今回は、アメコミが原作のヴァンパイア作品の「30 Days of Night」。
(今になって日本公開になったので、2008年1月に書いたレビューに写真を追加して更新)
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アラスカの最北の街バロウは、冬のある時期になると30日間1度も太陽の昇らない時がある。この時期には、他の街との交通も遮断され、住人はひたすら次に太陽が昇るのを待つことになる。
この街の警察官のエベンは、30日が始まる最初の夜に、犬ゾリ用の犬達が全て殺されたという通報を受ける。
しばらくすると、街中が停電になる。
発電所に行くと、そこを管理する男が無残に殺されている。何かが街に起きている。
少し前にレストランで挙動不審で捕まえ留置してある男は、怯えながらも何かを知っているようだ。問い詰めるがらちがあかない。
この街の、長い30日がはじまった...

憂いのある表情は健在

準主役のバンパイア

たまにこういう女性を見かけないか?

自分の会社に似た人がいる
この作品のプロデューサーは、「スパイダーマン」の監督のサム・ライミ。
彼は「The Juon/呪怨」、「ブギーマン」や「メッセンジャー」というホラーものを何本もプロデュースしている。
監督のデヴィッド・スレイドは、今回が監督デビュー。
主演は、ルックスはもちろん演技力も定評のあるジョシュ・ハートネット。僕は結構好きな役者さんで、彼は次のブラッド・ピット、トム・クルーズに1番近いと思うのだが。まあ、あの2人ほどの派手さはないが。

30日の闇がはじまる時、バンパイアが食い溜めにやってきた

バンパイアと言うより汚いチンピラ

せっかく隠れていたのに見つかっちゃった
ストーリーは、ヴァンパイアが太陽が昇らないのをいいことに大いに羽をのばそうとバロウの街に団体でやってくる、というお話。
当然彼らは人間の血を吸いにやってくる。
序盤は残酷なシーンはあるのだが、映像的にはそんなにきつくも痛くもない。
ただ、最初ひっそりしていたヴァンパイアが、大手を振って街を襲いはじめた時の俯瞰映像にゾッとされる。真っ白な雪の街が血で染まっていく。
そんな残酷シーンが続く中で、ヴァンパイアの表情が笑える。
が、このヴァンパイア達は、とてもずる賢くて、観ていて腹が立つ。
そして主人公のエベンをはじめ何人かが何とか30日を隠れて生き延びるのだが、最後の夜、日が上がる直前にヴァンパイアは来年も戻って来るために、証拠隠滅を始める。
そしてエベンがある奇策で彼らと対決するのだが。
この手の作品は、どう作ってもB級感が出てしまい、この作品も例外ではなかった。
ただ、そのB級がいいという人にはお勧め。恐怖とスリルには、あまり期待しないほうがいい。
コミックではまだまだ続きがあるので、映画でもたぶん続編がでるだろうが、1作でやめといたほうがいいと思う。

バンパイアから逃げられるか

最後はとってもあっけない負け方をしたバンパイアのボス
トリビア
実際のバロウでは、太陽は67日間地平線上に上ってこない。
バロウからの飛行機は太陽が昇らない期間も最低1日1便飛んでいる。
バロウの街はアルコールを販売することは違法。但し外から持ち込んだものの飲酒は許されている。
(今になって日本公開になったので、2008年1月に書いたレビューに写真を追加して更新)
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アラスカの最北の街バロウは、冬のある時期になると30日間1度も太陽の昇らない時がある。この時期には、他の街との交通も遮断され、住人はひたすら次に太陽が昇るのを待つことになる。
この街の警察官のエベンは、30日が始まる最初の夜に、犬ゾリ用の犬達が全て殺されたという通報を受ける。
しばらくすると、街中が停電になる。
発電所に行くと、そこを管理する男が無残に殺されている。何かが街に起きている。
少し前にレストランで挙動不審で捕まえ留置してある男は、怯えながらも何かを知っているようだ。問い詰めるがらちがあかない。
この街の、長い30日がはじまった...

憂いのある表情は健在

準主役のバンパイア

たまにこういう女性を見かけないか?

