吉田智樹ちゃん(当時5歳)餓死事件 (父親)吉田博被告の裁判員裁判初公判

2011-02-24 | 身体・生命犯 社会

5歳児餓死:36歳父親、起訴内容認める 奈良地裁
2011年2月23日 19時37分 更新:2月23日 20時32分
 奈良県桜井市の自宅で長男(当時5歳)を餓死させたとして、保護責任者遺棄致死罪に問われた父親で無職、吉田博被告(36)の裁判員裁判の初公判が23日、奈良地裁(橋本一裁判長)であった。吉田被告は「事実に間違いありません」と起訴内容を認めた。判決は3月3日。
 起訴状によると、吉田被告は妻(27)=懲役9年6月の判決が確定=と共謀し、09年9月ごろには長男智樹君が衰弱していたのに適切な診療を受けさせず、わずかな飲食物を与えるだけで放置し、昨年3月3日に栄養失調で死亡させたとされる。
 検察側は冒頭陳述で、智樹君が原因で妻が不機嫌になり、「幸せな生活のために智樹君が邪魔で、消えてくれればいい」と考えたと指摘。弁護側は妻が虐待を主導したとして、「母子関係の悪化が長男を栄養失調で死なせた主因だ」と主張した。【高瀬浩平、岡奈津希】毎日JP
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桜井の5歳児餓死:博被告の公判 元妻の証人尋問、「虐待加担」主張 /奈良
 桜井市の自宅で長男(当時5歳)を餓死させたとして保護責任者遺棄致死罪に問われた父親で無職、吉田博被告(36)の裁判員裁判は24日、奈良地裁(橋本一裁判長)で、元妻(27)=懲役9年6月の判決確定=の証人尋問があった。元妻は博被告が智樹君のことを「人として扱っていなかった」と証言し、虐待に加担していたことを主張した。
 元妻は博被告に子育てについて相談した際、「食べないなら、作らんでいい」「トイレに閉じ込めたらいい」などと言われたと説明。虐待は「間違っているとうすうす気づいていた。指摘してくれたら一歩踏み出せたかもしれない」と、博被告の言動が影響していたことを明かした。
 また、博被告が智樹君を3、4回殴るのを見たことも証言。博被告への現在の思いを聞かれ、「怒りと憎しみ。顔も合わせたくなかった」とにらみつけた。男性裁判員は、元妻が07年に離婚を考えながら踏みとどまった理由を質問し、元妻は「同意が得られなかった」と答えた。【岡奈津希、高瀬浩平】毎日新聞 2011年2月25日 地方版


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