洋書で英会話

100冊以上読んできた経験と知識をもとに、英語の小説や雑誌、実用書などから、すぐに使える素敵な表現や文法をご紹介します。

Good indication, but そういうことじゃ. . .~ジョークに学ぶ英語~ Reader's Digest より

2019年12月06日 | 英語表現
みなさん、こんにちは!私事ですが、先日、人生初の車の免許の更新に行ってきました!免許を取得したのは夏場で、しかも湿気の多い日でしたので、免許の写真の出来があんまりよくありませんでしたので、今回は、ここぞ!とばかりに、当ブログで以前紹介した写真映りが良くなるコツを実践してみました。そうしましたら、何とか今回は前よりは気に入った写真の免許が出来上がり、ほっとしています

ということで、今回は車の運転にまつわるジョークを一つご紹介したいと思います。

Good indication

My teenage niece Elizabeth was nervous as she took the wheel for her first driving lesson. As she was pulling out of the carpark, the instructor said, "Turn left here. And don't forget to let the people behind you know what you're doing."

Elizabeth turned to the other students in the back seat and announced, "I'm going left."

-Submitted by Rachel Nichols-


※初めのGood indicationは、このジョークのタイトルです。
※※最後のSubmit byは【~によって提出された】つまり、Rachel Nicholsさんにより投稿されたジョークであるということが記されています。


このジョークの場面設定は?

本文に入る前にお伝えした通り、車にまつわる話ですので、そのことを前提に推測しながら読み進めると、Elizabethちゃんがfirst driving lessonをしたことが分かります。

took the wheel は何のことか?

driving lessonですから、そのレッスンで何をするかというと、そう!『運転』しますね!運転するを表すズバリのdriveという動詞は、このジョークでは使われていませんが、レッスンの目的は運転の練習ですから、初めて何をしたかというと運転をしました。※the wheel=the steering wheel (ハンドルのこと)。
そして、carparkはparking lot(駐車場)のことです。そこから、何をするか、"pull out of"、out of ですから 文脈から考えて『出ていきます』。練習しないとだめですから、車を止めたままではできません。

このジョーク前半の状況は、my(ということはこの投稿者の方の)niece(姪)のElizabethちゃんが初めて運転の練習をした時のお話で、その時の彼女は
nervous(緊張して)いました。初めての運転はすごく緊張しますよね。しかも、続きに駐車場を出ていくことが触れられていますから、実際の車道に出ての練習なのかなと想像できます。


続いて、駐車場を出る際に、インストラクター(the instructor)が何と言ったかを見ていきます。

Turn left here. (ここを左へ曲がって)

そして、次の文章は少し文法が込み入っていますが、わかりやすくなるように印をつけてみると次のようになります。

And don't forget to let the people behind you know what you're doing.


まず大事なのは、忘れてはいけませんよ!と言っています。

何をか??

ここで訳に立つのが一般的な常識の話です。
車で曲がる時に忘れてはいけない大事なこと、確認はもちろんのこと、自分がどちらの方向(右か左か)に行くのかを周り(具体的には自分の後ろに続いて走っている車)に知らせること!ですね。果たして、この教官もそのことを言っています。

この英文でthe people behind youというところが「あなたの後ろの人」です。

【let (名詞)動詞の原形】で【(名詞)に~させる】という意味になります。
ここでは、let the people behind you know となっていますので、【あなたの後ろの人に知らせる】となっています。
※下線部が名詞

何を知らせるか?の内容が、"what you're doing" = what you are doing = ‟あなたが何をしているか”です。

ここでは、‟左に曲がろうとしていること”です。

さて、この続きがこのジョークのオチですが、教官にそう言われてElizabethちゃんがどうしたか。


Elizabeth turned to the other students in the back seat and announced, "I'm going left."


後部座席に乗っている他の教習生たちに向かって、"I'm going left."「左に行くわ」と知らせました。


この話のオチ、わかりましたか??



そう、緊張でうっかり勘違い、the people behind you が誰(何)を指すのか、取り違えてしまいました


何も合図なしに急に左へ曲がったりしましたら、交通に混乱を引き起こしますし、事故にもつながりかねませんから、
正解は、左のウインカーを出して、自分の後ろを走る車に知らせないといけませんでしたね!

Elizabethちゃんは、口頭で自分の後ろに座っている人たちに知らせてしまいました


この話は、教官がしっかりと見てくれている中での初めての練習の際の出来事ですから、かわいらしいジョークとして笑えますが、
最近、実際の道路で、しかも初心者マークもない車で、ウインカーなしで曲がる車をよく見かけます。
免許を取得して数年経ちましたが、私なんかはまだ運転が不慣れなので、そのような車に遭遇すると危ないなといつも思います。
英語の練習も基本が大事ですが、運転も基本的なルールは絶対に大事だと思います。何事も初心忘るべからず。
車の運転をなさる方は、決してそのようなことのないように気を付けて安全運転をして下さいね。私も常に安全運転を心掛けたいと思います。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

英会話スクール English and Beyond のホームページはこちらEnglish and Beyond
体験レッスン受付中♪来年は本当に使える英会話力を身に付けませんか?

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする