原因


冬に便秘になる原因は、寒さが根底にあると言って良いでしょう。


つまり、寒さによって普段と違った状況が起き、適切に対処できていないことが便秘を起こしているということです。

 

寒さによる運動不足

寒くなると、室内を始めとする屋内で過ごすことが多くなります。


わざわざ寒い中出かけ、風邪やインフルエンザに罹りたくないなどの理由で、外出を控える人もおります。


その結果、を動かす機会が非常に少なくなってしまい、筋力も弱まっていきます。


そして、あに図らんや腹筋も弱くなり、「力んでも便がでない」便秘が始まったしまうのです。

 

水分の摂取不足

夏場は暑さから水分を摂ることが多くなりますが、冬は汗を掻くことも殆どなくなり、トイレが近くなる寒い時期に敢えて水分を摂る必要を感じなくなりますし、喉の渇きもなくなります。


運動することで、多少なりとも汗を掻く状況が作られることもありますから、喉の渇きを抑えるために水分を摂ることもあります。

しかし、水分を摂らなければ、それだけ便に含まれる水分量は減少し、固い便になって押し出し難くなり、肛門からは出難くなってしまいます。

 

体の冷え

 体が冷えてくると体温を維持しようと血管は収縮し、血行が悪くなってしまいます。


もちろん、腸の血流も順調には流れなくなり、蠕動運動(ぜんどううんどう)も悪くなってしまい、便は押し出されなくなって溜まってしまいます。


自律神経の乱れ

自律神経は交感神経と副交感神経のバランスで成り立っておりますが、交感神経が優位になると体の緊張感は増大し、腸の動きも悪くなって便秘になってしまいます。

 

冬の便秘の改善

便秘の原因を読んで気付いていると思いますが、原因それぞれが被っている、重なっているということです。

運動不足の解消

運動不足を解消するため、ウォーキングしたり、自宅で腹筋やストレッチをすると、汗を掻かないまでも喉の渇きを覚えるものです。


そして、運動して体を動かすことは冷えを改善し、血行を良くします。また腸の蠕動運動も活発にします。


さらに、自律神経にも良い影響を与え、副交感神経を優位にさせることも可能となってきます。


このように、運動することで便秘のほぼ全ての原因を取り除くことが可能となると言っても良いでしょう。

 

まとめ

冬は暖かいところにいることが多くなり、炬燵に長時間入っていたり、ストーブの前に居座ることも増え、お尻と肛門を圧迫し続けた結果、便意を催し難くなって、そのまま便秘になってしまうこともあります。


ですから・・・

寒い冬でも体を動かすこと!


これが便秘解消の最善策と言えるのではないでしょうか?

 

 


かぶれ(接触性皮膚炎)の原因と対策

2017-11-04 14:20:09 | 病気

 


かぶれ(接触性皮膚炎)は、知らない間に痒みや湿疹が生じてくることがあります。


これはかぶれの原因となる物と皮膚が接触することによるもので、痒みや湿疹以外には紅斑(こうはん)や水疱(すいほう)なども現われたりします。


最初は虫刺されかなぁーと思って良く見ると、刺された跡が無く、広い範囲が一様に赤く腫れ、痒みを感じてかぶれを自覚するようです。


これまでにかぶれが起きたことが無い方は、かぶれが起きた箇所に接触したものが無いか、良ーく思い出してください。


例えば庭の木をいじったとか、草取りをしたとか、新しいアクセサリーを身に付けたりなどはしていませんか?


もし、当てはまるものがあるとしたら、初めて肌と触れたものによって接触性皮膚炎が起き、かぶれが生じたと思われます。


かぶれが起きたと思われる物質には、触れないこと、近づかないことが、かぶれの予防策になります。


 

かぶれが起きる原因

物質の持つ刺激や毒による場合

かぶれが起きる物には化学物質が含まれておりますから、パーマやカラーリングで起きることがありますし、毛虫の毒毛が原因になる場合もあります。

 

 

アレルギーによる場合

アレルゲンとなる物質と接触することで、かぶれは起きますが、金属アレルギーによっても起きてきます。

 

身近にある植物のイチョウや漆との接触もかぶれの原因になることが多いようです。

 

各自の体質にもよりますが、身の周りの物質、植物、虫などの全てがかぶれの原因になると言って良いでしょう。

 

女性の場合は先ほど記しましたが、パーマやカラーリングは元より、口紅、ファンデーション、香水、シャンプー、石けんなどの化粧品、ヘアケア用品、さらにアクセサリーに含まれる金属、下着、セーターなどの衣類、そして洗剤、消臭剤などによってもかぶれは起きる可能性があるということです。

 

 

日頃のかぶれ対策

・初めて触れる物には、特に肌の弱い部分を接触させないことです。また、これまでかぶれが起きたことがある物には触れないこと、近づかないことが重要です。


・かぶれ易い体質の方は、できるだけ肌を露出しないようにすること、草木との接触を避けることです。


・金属アレルギーの方は、アレルゲンとなる金属との接触を避けるようにし、アレルゲンとならない金属のアクセサリーを身に付けてかぶれを防ぐようにしてください。

 

かぶれの治療

かぶれが起きた場合は強い痒みが生じることが多いですが、決して掻いたりしてはいけません。


掻くことで炎症が広がり、さらに痒みが増すと言う悪循環を繰り返しますから、早めに皮膚科での薬剤治療を受けるようにしてください。

 


何度も記しますが、全てのものがかぶれの原因になる可能性がありますから、初めて触れるものには十分注意しないと、かぶれが起きてしまうということになります。


どうしても触れないといけない時には、薄手のゴム手袋を利用することができれば、かぶれを防ぐことも可能となるでしょう