亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

あなたなら恥ずかしくない

2019-11-23 | 散歩道
紅葉のシーズンも過ぎようとしている。
木のテッペンは大分薄くなってきた。

毎朝の日課として3.5㌔ほど山道をあるグループで歩く。
今日は山登りをする前にトイレに行った。
その分皆から後れを取った。
急いで走って追いかける。
歩くだけでなく、走れるところは出来るだけ走るように心がけている。
涼しくなったせいもあるが、かなりの距離を走れるようになった。
足が鍛えられたのかな。
先頭集団が見えてきた。もう少しで追いつけるぞ!。
いつもの足の遅い御婦人の姿が見えない。どこへ消えたのかな?
と思ったら、いたいた!お尻をまくって用を足していた。
「あらはずかしい。いやなところを見られた」といって、ケラケラ笑っている。
「登ってくるときに行っておけばいいのだけど、今日は我慢できるかな、と思って用足ししないで上って来たら急にもよおしてきたの。私、したいと思ったら我慢できないの」それは自分も同じ。
「年を取ったみんな同じだよ」。
「あんたでよかったわ。他の人だと恥ずかしいけど…。でもちょっと恥ずかしいかな。あんたならちっとも気が張らず何でも話せるわ」。
男のトイレに女は入ってくると、殿方衆はニヤニヤして、「どうぞ、どうぞ」という。これが反対だったら騒がれるどころか
下手するとお縄になっちゃう。
男女平等だと言うけど・・・これはどうなのかな。
私は時々トイレを間違えて、ご婦人用に入って行くことがある。小奇麗な部屋がズラッと並んでまるでホテルに入ったようだ。「ごめんなさい。ここは女性用で殿方はあちらです。」と教えてもらってあわてて飛び出す。
私は昔からわりと警戒されないようで、間違えてもわりと親切にしてくれる。
私はお酒が苦手で、酒のにおいがプンプンする男の部屋にはとてもいられず困っていると、女の人が「どうぞどうぞ」と自分達の部屋に入れてくれる。それで一晩お世話になったことがある。
この人なら心配ないと。以外と信用されるタイプみたい。
キャッと騒がれて、お縄頂戴になったことはない。

コメント (1)
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