こんにちは。伊沢コンピュータサポートの伊沢晃子です。
さて本日は、来年1月にリリースされる予定の新ＯＳ・Windows Vistaとのつきあい方に関してご説明したいと思います。
（現在プレリリースされているRC1の段階の話ですが…）
現時点では、「無理にVistaにしなくてもよい」ということが言えると思います。
理由のまず第一は、以前と違い、新しいＯＳを早期に導入することのメリットが少なくなってしまったことです。
大多数の人に有益な新機能や特性という決定的なメリットが、Vistaでは今のところあまり見受けられないのです。
逆に、画面や機能性では、Windows 98や2000からＸＰへ移行した時のような衝撃を弊社では受けました。
第二には、新しいＯＳですので、パソコンのスペックは高いものが要求される点があげられます。（特にエアロ機能等を使う場合です。）
ＣＰＵは最低でもPentium D 3GHzが必要です。ストレスなしの動きを望まれるなら、core 2 Duo E6600以上が必要です。メモリは最低1GHz以上、デュアル仕様の構成が望ましいです。
第三には、発売後２～３年は、2000、ＸＰの新リリースの時もそうでしたが、ＯＳの完成度が低いために不具合が出る可能性が予想されます。
第四には、お客様がこれまでお使いのものが使えなかったり、あるいは新規に導入されるご予定の周辺機器やソフトとVistaとの相性問題が出ないか気になるところです。
大雑把ですが、このような理由から、発売と同時のご購入・ご使用はおすすめ致しません。
周囲の様子をご覧になってから、あるいはVistaを使っている友人などに聞いたりしてからの方が良いでしょう。
弊社でも、特にすぐの乗り換えはおすすめ致しておりません。
が、もちろん、ご希望のお客様にはご相談を承っております。
実際、「ウチの今のパソコンでVistaは使えるの？」とのご相談をいただくことが増えてきています。
弊社でVistaのデモを体験されたパソコンスキルの高いお客様から、「Vistaが出たらオーダーメードしたい」とおっしゃられたりもしています。
現在オーダーメードや修理を承っているパソコンに関しましても、お客様とご相談のうえ、ご希望があった場合にのみ、Vistaに移行しても使える構成にさせていただいております。
また、もちろんですが、Vistaの発売後もお手持ちの現在のＯＳはお使いになれますのでご安心下さい。
新しいものが続々と出てくるパソコンの世界ですが、主役はお客様、アナタです。
気に入ったパソコン、使い勝手のいいパソコンをお使い下さい。
見つからなければ、プロにご相談されることをおすすめします。もちろん弊社でも承ります。
いついかなる場合でも、お客様にいちばん使い勝手のいいパソコン環境を弊社では実現していきますので、何でもお気軽にご相談下さいませ。
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