ひょんなことから、昨日西伊豆の土肥に一泊ドライブしてきました。
曇りがちで天気予報は夕方から雨。
ま、温泉に入るだけでもいいか・・と出かける。
土曜朝の練習を終えすぐ出発。翌日は、13時までの練習に間に合うように帰る、という強硬スケジュール(^^)
絶対富士山は無理だろうと思っていたら東名高速の御殿場あたりから素晴らしい、中腹から真っ白な富士山!
青空に富士、でなく灰色がかった白い空を背景にしても、さらにさらに白く見えます。
(あの光景は写真では無理と思い写しませんでした;;)
下田街道をしばらく走っているうちにどんどんお天気が怪しくなってくる~~~。
小雨もぱらつき、船原峠の山道は雪がけっこう残っている。
西伊豆の海岸線からの夕陽はあきらめて土肥に向かって下ってくると、遠く山間にキラキラ光る白いスクリーンのようなものが!
「わー、海!」と思わず歓声をあげてしまいました。
山とか海って不思議。なぜ見えると声をあげちゃうのでしょうかね?
子供の頃、千葉や伊豆方面に海水浴に行ったときに、ゴトンゴトンゴトンゴトンと走る電車の窓から海が突然見え始めると
「海よ、海!」とよく騒いだものでした。で、そのあと何度か旅行して、もうここで必ず海が見える!とわかっていても、相変わ
らず歓喜の声をあげてしまう。この年齢になっても同じことしてる・・
こういうのわたしだけかしら(^^)?
言葉に出さないと、この記憶が消えてしまうかもしれない・・と思うのかしら。
そんなこんなで、土肥に着いたのが4時頃。
宿に入るにはまだ早いので少し南下してみました。
すると、「恋人岬」なんてどこの海辺の観光地にでもあるような新名所がここにも。
岬には案の定、恋人同士が鳴らす鐘があったりしたので、別に恋人同士でもない中年夫婦も一応鳴らしてみました♪
それはともかく、ここで驚いたのが「土肥ザクラ」という冬に咲くご当地桜が満開だったこと。
河津ザクラと同時期くらいに咲くらしい。
季節はゆっくり訪れる方がわたしは好きなので、まず梅の香りを嗅いでから桜へ移行したいのですが、
この頃はあちこちで早咲きの桜がたくさん発見?されてちょっと忙しいですね。
さて、岬の向こう側に堂ヶ島を望み、再び土肥に戻る海岸線でぱあ~~っと空が明るくなり
雲間から落ちる寸前の太陽が!
快晴ではないので真っ赤ではないけれど、深いオレンジピンクのような夕陽が駿河湾の水平線に落ちようとしていました。
晴れたのはこのサンセットの1~2時間だから、ラッキーでした。
きれいなのでずっと太陽を見ていたら目が痛くなった(**);
夕食前にすこし散歩。宿のすぐそばの万福寺の境内にも土肥ザクラが咲いていました。
小さな漁港の宿の夕食は、もちろん魚貝類尽くし~~~
アワビの踊り焼き
キンメ煮付け
カサゴの石焼き
土肥名物トコロテン
さて土肥の温泉は無色透明、無味無臭・・全然癖のない温泉なので何時間でも入っていられそう。
わたしは、どちらかといえばカラスの行水派(早く云えばせっかち)なので、さっさと出ちゃいます(^^)
翌朝は、朝食すませて8時半に出発。
前日と同じく、再び下田街道に出て東伊豆のなぜか伊東に降り、ホテルのサンハトヤを見て条件反射でCMソングをくちずさみ
お土産物屋さんを冷やかして渋滞の西湘バイパスに乗って、大雨の中、目黒区の練習場へ到着でした。
美味しいお魚食べてかなりリフレッシュ!できればもう少し時間に余裕が欲しかった☆