光市母子殺害事件弁論補充書「殆ど全て破棄自判であり、原判決よりも被告人に有利な自判である」

2007-07-31 | 日録
http://www.k4.dion.ne.jp/~yuko-k/kiyotaka/hoju1-2-1.htm  量刑不当を理由とする破棄には最高裁は極めて慎重であり、破棄事例は刑訴法施行以来永山判決に至るまでわずか19件しかなく、それら破棄事例のほとんど全て破棄自判であり、その内容はすべて原判決よりも被告人に有利な内容の自判である。 永山判決は、最高裁が検察官の上告により量刑不当を理由に原判決 . . . 本文を読む

光市事件弁護人更新意見陳述 〔第2-1-(2)〕 被告人が被害者に抱きつき死亡を確認するまで

2007-07-30 | 光市母子殺害事件
光市事件弁護人更新意見陳述 第2 1審・旧控訴審・上告審判決の事実誤認と事案の真相 1 1審及び旧控訴審・上告審判決の事実誤認 (1)本件犯行に至る経緯(自宅を出てから被害者に抱きつくまで) (2)被告人が被害者に抱きつき死亡を確認するまで (3)被害者死亡確認後から被害児を死亡させるに至るまでの経緯 (4)被害児を死亡させた後の行動(被害児を死亡させた後、被害者を姦 . . . 本文を読む

光市事件 弁護士脅迫 裁きは法廷で冷静に (中日新聞 社説 2007/7/28)

2007-07-30 | 光市母子殺害事件
中日新聞【社説】2007年7月28日  遺族感情を害し、いわゆる世間の批判にさらされても、正しいと考える活動をするのが弁護士の使命だ。その行動や自由な司法判断を封じようとする卑劣な脅迫は、法で裁かなければならない。 一九九九年に起きた山口県光市の母子殺害事件の弁護人を脅迫する手紙が、日本弁護士連合会や新聞社に届いた。事件当時十八歳だった被告を死刑にできないなら弁護人らを銃で処刑する、という内容だ . . . 本文を読む

姫が虎退治

2007-07-30 | 社会
山陽新聞2007/07/30 姫井氏が当選 参院岡山選挙区     第21回参院選は29日投開票が行われ、改選数1の岡山選挙区は、民主党新人の姫井由美子氏(48)が、4選を目指した自民党前職の片山虎之助氏(71)を破り当選した。  二大政党が過半数をかけてしのぎを削った選挙戦は、知名度で劣る姫井氏が年金問題を前面に訴え、自民に吹いた“逆風”を生かし、公示日以降、急 . . . 本文を読む

光市事件弁護人更新意見陳述〔第2-1-(3)〕被害者死亡確認後から被害児を死亡させるに至るまでの経緯

2007-07-27 | 光市母子殺害事件
光市事件弁護人更新意見陳述 第2 1審・旧控訴審・上告審判決の事実誤認と事案の真相 1 1審及び旧控訴審・上告審判決の事実誤認 (1)本件犯行に至る経緯(自宅を出てから被害者に抱きつくまで) (2)被告人が被害者に抱きつき死亡を確認するまで (3)被害者死亡確認後から被害児を死亡させるに至るまでの経緯 (4)被害児を死亡させた後の行動(被害児を死亡させた後、被害者を姦淫して被 . . . 本文を読む

光市事件弁護人更新意見陳述〔第2-1-(4)〕被害児を死亡させた後、被害者を姦淫して被害者宅を出るまで

2007-07-26 | 光市母子殺害事件
光市事件弁護人更新意見陳述 第2 1審・旧控訴審・上告審判決の事実誤認と事案の真相 1 1審及び旧控訴審・上告審判決の事実誤認 (1)本件犯行に至る経緯(自宅を出てから被害者に抱きつくまで) (2)被告人が被害者に抱きつき死亡を確認するまで (3)被害者死亡確認後から被害児を死亡させるに至るまでの経緯 (4)被害児を死亡させた後の行動(被害児を死亡させた後、被害者を姦淫して被 . . . 本文を読む

光市事件弁護人更新意見陳述〔第2-1-(5)〕何故、彼らは誤りを犯したのか

2007-07-26 | 光市母子殺害事件
光市事件弁護人更新意見陳述 第2 1審・旧控訴審・上告審判決の事実誤認と事案の真相 1 1審及び旧控訴審・上告審判決の事実誤認 (1)本件犯行に至る経緯(自宅を出てから被害者に抱きつくまで) (2)被告人が被害者に抱きつき死亡を確認するまで (3)被害者死亡確認後から被害児を死亡させるに至るまでの経緯 (4)被害児を死亡させた後の行動(被害児を死亡させた後、被害者を姦淫して被 . . . 本文を読む

