亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

伊東小室桜が咲いていた

2019-03-19 | 日記・エッセイ・コラム

お彼岸です。

お墓の掃除をしなければならぬ。

草茫々です。

草むしりが大変だった。

山の方を眺めたら、もう桜が咲いていた。

伊東小室桜と言うのだそうです。数年前にある篤志家が寄付して下さったが、何者かにいたずらされて問題になった花である。

伊東小室桜はこんなに早く咲くのか。まだ彼岸桜も咲いていないというのに・・・。

イタズラされた当初数年間は早く咲くことはなかったような気がする。

初々しくてというか水々しいというかとにかく新鮮に見えた。しばらく雨が続いていた性だろうか、鈍感な私でもさすがに感動した。

ここは、かの昔、富樫政親が加賀一向宗によって滅ぼされた場所だ。テッペンは高尾見晴らし台となっている。

金沢の町が一望できる場所だ。右側に見える手前の低い小さな森は兼六園、その横は卯辰山、そしてその奥に前田利家が越中の佐々成政と戦った有名な末森城があったという宝達山が薄く見える。算盤高い利家がお金がないと嘆いていると、奥方のお松の方がポンとへそくりを出して利家の尻を叩いたという有名な話が残っている。もし末森城の戦いに負けていたら加賀百万石はなかったかもしれぬ。

金沢城は兼六園の影になって見えない。

もう半月ほでしたら、この下の県教育センター前の駐車場は多くの花見客で賑わうことだろう。

今日は今年初の法話会。20人ばかりのいただろうか。これでも、いつもの月の倍ぐらいかな。

お賽銭として、いつもの様に500円用意していったが。

ところが、皆が出したのは500円玉ではなく野口英世だった。あれれ、財布は用意してない。どうしよう。

仕方がない、これしかないのだから、チャリン。せめて数でごまかそう、100円玉で。

ワンちゃんの写真はなかなかうまく撮れない。何故かひどく警戒して近くに寄ってこないからだ。

そんなわん公もおやつをもらう時だけは・・・鋭い?爪をひっこめで私の膝をトントン叩いて催促する。

可愛いと思う瞬間だ。

だが、おやつをやることは、家内から固く禁じられている。

オシッコに石が混じっている。悪くなるとオシッコが出なくなると先生に言われているからだ。

水をたくさん飲ませなさいとのことだが、ただでさへ苦労して水分を与えているのに、そんな事いわれてもね・・・。相手は畜生だ。

どうすればいいの…。 

コメント
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