移動運用のためにアンテナチューナーを作りたいと思います。
CQ HamRadio 2006/9 に掲載されていた、JA1BVAさんのデジタル型アンテナチューナーにしました。
0.6uH、1.2uH、2.4uH、4.8uH、9.6uHの5つのLと、23pF、46pF、92pF、184pF、368pFの5つのCをSWで切り替えてチューニングします。
ローパス型のLマッチによるインピーダンス変換回路です。
Lは直列、Cは並列に接続してあり、それぞれ32通りの組み合わせとなります。
この値で1.9MHz~28MHzまでをカバーします。
市販のアンテナチューナーは、コンピューター制御でこの中から適切な組み合わせを決定しますが、今回は手動です。
1~5がCの切り替えSW、A~EがLの切り替えSWです。
左側のSWは、負荷が50Ωより大きいか小さいかで切り替えるSWです。
中身です。
Cは2個を並列にして所要の容量にしました。
Lはトロイダルコアを使用しました。
手動なのでとにかく操作が大変です。
移動用にしようと思ったのですが、
チューニングまでに時間がかかり過ぎて出番がありません。
マイコンでリレーを制御にして総当りで
チェックするようにすればいいですね。