光市事件弁護人更新意見陳述 〔第2-2〕 事案の真相(1)はじめに~(11)結論

2007-07-26 | 光市母子殺害事件
光市事件弁護人更新意見陳述 第2 1審・旧控訴審・上告審判決の事実誤認と事案の真相1 1審及び旧控訴審・上告審判決の事実誤認 2 事案の真相 〔第2-2〕 2 事案の真相 (1) はじめに すでに述べたとおり、検察官のみならず1審判決・旧控訴審判決・そして上告審判決は、こぞって、本件事件を強姦を目的とする性暴力事件であると判示する。 しかし、被告 . . . 本文を読む

光市事件弁護人更新意見陳述 〔第3-1-(1)〕事実関係における精神発達の未成熟

2007-07-26 | 光市母子殺害事件
  光市事件弁護人更新意見陳述 第3 情状 1 精神発達の未成熟 (1)事実関係における精神発達の未成熟 (2)情状関係における精神発達の未成熟 2 被告人のこれからの道のり・・・贖罪と償いの人生を生きる (1)第1審、旧控訴審、上告審段階の被告人 (2)被告人が目標とする先輩の存在第4 結語 〔第3-1-(1)〕 第3 情状 1精神 . . . 本文を読む

光市事件弁護人更新意見陳述〔第3-1-(2)〕情状関係における精神発達の未成熟

2007-07-26 | 光市母子殺害事件
光市事件弁護人更新意見陳述 目 次  第1 はじめに・・・・破棄差戻審の審理開始にあたって 1 更新意見の概要  (1)本件事件は、極めて不幸にして悲惨な事件である。  (2)弁護人が、当公判廷で明らかにしようとしていることは、以下の4項目である。  2 上告審判決批判  (1)被告人の弁護を受ける権利の侵害について (2)永山判決の死刑選択基 . . . 本文を読む

光市事件弁護人更新意見陳述 〔第3-2-(1)(2)〕贖罪と償いの人生を生きる /〔第4〕結語  完

2007-07-26 | 光市母子殺害事件
光市事件弁護人更新意見陳述 目 次  第1 はじめに・・・・破棄差戻審の審理開始にあたって 1 更新意見の概要  (1)本件事件は、極めて不幸にして悲惨な事件である。  (2)弁護人が、当公判廷で明らかにしようとしていることは、以下の4項目である。  2 上告審判決批判  (1)被告人の弁護を受ける権利の侵害について (2)永山判決の死刑選択基 . . . 本文を読む

「首の傷 自白と合わず」 光母子殺害事件で法医学者証言

2007-07-26 | 光市母子殺害事件
中国新聞 '07/7/26  光市母子殺害事件で殺人などの罪に問われ、最高裁で無期懲役の判決を破棄、審理を広島高裁に差し戻された犯行時十八歳の男性被告(26)の差し戻し審の公判が二十五日、広島高裁であった。弁護側が法医鑑定を依頼した専門家二人が証人として「(被告が捜査段階で自白した)殺害方法は遺体の状況とは合致しない」との見方を示し、いずれも差し戻し審での弁護側の主張に沿う証言をした。 . . . 本文を読む

光市母子殺害・第5回公判被告人質問7/24 【速報】「自白の殺害方法と違う」弁護側鑑定人7/25

2007-07-25 | 光市母子殺害事件
「アパート、怪物に見えた」 光市母子殺害・第5回公判詳報7月24日23時28分配信 産経新聞  山口県光市の母子殺害事件の差し戻し控訴審公判が24日、広島高裁(楢崎康英裁判長)で開かれ、殺人罪などに問われた元少年(26)=事件当時(18)=は被告人質問で乱暴目的をあらためて否定した。  被告人質問の主なやりとりは次の通り。  《差し戻し審での被告人質問は3回目。犯行状況についてはすでに第2、 . . . 本文を読む

光市事件 検察官が、鑑定書、実況見分調書等の客観的証拠を無視して

2007-07-25 | 光市母子殺害事件
第2 検察官の上告理由について(量刑不当) 1 検察官の上告理由は、第1審判決及び原判決が認定した事実を前提としており、その前提からして失当である。 なお、ここで注意を喚起する必要があるのは、第1審判決及び原判決が事実誤認をしたのは、検察官が、鑑定書、実況見分調書等の客観的証拠を無視して、被告人をして虚偽の自白をさせて事実をねつ造したことによるものであるということである。 すなわち、検察官は、事 . . . 本文を読む