オール・ユー・ニード・イズ・キル / Edge of Tomorrow

2014-09-06 | 映画






トム・クルーズ主演、エミリー・ブラントが共演。彼女は、この映画と同じタイム・ループがテーマの「ルーパー」という映画にも出演していた。
邦題が、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」なんて、また配給会社が勝手にタイトルを変えて、と思ったら、桜坂洋の同タイトルの小説が原作だった。
今回は、ハリウッドがタイトル変えたんだ。

近未来、地球はエイリアンの侵略を受け、全世界の各地で苦戦を強いられている。
アメリカ軍の少佐で地球防衛軍のスポークスマンのウィリアム・ケイジは、フランスの激戦区に送られるが、戦闘経験のない彼は、すぐにエイリアンに殺されてしまう。
でも、彼は何故か1日前の防衛軍のベースキャンプで目を覚ます。
そして、昨日と全く同じ日を過ごし、戦場に行き、また殺され、同じところで目を覚ます。
自分の死を通したタイム・ループに陥っていた。
毎日の死んだ経験(?)を生かして、戦場に出るとだんだん長く生きながらえるようになるが、それでも最後は殺されて、元のベースキャンプへ。
そして戦場で会った勇敢な女性兵士リタから、今度目が覚めたら、自分に会いに来いと言われる。
そこで、いつもと同じように、ベースキャンプで目を覚ました彼は、さっそくリタに会いに行く。
自分の身に起きている、不思議な体験を話すうちに、彼女も、以前同じ能力を持っていたが、怪我で大量の輸血をされて、その能力を失っていることが分かった。
それから、リタの特訓がはじまる。
過酷な練習の最後はケイジが死ぬことで、全てがリセットされる。
ケイジは毎日、特訓や戦場で死んでは、また目覚めるという一日を過ごしていた。
そして、全てのエイリアンをコントロールする親エイリアンに毎日少しずつ近づいていった。

序盤は、いつもより情けないトム・クルーズだが、次第にいつもの、「俺がトムだ、文句あるか」顔になっている。
タイムループ系の映画の中でも、3年前に観たジェイク・ジレンホール主演の「ミッション: 8ミニッツ」に似ている。
そして、結末は、去年のトム自身の作品の「オブリビオン」と一緒。 
いつもの同じ、良くも悪くもトム・クルーズ・クォリティの作品。
必ず、毎作観てしまう。 


トリビア
第二次世界大戦、ノルマンディ上陸作戦を元にしている。

ブラッド・ピットが、ケイジ役に考えられていた。


  


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