<big>干支「竜」</big>

☆すべてを呑み込んで、めでたい天下



天災で、事故で、病気で、高齢で、などなどで多くの方々が亡くなられ、未だ苦しみ悲しむ方々が多いなか、「お目出度う」と言い難い気持ちで一杯です。

昨年暮れに私の遠い先祖の菩提寺から写真のような手ぬぐいが郵送されてきました。

大正参年（１９１４年）壱月壱日と裏に毛筆で書かれた卓袱台（ちゃぶ台）の上に広げて、庭の南天（＝難転）の小枝で飾りました。


＊手ぬぐいの説明文：

「竜は中国で神聖視される想像上の動物です。また麒麟・鳳凰・亀と同時に、めでたい動物とされています。

竜は幼いときから、機会があれば雲に乗って天に昇ろうという志をもっています。

すぐれた人物は楽しい事も苦しい事もすべてを呑み込み、どんな苦しい事が起きても、明るい明日を信じて前に向かって進んで行きます。

未来を信じれば、きっと良い年になることでしょう。」