自分の会社に似た人がいる
この作品のプロデューサーは、「スパイダーマン」の監督のサム・ライミ。
彼は「The Juon/呪怨」、「ブギーマン」や「メッセンジャー」というホラーものを何本もプロデュースしている。
監督のデヴィッド・スレイドは、今回が監督デビュー。
主演は、ルックスはもちろん演技力も定評のあるジョシュ・ハートネット。僕は結構好きな役者さんで、彼は次のブラッド・ピット、トム・クルーズに1番近いと思うのだが。まあ、あの2人ほどの派手さはないが。

30日の闇がはじまる時、バンパイアが食い溜めにやってきた

バンパイアと言うより汚いチンピラ

せっかく隠れていたのに見つかっちゃった
ストーリーは、ヴァンパイアが太陽が昇らないのをいいことに大いに羽をのばそうとバロウの街に団体でやってくる、というお話。
当然彼らは人間の血を吸いにやってくる。
序盤は残酷なシーンはあるのだが、映像的にはそんなにきつくも痛くもない。
ただ、最初ひっそりしていたヴァンパイアが、大手を振って街を襲いはじめた時の俯瞰映像にゾッとされる。真っ白な雪の街が血で染まっていく。
そんな残酷シーンが続く中で、ヴァンパイアの表情が笑える。
が、このヴァンパイア達は、とてもずる賢くて、観ていて腹が立つ。
そして主人公のエベンをはじめ何人かが何とか30日を隠れて生き延びるのだが、最後の夜、日が上がる直前にヴァンパイアは来年も戻って来るために、証拠隠滅を始める。
そしてエベンがある奇策で彼らと対決するのだが。
この手の作品は、どう作ってもB級感が出てしまい、この作品も例外ではなかった。
ただ、そのB級がいいという人にはお勧め。恐怖とスリルには、あまり期待しないほうがいい。
コミックではまだまだ続きがあるので、映画でもたぶん続編がでるだろうが、1作でやめといたほうがいいと思う。

バンパイアから逃げられるか

最後はとってもあっけない負け方をしたバンパイアのボス
トリビア
実際のバロウでは、太陽は67日間地平線上に上ってこない。
バロウからの飛行機は太陽が昇らない期間も最低1日1便飛んでいる。
バロウの街はアルコールを販売することは違法。但し外から持ち込んだものの飲酒は許されている。
前に観ていたんですね♪
>自分の会社に似た人がいる
ウケました!
奥さんとか最後までやられないのはおかしすぎです
いろいろツッコミいれたくなりましたけど
ジョシュが観れたので良かった1本です(笑)
>バロウからの飛行機は太陽が昇らない期間も最低1日1便飛んでいる。
飛行機に乗り遅れたんで、30日間町から出られない…なんてシーンがありましたが、実際はそうなんですね~♪
でもそうしないと陸の孤島にならないし、物語が成り立たなくなっちゃいますからね~。
>自分の会社に似た人がいる
www。
それはちょっと嫌かも~♪
ま、この作品、突っ込みどころはいろいろあるんですけどね。
例えば毎年極夜が来るたびに町が1つ無くなることに、うわさ話とか広まらないのか…とかね。
地味な作品ですけど、これ結構好きです♪
コメント、楽しんでいただいて何よりでした。
ジョシュ・ハートネットは、男優の中では好きな俳優さんです。
地味に好きな作品に出ているようなところがいいですね。
基本的なプロットが、「バンパイアが食い溜めにやってくる」ですからね。
突っ込まれるために出来た作品ですね。
吸血鬼たちはどこから来たのか?
伝統映画『吸血鬼ドラキュラ』ファンとしては・・
新感覚吸血鬼でしょうか?『ブレイド』の時も
びっくりでした~
>恐怖とスリルには、あまり期待しないほうがいい。
私は両方を期待していったんで、つまらなくは無かったですが面白くなかったです。
何とも間抜けなバンパイアたちと、別に追い詰められてもいないのに、勝手に出て行って殺される人間たち。どっちもどっちでなんだかなぁ…でした。^^;
たぶんゲームを意識してつくられた物語だと思います。
だから、何でもありなんでしょう。
ちょっと中途半端なB級作品と言うところでしょうか。