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シャーリーズ・セロン主演のスパイ、アクション映画。
「モンスター」、「スタンドアップ」で、強烈な女性を演じた彼女は、最近でも「ヤング≒アダルト」での嫌な女、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の坊主、「ワイルド・スピード ICE BREAK」の悪役と、相変わらず役者としての幅を広げている。
共演は、「スプリット」でその演技力の高さをあらためて見せたくれたジェームズ・マカヴォイ。
「10 クローバーフィールド・レーン」での監禁犯役のおじさんが怖かった、ジョン・グッドマン。
ハリウッドで、何とか神父とか、なんとか博士役が一番似合うトビー・ジョーンズ。
「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」のアマネットがよかったソフィア・ブテラ。
舞台は1989年、壁が崩壊される直前のベルリン。
イギリス秘密情報部MI6の諜報部員のジェームス・ギャスコインがKGMに殺され、彼の持っていたソ連に潜入しているイギリスのスパイのリストが盗まれる。
数日後、MI16で一番の諜報員ロレイン・ブロートンがMI16の上司と、CIA捜査官のエメット・カズフィールドに呼ばれ、ベルリンで奪われたリストの奪還とサッチェルとコードネームで呼ばれるMI16とKGMの二重スパイの暗殺を指令される。
ベルリン空港に到着すると、現地のMI16局長ディビッド・パーシバルから指示を受けたと近寄って来た2人の男の車に乗せられる。
彼らはKGBのエージェントだった。早速、サッチェルがKGB側に情報を流していた。
シャーリーズ・セロンの切れ切れの格闘シーンが最高。
結構長回しのシーンがあり、かなりトレーニングを積んだと思われる。
「ジョン・ウィック」の共同監督デヴィッド・リーチの作品であるので、キアヌ・リーブスのジョンの女性版と言われるが、ハイヒールやキッチンの小物等、近くにあるものをなんでも武器にしての格闘は、どちらかと言うとジェイソン・ボーンを彷彿させる。
ジェームズ・マカヴォイの役は、KGBの殺し屋、フランスのスパイ、本部から派遣されてきた同僚をも騙しながら、したたかにスパイ世界を生きる汚い男。これが「X-MEN」のプロフェッサーXと同一人物とは思えない、汚れた男をいつもの様に上手く演じていた。彼の演技は「ラストキング・オブ・スコットランド」以来、進化し続けてるようだ。
予告編を見るところアクション作品が前面に出されているが、根本はスパイ映画。
最後には、「こう来たか」と観客を唸らせる捻りが用意されている。
シャーリーズ・セロン作品に外れなし。
75%
相変わらずきれいなシャーリーズ・セロン、これで42歳
ジェームズ・マカヴォイはいつものように存在感を出して汚れ役を熱演
この人は存在が怖い、ジョン・グッドマン
ハリウッドのミスター博士、教授のトビー・ジョーンズ
エキゾチックなソフィア・ブテラは、アルジェリア系フランス人のダンサーだそうだ
ベルリンで殺されたMI16のエージェントは、ロレインの元恋人
これで胸を殴打されたら痛い
狭い車の中でも大暴れ
格闘シーンは結構な長回し
終盤の格闘後はボロボロ
映画のはじまりは、事件から数日経ったのシーンから
流れるような銃撃シーン
トリビア
シャーリーズ・セロンは、撮影中、歯を二本砕いた
シャーリーズ・セロンには、8人のトレーナーが付いて、アクションのトレーニングをした。また、「ジョン・ウィック:チャプター2」でトレーニング中だったキアヌ・リーヴスとも、一緒にトレーニングをした。
シャーリーズ・セロンのトレーニングシーン
撮影風景
シャーリーズ・セロンの、Tonight Showインタビュー
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