おおかみこどもの雨と雪
'12:日本
'12:日本
◆監督:細田守「サマーウォーズ」「時をかける少女」
◆出演: 宮崎あおい、大沢たかお、染谷将太、麻生久美子、谷村美月、黒木華、西井幸人、大野百花、加部亜門、林原めぐみ、中村正、大木民夫、片岡富枝、平岡拓真、菅原文太
◆STORY◆人間の姿で暮らす“おおかみおとこ”に恋をした大学生の花。やがて妊娠し、雪の日に女の子の、雨の日に男の子の《おおかみこども》を産む。姉弟は雪、雨と名づけられる。ところが、ある日突然“おおかみおとこ”が帰らぬ人に。遺された花は子供たちを人間として育てるか、おおかみとして育てるか悩み、山奥の古民家に移り住む。日々成長する快活な雪と内気な雨。小学生になった2人にそれぞれ転機が訪れる。
『時をかける少女』や『サマーウォーズ』など、新作を発表するごとに注目を集めてきた細田守監督が手掛けたアニメーションです。
Nakajiが住んでいる上市町が舞台のアニメです。
そりゃーー楽しみに行ってきました!!
ヒロインがおおかみおとこと恋をして結婚し、出産、子育てなどの日々を送る13年間を映し出します。
オオカミ男に恋愛?ってファンタジーみたいなのかと思ったら、
しっかりと家族ドラマになっていたね~
恋愛して結婚して親になって子育てして子供は親離れしていって。。。
って淡々と描かれている13年間の感じがしました。
人とおおかみの両面性を受け継ぎ育っていく姉と弟。
小さい時はおとなしい弟、活発な姉だったんだけど、
姉は大人になるにつれ、オオカミの部分をかくし、弟は野生にめざめていく。。。
そして親から自立していくんだよね~
おおかみこどもを育てる母と子の強いきずなに感動しました。
モデルになったのは上市町の里山のとある民家です。
たしかにあそこに住もうとしたら、冬は大変。そんなこともちゃんと描かれていたような気がします。
とにかく映像がきれいで感動しました。
富山県の観光案内って感じもしましたが、立山・剱岳、称名滝、みくりが池、上市町東種地区にある棚田、んーーーこういった映像でみると感動しますね。
Nakajiの満足度 ★★★★(4.0) 劇場鑑賞48作目
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「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会 | |
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細田 守 | |
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この映画、娘が面白かったと言っていたので、見たいと思ってるうちに、上映終わっちゃいました。
富山が舞台だと知っていたけど、上市だったんですね。
今、この本を読んでいますが、おおかみ=外国人、障害者と置き換えると、自分の周りにも「お母さん・花」のような思いをしている人多いんじゃないかと思いました。
そうそうこれ上市が舞台だったんですが、県外にいってる富山の人がみると懐かしく思うらしいよ~ww
子育てはとても大変だけれど、楽しく嬉しく、そして幸せなんだと感じました。
上げたらきりがないほどに泣けるシーンや、思い入れのあるシーンばあkりです。
育つにつれて女の子らしくなるお姉さんがとても可愛く、泣き虫だった弟がだんだんとたくましくなるのは、やっぱり男の子なんだな、と親心が沸いてしまいました。
今年のベストです。
慈愛というか、子供に向けての愛情がなんかジーンとしました。
そうそう男の子は男になるんだな~って思いました。