朝、しっかりメイクして出かけたのに、数時間後に覗いた鏡の中には、崩れたメイクの自分がいたという事はありませんか?
朝のメイクが、仕事が終わってお家に帰るまで維持できていたら、鏡を見る度に憂鬱な思いをしなくなりますね。
化粧崩れが起きてほしくないと願う女性は、原因を知って適切に対処することで、化粧崩れを最小限に止めることもできると思います。
鏡の中の自分が輝くためにも、化粧崩れの無いメイクを実践してみてはいかがでしょう。
化粧崩れの原因
化粧崩れの原因はご存知の方も多いと思いますが・・・
「汗」、「乾燥」、「皮脂」と言われています。
考える事でもないと思いますが、メイクを施した肌の下から汗や皮脂が出てきた場合は、当然ファンデーションは浮き上がってきますから、メイクは歪んで崩れていきます。
肌が乾燥した場合では、ファンデーションが肌との密着が悪くなり、剥がれるような状態になるので、自ずと化粧崩れと言う状況になっていきます。
何れにしても、肌の状態を改善することで化粧崩れも改善の方向に向かうと思います。
汗っかきの人の化粧崩れ
夏という季節はチョット動いただけでも大粒の汗を掻き、冬は冬でエアコンや着膨れのおかげで、汗を掻く機会も増えております。
汗はファンデーションを浮き上がらせますから、それだけ1年中化粧崩れの起こる度合いが増加しているという事になります。
乾燥肌の人の化粧崩れ
乾燥している肌はカサカサし、ファンデーションを塗っても化粧のノリが悪くなりますが、Tゾーンの乾燥を予防しようとして皮脂が過剰に分泌され、ファンデーションを浮き上がらせて化粧崩れを起こす事になります。
● 乾燥肌の人は、睡眠不足の改善や空気の乾燥を防いだり、暖房器具の熱によって肌を乾燥させることもあるので、加湿器を使用して乾燥を防ぐようにします。
皮脂が多い人の化粧崩れ
不規則な生活習慣やストレス、肉類を中心とした食生活が皮脂腺の活発につながり、皮脂が過剰に分泌されて化粧崩れの原因になります。
● 皮脂が多い人の場合は、生活習慣の改善が皮脂の分泌を減少させますから化粧崩れの改善に導きます。
女性と化粧崩れは切っても切れない状況と言えそうですが、スキンケアによっても化粧崩れを抑えることは可能でしょう。
スキンケアから化粧崩れを防ぐ
● 正しい洗顔方法で肌に潤を持たせる
・ぬるま湯を使って洗顔しますが、熱すぎると肌への負担が掛かり過ぎて、乾燥しやすくなるので注意します。
・洗顔料を掌でしっかり泡立て、強く擦らないで優しく洗って肌を傷つけないようにします。
● ファンデーションを厚くしない
シミなどを隠そうと、ファンデーションを厚く塗ってしまうと、肌から浮いて化粧崩れになることもありますから、先にコンシーラで隠してから薄く塗るようにします。
化粧崩れを抑える
・テカリ(皮脂)が気になったら早めに脂取り紙に吸収させて取るようにします。
・汗が出たら早めに拭くようにします。
化粧崩れは汗や乾燥、皮脂などが単独で原因になっているよりも、三つの要素が絡んでる場合が多いようですから、一つ一つ解決することが化粧崩れを防ぐことに繋がっていきます。