テニスを楽しく

一生涯テニスを楽しもう!

2018年04月25日 | Weblog

 小山田浩子著 描写は、細部にわたって細かく描かれているのですが進展が遅く何を描きたいのか掴みけれません。何を表現しようと穴と未確認な動物に固執するのか不明で結論もありません。まったく不明な小説でした。


坂本冬美コンサート

2018年04月20日 | Weblog

 坂本冬美のコンサートに行ってきました。札幌公演は、4年ぶりだそうです。持ち歌のほか吉幾三の「酒よ」とか他の演歌も歌い上手さがありました。衣装も綺麗であり51歳の年齢も感じさせない舞台でした。演歌のあじわいが堪能できたコンサートでした。


後妻業

2018年04月20日 | Weblog

 黒川博行著 資産家の老人を狙って後妻または内縁関係になって遺産相続を受け取る老婆とその老人を紹介して分け前を受け取る結婚紹介所の社長が犯罪に手を染めて行く。元校長の老人の内縁関係になりその遺産を公正証書で相続しようとしてその遺族と争うことになり遺族の弁護士に依頼された興信所の元マル暴の刑事が老婆の過去を調べて行く。その結果、後妻に入って遺産相続をする多数の事案がありそれを生業にしている老婆の実態と結婚紹介所の社長の関係が解明されて行く。最後は、老婆がヤクザの弟に殺害され社長も逮捕されて行く。面白い話の展開と如何に老婆と社長の犯罪が解明されてゆくかと言う面白味があるし、正義の主人公がいないのも面白い。


由紀さおり・安田祥子コンサート

2018年04月14日 | Weblog

 童謡が生まれて100年目だそうです。わらべ歌としてもっと古い歴史があるのかと思いましたが童謡は、詩人や作詞家が詩を作りそれに作曲家が曲を付けたのが童謡と定義付けられているそうです。児童雑誌「赤い鳥」に童謡が記載されて100年目だとのこと。小学校で歌った曲が沢山ありました。知らない曲もありましたが由紀さおり、安田祥子姉妹の澄んだ歌声で昔を思い出しました。ピアノだけの伴奏でとてもシンプルなコンサートで由紀さおりの独唱もあり心温まるコンサートでした。


愚行録

2018年04月05日 | Weblog

 貫井徳郎著 子供二人と夫婦が殺害されその動機と犯人に結び付く夫婦それぞれの生い立ちと友人達の証言で物語が展開される。その証言がひとり語りで最後まで表現されている。証言者の中で異質な女性の子供の時の親からの虐待が挿話されている。しかし、最後に謎解きと犯人の証言がある。人間の裏側と二面性を書き表しているのか。刑事や犯人を追い詰める主人公が登場しない小説です。