数年前に四柱推命の勉強をしていた時がありました
四柱推命はカテゴリ的には占いの部類に入るのでしょうが、その内を覗いてみると立派な統計学です
その人の生まれた日から導き出す命式からその人の人生の流れを見ていきます
その的中率はなかなかなものです(私が師事していた先生は独自の読み方をしていたのでより的中率が高かった)
私自身もその魅力にハマり、人様を鑑定出来る所まで勉強したものです
しかし心の何処かで小さな引っ掛かりがありました
統計学という膨大な情報量の中から運気の流れを導き出す事によって、人生のターニングポイントをより良い流れで乗っていくというのは何も知らずに手放しで進むよりもずっと良い事だと思います
でも本当に世の中はそれだけで動いているのか?
何かもっと違う影響もあるのではないか?
その小さな引っ掛かりは私の中で大きくなり、結果私は四柱推命の道からは離れたのです
四柱推命の方が目に見えたデータがあるので、より納得しやすい部分があります
他人にも現実的にアドバイスが出来ます
でも私には合わなかった、ただそれだけです
今の私を見ていると、あの時の感覚こそ私の中の真理だったのだとしみじみ思います