亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

卯辰山

2019-02-11 | 健康・病気

金沢大学付属病院の病室から見た風景。

金沢城から見た鬼門の方向に龍が横たわるように突き出して見えるのが卯辰山。金沢の三文豪の小説によく登場する山である。麓には今人気の東茶屋街がある。以前この山の頂上辺りに動物園があった。金沢山側環状線が出来る時この山をぶち抜くようにトンネルを掘る話が有った時、動物たちが騒ぐのではないかと心配された。その動物園は辰口町(今の能美市の一部)に引っ越した。

加賀藩最後の藩主前田慶寧が卯辰山改革を試みたが明治4年に廃藩置県があってお殿様は東京へ引っ越さなければならなくなって改革は道半ばで頓挫した。頂上付近に元横綱輪島らが活躍した卯辰山相撲場がある。

映画「武士の家計簿」にも登場した「安政の泣き一揆」があったところでもある。安政5年(1858)数千人の民百姓がこの山に無断で登って「はらへったわいや、ままくわっせ」とお城の向かって叫んだという。

卯辰山からはお城が丸見えなので無断で上るのを防ぐため視界を遮るような大きな木は全部離リ倒されていた。

無断で登ったということで首謀者7人が処刑された。

前立腺がんで放射線治療を受けているが、ただでさえ小便が近い私が副作用とかでさらに小便の回数が多くなり困っている。

一日20回以上トイレに行く。この前は30回もいった。夜中でも5、6回はトイレに行く。

「寝ている暇ないじ」と皆さん心配するが、私はわりと寝付きがいいのであまり苦にならない。が、一寸出過ぎだ。

北海道の方は大雪で大変らしいが金沢の方は寒い日はあるが雪は殆ど無い。

雪掻きする必要を感じないので、運動不足で体を持て余している。 

 

コメント (1)
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