みなさん、こんにちは!
今回はTIME FOR KIDS ALMANAC 2017(最新号です!!as of Oct.9 2016 ※as of ~は「~現在」)
環境を守るために日常でできることが書かれているTake Charge! (進んで取り組もう!)のコーナーより、
moreを使った表現をご紹介します♪
この記事、Take Charge!のタイトルの後に
~あなたとあなたの家族が環境保護に役立つ、環境にやさしい生活を送るために日常でできる10個のこと~というサブタイトルが付いています。
(英語は Here are 10 things you and your family can do everyday to live a green life and help the environment.)
そのサブタイトル通り10個のことが紹介されていますが、今回ご紹介する表現はその第3番目の項目です。
さっそくその文を引用します♪
3. Plant more trees.
※plantは植える 参考:planter は〔植えるもの〕つまり➡「植木鉢」
plantは他にも「工場」と言う意味もあります。★どちらの意味かは使われ方、そして、文脈で判断します!
treeは言わずと知れた「木」のことです。
moreが付いて「もっと~」となります。「もっと~」で”よりたくさん”を表しますので
treeが複数形になっています。※数えられない単語(例えば水など)はそのままの形で続きます。
まとめると、「もっと木を植えよう」ですね!
今回の引用文はすごくコンパクトですが、
【動詞+more 名詞】の型は知ってなおかつ活用できると便利です。
例えば、
Eat more rice. なら「もっとお米を食べよう」
では「もっと野菜を食べよう」は
【動詞+more名詞】に当てはめると・・・・・
Eat more vegetables. ですね!
どんどん活用してみます♪
「もっと本を読もう」は
Read more books.
「もっと水を飲もう」は
Drink more water.
「もっと睡眠時間を増やそう」は
Get more sleep.
これを命令文や提案じゃなく普通の形で主語を足すと表現の幅が広がります。
「私はもっと眠りたい」は
I want more sleep.
「もっとお茶を飲みたい」は
I want to drink more tea.
「もっと時間が要る」は
I need more time.
更に、more の反対はless(より少ない)です。
ちなみにこの同じ記事の6番目にはこのlessを使った
6. Use less hot water. という項目がありました。
moreの反対ということで
Use less hot water.で 「お湯はあんまり使わないようにしよう」というような意味になります。※意訳です
お湯はそれを作り出すのにもエネルギーが要りますから
環境のためにはあまり使わないようにするのがいいのでしょうね。
こちらも少し活用してみます♪
Eat less sugar. で「砂糖を控えよう」
もう一つ、
「ビールを控える」という意味で
Drink less beer.
これを考えた後、この表現を使ったネットの文章はないかなぁとネットで見てみましたら、
ハイネケンが節度ある飲酒を勧めるCMをしているという内容の記事を見つけました。
その記事がこちら↓
このタイトル、意訳してみますと「ビールを控えたらもっとモテるようになるとハイネケンが広告で発表」という感じです。
記事によると、飲みすぎて酔っぱらった状態で写ったカッコ悪い写真などが後日フェイスブックなどのソーシャルメディアに
載せられて困るようなことにならないように、節度ある飲酒をしましょうねとハイネケンが勧めているとか。
有名なビール会社が飲みすぎちゃいけませんよと言っているところが面白いなと思います。
話が少しそれましたが、元に戻って、環境保護のために日常でできる10つの事、
今回紹介した項目をそれぞれについていた説明も併せて、もう一度見てみます♪
3. Plant more trees.
A single tree will absorb one ton of carbon dioxide(CO2) over its lifetime! Imagine how much cleaner the air would be if every person on earth planted a tree.
※absorbは「吸収する」
☆この文章を読むときのポイント:文脈を忘れないこと。ここでは環境の話をしています。それが重要です。
absorbが「吸収する」と分かったら、
carbon dioxideを知らなかったとしても、
木が吸収するものが何かを想像すれば読めます!
吸収するものは・・・、そう、「二酸化炭素」です!
全体の訳:【1本の木がその生涯で吸収する二酸化炭素の量は1トン!
地球上の人、一人一人が一本の木を植えたら空気がどれだけキレイになるでしょうか。】※意訳です。
6. Use less hot water.
Install a low-flowing shower head and use cold water to wash a full load of clothes.
☆この文章を読むときのポイント:シャワーのあとのheadをシャワーと切り離して考えないこと。
続けて見れば、シャワーヘッド、知っている表現に近づきます。そして、文脈!これも大事です。
ここでは湯をあまり使わないようにとの項目で話が進んでいます。
それを忘れなければ、a low-flowing シャワーヘッド とは何か、の想像が付きやすくなります。
全体の訳:【節水シャワーヘッドを取り付けよう、そして、洗濯には水を使おう。】※意訳です。
ちなみにa full load of clothes は、洗濯機の容量に合わせて、
多すぎず、少なすぎず、ちょうどいっぱいの量の服のことを表しています。
意訳では省きましたが、どのくらいの量の洗濯かまで伝えているところが英語は面白いです。
環境保護の記事のため、
洗濯機が半分の状態ではまだ回したらダメですよというのも密かに伝えているところがいいです♪