ランキングに参加してます。 クリックお願いします。
2001年にアメリカ、オハイオ州で実際に起きた機関車の事故を題材にした作品。
主演は、自分が大好きなデンゼル・ワシントン。
彼の相棒にクリス・パイン。彼は「スター・トレック」でブレークした俳優。
もう一人は「7つの贈り物」でウィル・スミス相手に好演したロザリオ・ドーソン。
ストーリー
操車場に停車中の最新式貨物列車777号が、整備ミスによって走り出す。
大量の化学薬品とディーゼル燃料を搭載した777号を止めるべく、鉄道会社と警察は手を尽くすが、列車はさらに加速していく。
事態を察知したベテラン機関士フランク(デンゼル・ワシントン)は、この日初めてコンビを組んだウィル(クリス・パイン)と共に、決死の覚悟で暴走列車に立ち向かう(シネマトゥデイ)
前作「サブウェイ123 激突」(どうでもいいけどこの邦題何とかしてくれ)と、少しかぶるところがあるこの作品。
先ず地下鉄と列車。
それと、無線を使って目に見えない相手との対話で進んでいくストーリー。
ストーリーの端々で見え隠れする妻や子供とのエピソード。
そして、デンゼル・ワシントンの作品ながら、イマイチパッとしないストーリー。
相変わらず、デンゼル・ワシントンは渋くて、いいのだがちょっとストーリーが安っぽい。
先ず、フランクとウィルと、彼らの家族のエピソードが、取ってつけたようで、ある意味邪魔。
そして、驚いたのは予告編の目玉の様になっていた小学生の団体が乗った列車と暴走列車のスリリングなシーン。
(これはほとんど詐欺に等しい)
逆に、ロザリオ・ドーソン演じるコニーがフランクと無線の会話の中から、信頼、友情を築いていく様子がとてもよかった。
列車という題材とそこで働くプロフェッショナル達、いい材料を、いい役者さんが演じているので、それなりに楽しめる作品にはなっているが、脚本次第でもっともっとよくなったはずの、ちょっと勿体無い作品。
それでもデンゼル・ワシントンが出ているのでお勧め。
列車の機関士という面白い題材だった
相変わらず渋くてカッコイイ、デンゼル・ワシントン
宇宙船から列車の車掌に転身のクリス・パイン
今回もロザリオ・ドーソンの演技が光った
お馬鹿2人
走っている列車に後ろから連結させるシーン
やっぱりこの人は、アクションをやってもらわないと
主演の3人がプレミアで
トリビア
20世紀フォックスは、当初デンゼル・ワシントンに彼の20億円(2千万ドル)のギャラを16億に値切り、なかなか撮影を開始しなかった。そのためデンゼル・ワシントンは、1度この作品から降りたが、20世紀フォックスが何らかのインセンティブをオファーして和解した。インセンティブは明らかになっていない。
デンゼル・ワシントンは高所恐怖症。
それでも彼は、時速80キロで走る7メートルの列車の上で演技をした。
事件を伝えたニュース映像。やはり映画では、かなり脚色されているようだ。