テニスを楽しく

一生涯テニスを楽しもう!

刑務所通いはやまられねぇ

2009年03月31日 | Weblog
 桂才賀著 落語家が慰問のため少年院や刑務所を訪れて落語を演じる話。落語家になるため師匠に3年間自衛隊に入っておいでと言われ実際に海上自衛隊に3年間入隊し弟子にしてもらった才賀さん。師匠も師匠だが本人も3年間自衛隊に行くというのも驚きである。落語家に成りたい一心で厳しいい訓練にも耐えたのは、驚きである。この経験が刑務所や少年院での落語に役立つとは。
 立川談志も弟子に無理難題をだすがこの師匠も無理難題で人を試す。落語家に成性格の良い人は居ないのか?
 受刑者や看守に笑いを取るのは、少しコツが要るみたいで下ネタが受けるのは分かるがそのほかの話はどうなのか。

イラク米軍脱走兵、真実の告発

2009年03月26日 | Weblog
 ジョシュア・キー著 イラクで従軍した米兵の告発。戦争を始めた米国の主張の大量破壊兵器の存在が無く、ただイラク国民を虐待、殺人、強姦している米兵の実態が書かれている。
 軍隊の恐ろしさは、訓練により人間の善悪の判断を奪ってしまい人間性を否定し鬼畜のような人間に仕上げイラク国民に苦痛を与えるだけの存在にしている。
 米兵も馬鹿げた戦争に1日でも早く引き上げたいと思っている。間違った判断をした国家は、占領政策をイラク国民のためと称して続けている。日本のマスコミで明かされない戦争の実態が迫力を持って描かれている。

牙のある時間

2009年03月25日 | Weblog
 佐々木譲著 池田町に移住し山荘を借りアトリエとて絵を描く画家が夫婦が元大地主の隣人と奇妙な関係になりそれに纏わるトラブルや殺人がおきる。その物語が3章に分かれ妻から見た出来事と画家から見た出来事に立場を代え描かれている。
 犯人は、隣人かそれとも狼に襲われたことによる事故か。そこが読ませ何処であるが最初の出だしで画家本人が狂気の末、少女を殺した事から始まり結論もそういう風になっている。
 ここで、隣人が少年の頃に狼に噛まれた事による特異体質で狼男になって色んな事件をおこした風に文章は、漂わせている。
 著者の警察物の作品とは一味違った作品である。

シングルス練習

2009年03月22日 | Weblog
 石狩のサンビレッジで室内選手権の終わった後、コートを開放するのでシングルスの練習を急遽しました。相手は、ハーツのS山さん。結果は、6-7,6-4,4-6です。3セット目になると疲れが出てきて順クロスの攻め球がネットに掛かります。多分、腰高のストロークになっているのですね。室内選手権もそうでしたが順クロスのボールコントロールが悪いですね。ここの精度を上げなければ試合展開は、苦しいです。

北海道室内テニス選手権

2009年03月21日 | Weblog
 今日は、室内選手権の日。ベテランの部に参戦し昨年と同じ相手に同じような展開で負けてしまいました。一押しのショットが無いので競った試合に決めきれません。セットポイントを握った段階で攻め込みネットを取る展開に持ってゆかなければ勝機が無いことが分かりました。昨年もそうでした。
 進歩が無いですねー。また今年一年、修業します。

光る大雪

2009年03月18日 | Weblog
 小檜山博著 著者の両親が北海道に移住する経過や家族、親族との係わりでの葛藤等を飾らずに書いている。昭和初期の北海道の自然の厳しさや入植の厳しい暮らしぶりがよく表現されている。自分の両親を客観的に描き人間の弱さや迷いを上手く表現している。

夕映え天使

2009年03月14日 | Weblog
 浅田次郎著 著者のお得意の短編集。実に上手く読まされる。上手い表現と流れる言葉。いつも感心するがスムーズに読み引き込まれてしまう。著者の本領発揮である。一つだけ問題のあったのは、退職の日に会社の皆とお別れするエピソードが進んで行き、家に帰ったら天皇の玉音放送で惑星が衝突し人類が滅亡する日であるという著者にしては、珍しい話の展開である。この一遍だけは、話が唐突過ぎる感があり少し残念である。
 最後の一遍は、自らの自衛隊時代の話を書いているようだが、富士樹海での訓練中に自殺志願の中年男が現れて遭遇すしたことは、創造でしょうね。

エイリアンの地球ライフ

2009年03月11日 | Weblog
 泉流星著 アスペガー症候群の著者が社会生活する上での障害や困難に対応する術を夫の目を通した表現で描いている。自閉症とうつ症状が現れる障害や人に対し周りの空気を読めないことでのトラブルなどで引きこもりがちになる著者。
 障害が無い人でも今の時代、生き難いのに大変な人生である。

ビルマ・アヘン王国潜入記

2009年03月09日 | Weblog
 高野秀行著 ビルマの山間部でケシ栽培のワ州に約半年滞在しケシの栽培を通して現地民族との交流を描いたドキュメンタリー。自らもアヘン中毒になりそこの住民との交流やアヘン採取で生計を立てている住民とワ州の独立軍。そこに住む人たちの素朴な生活と人間性。しかしそこで栽培されるケシ。それが軍の資金になり幹部の贅沢な暮らしに使われる。
 人間の社会性に潜む矛盾を誰にも無しえなっか潜入によりレポートしている。

サンビレッジでシングルス練習

2009年03月08日 | Weblog
 I田さんよりシングルス練習の誘いがありサンビレッジで2時間ほど濃厚にシングルスを練習しました。3セット行い1セットをタイブレークで落とし2セット目は、6-4で取り、ファイナルセットは、6-3でした。押さえのポイントやゲームをことごとく落とすと言う不味い試合運び。大事なところでのダブルフォルトの連発と試合運びはいいところが余りなかったですがストロークについては、力まないときの感触が得られました。
 I市の市民大会の後に時間が空いてコートが使えることでお誘いが掛かりました。室内選手権に向けた貴重な練習になったことをI田さんに感謝です。