回遊魚の旅日記

時の流れる音をききながら歩いたり歌ったり
少しづつ昔の暮らしをとりもどしつつ。

近江・丹波・奈良への旅 ③秋篠寺(秋篠窯)・不退寺・岩船寺・浄瑠璃寺・唐招提寺・新薬師寺・白毫寺

2017-07-26 16:19:27 | 一泊以上の旅行記

7月23日(日)晴れ

丹波篠山を8時半に出発。

京都縦貫道~中国自動車道~第2阪奈道路を使って奈良へ。

長~い生駒トンネルを抜けて[壱分」インターで降り

10時に秋篠寺に到着。

恋人のような伎芸天さんに再会。

うん?伎芸天さん、少し年とったようだわ~~;自分を映してるのかしら??

2年前のひとり旅のときは紅葉がきれいだった。

お寺の本堂内は基本的には撮影禁止なので門や境内の写真だけです。

ひとり1枚だけでも撮らせてくれるとありがたいのだけど、何十年に一度の公開秘仏とかもちょっとケチっぽいのではないかと

ひそかに思う今日この頃。生きてるうちにいいものを見たいよね(^^)

秋篠寺を出ると直ぐ裏の道に「秋篠窯」の案内板。

薪がたくさん積んである登り窯の煙突が見える、そして小さな小屋のようなお店。

これは初めてお目にかかりました。

中は静かに作品が展示してあります。昭和10年ごろにこのあたりの土で陶器を焼き始めたそう。

どれも使い勝手の良さそうな手にしっくり馴染む陶器。記念に一枚買いました。

次に、岩船寺(がんせんじ)へ向かう予定でしたが途中に、「不退寺」(業平寺)、と書いた看板があったので躊躇なく入ってみることに。

業平と云えば、「いざこととわん都鳥・・」という歌で東京人にも馴染があります。

「伊勢物語」所縁。なかなかいいお寺でした。佐保路はこういう小さなお寺がぽつぽつとあって嬉しい。

さて、岩船寺。ここは夫のお薦め。学生の頃やってきたことがあるとか。

門前の前に地元野菜の小さな即売所。

安い!満願寺トウガラシを買いました。

岩船寺。

三重の塔が百日紅の花の向こうに見えて素晴らしい。

塔の前の池にはスイレンが咲き、塔の裏を上がってゆくとアジサイもまだ残っていました。

次に行った浄瑠璃寺と同じく、四季の花が咲き乱れる美しい境内。

こちらは浄瑠璃寺の三重の塔。

ご本尊は吉祥天ですが、あいにくアベノハルカスに出張とかでいらっしゃいませんでした・・。

いらしても期間限定です。もったいないなあ。

奈良や京都はこの神さま仏さまの出張が多くて、よく時期を見ていかないと残念なことが多いです。

 

浄瑠璃寺の門を出たところの茶店でお昼。

とにかく暑いのでまず「冷やしあめ」と氷すい(みぞれ)を注文。冷やしあめは関東にはないので初トライです。

麦芽糖を煮詰めてしょうが汁と混ぜ、冷やして飲むものだそうで、甘~~いショウガの香りにほっとひと息。

 このあと、唐招提寺~新薬師寺~白毫寺、と廻りました。

今では小さいお寺ですが、新薬師寺の薬師如来さんと十二神将はすごい。

ちょうど四時で若い御坊さんの説明を聞くこともでき、手の形の由来や十二神将たちの出自もわかって、いっそう惹きこまれました。

この新薬師寺から歩いて15分ほどのところに白毫寺があります。

何と歩いていると「山の辺の道」の案内板が@!そうかここに山の辺の道が通っているのか~@

ひとり旅のとき、宿泊した桜井からこの道を歩こうか、それとも談山神社に行こうか、さんざん迷って紅葉の盛の談山神社を選んだのだった。

この白毫寺を経由するのは、その時の道よりずっと後にできたものだけれど、懐かしい響きに心が躍る。

だから旅はやめられない。偶然だとしても人と人、歴史と歴史、道と道を結んで歩くことが、旅する面白さに他なりません。

ここはもちろん歩く。

白毫寺に着いたのは拝観時間終了の5時ギリギリ、そのために長い石段を一気に昇りました。

はあはあと息を切らしながら昇りついた境内からは、南奈良の眺望が見渡せ、風が心地よい。

宝蔵の閻魔大王さん、阿弥陀さん、そして膝をついて少し前傾して座っていらっしゃる勢至菩薩さんが、

あなたのお悩みを聴きますよ~、と仰っているかのようで慰められるような気がしました。

高円という集落の中にあり、志貴皇子が住んだこのお寺、帰りにゆっくり参道を下ると道の両脇にはずっと萩の植え込み。

花が咲くのはもう少し後だけど、皇子の詠んだ歌が口から出てきます。

高円(たかまと)の野辺(のへ)の秋萩(あきはぎ)いたづらに咲きか散るらむ見る人無しに」



実に、この日は7つもお寺を回ってたくさんの仏さまたちと逢うことができました。

 

宿は、奈良ホテル。

いったん部屋で休んで、浴衣に着替え夜の「ならまち」をブラブラ。

二軒目の居酒屋さんで、今西本店の漆黒の奈良漬をいただきました。これはかなり強烈な印象でした。

帰りはホテルへの道を間違えて知らない道をウロウロ。

でも町は静かでがらんとしていて、夜風も心地よく下駄をカランカラン鳴らして何とかたどり着きました。

 

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