亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

写謡「放下僧」

2020-06-27 | 能楽
下野国住人牧野牧野左衛門の遺児小次郎兄弟が放下僧に身をやつし武蔵国瀬戸の三島社で親の仇利根信俊を討つ。
仇討ちは鎌倉時代以降長い間禁じられていた。それがどういう訳か江戸時代になってお上に届ければ仇討ちOKになった。
謡本を読んでいるとどうやら討つ方も討たれる方も死んだようだ。
自分の命を懸けてまで敵を討たなければいけないのか。昔の武士は偉かったのだなと思う。
放下僧とは(ほうかそう)と読むのではなく(ほうかぞう)と読むらしい。
放下とは中世~近世に行われた巷間芸能の一つ。放下僧とは僧の姿で芸を見せるから言う。
小次郎兄弟は親の敵を武蔵国瀬戸の三島社で見つけ禅問答をしながら隙を見つけ見事に親の仇をとった。
 県内で新型コロナウイルス感染者が4週間出ていないので全ての制限が外された。
21世紀美術館も全館解放された。真ん中にあるスイミングプールも解放され、大勢の観光客がプールの中を覗いている写真が新聞に載った。まだプールの中には入れないらしいので泳いでいる魚(人間)はいないのでつまらないと思うが。
コメント
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