先住民族関連ニュース

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カナダ外相 NAFTA再交渉で労働・環境重視主張へ

2017-08-15 | 先住民族関連
NHK8月15日 4時56分
NAFTA=北米自由貿易協定の再交渉を前に、カナダのフリーランド外相は14日、労働者を保護するための規定の拡充や環境規制の強化などを主張していく考えを示しました。
アメリカのトランプ政権が自国の産業を保護するため、メキシコとカナダに見直しを求めているNAFTAの再交渉が16日からワシントンで始まります。
これに先立ってカナダのフリーランド外相は14日、首都オタワで講演し「この機会に発効から23年たつNAFTAを今の時代に合うようにして、よりよくしたい」と述べました。そのうえでカナダとしては、労働者を保護するための規定の拡充や、気候変動対策を含む環境規制の強化、それに、男女や先住民族の平等に関する項目を盛り込むことなどを再交渉の中で主張していく考えを示しました。
さらにフリーランド外相は「再交渉ではドラマチックな局面もあるかもしれないが、断固たる決意で臨む」と述べ、アメリカがNAFTAの紛争解決制度の撤廃を求めていることに対して反対するなど、カナダの主張を明確にする考えを示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170815/k10011100041000.html

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バンクーバーで性的少数者をテーマとする映画祭 今年で29回目

2017-08-15 | 先住民族関連
バンクーバー経済新聞 2017年08月14日

 バンクーバーの市内各所で8月10日から、LGBTQなど性の多様性をテーマとした世界15カ国から50以上の映画作品を上映する「Vancouver Queer Film Festival」開催している。
 1988年に少数の友人同士の間で始まった同映画祭。以来、映像作品を通して性の多様性を歓迎し社会に広い認知を啓蒙する目的で毎年開催。昨年は70作品を上映し1万4,000人の観客を動員した。
 今年は有色人種の監督や作家の作品、トランスやクィアの若者の作品、世代の違う人々の交流、先住民族出身の監督の作品にフォーカスをあてた編成でドキュメンタリーやフィクション作品を選出。内容もシリアスなものからラブストーリー、コメディまでバラエティ豊かに揃える。映画以外にも作家のトークイベント、小さな子ども向けのストーリータイム、ファミリーピクニックなども企画した。
 チケットは一般=12カナダドル、学生・シニア=8カナダドル。上映やイベントスケジュール、チケットの購入方法はサイトに掲載する。20日まで。
https://vancouver.keizai.biz/headline/2396/

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先祖へ祈りささげる 白老アイヌ協会が供養祭

2017-08-15 | アイヌ民族関連
苫小牧民報2017/8/14配信

先祖供養「シンヌラッパ」が執り行われた
 白老アイヌ協会(新井田幹夫会長)は11日、白老町内の白老アイヌ民族記念広場で第13回アイヌ碑先祖供養祭を行った。伝統儀式「シンヌラッパ」を執り行い、出席者たちが祭壇の前で酒などを供えながら、両親や先祖への祈りの言葉をささげた。
 記念広場はかつて、アイヌ民族の子弟が教育を受けた白老第2小学校があり、また、「コタンのシュバイツアー」と呼ばれ地域医療に力を注いだ故高橋房次氏の病院があった場所。アイヌ民族にとってゆかりが深く、2005年にアイヌ碑が建立されてからは、この地で先祖供養祭が執り行われている。
 新井田会長が祭司を務め行ったシンヌラッパでは、アイヌ民族がもっとも大事にしている火の神に感謝の祈りをささげたあと、祭壇前で出席者一人ひとりが先祖と自分の名前を口にしてから酒やお菓子などの供物をささげた。新井田会長は「先祖があって今われわれがここにいることを伝える儀式。先祖の思いにふけてもらえたら」と話した。
 交流会では来賓として北海道アイヌ協会の加藤忠理事長が、ドイツからの遺骨返還に言及し「世界に先駆けて返還してくれたことに感謝したい」と話した。
 この後、参加者たちにアイヌの伝統料理などが振る舞われたほか、鵡川アイヌ文化伝承保存会、平取アイヌ文化保存会による古式舞踊も披露された。
https://www.tomamin.co.jp/news/area2/11947/

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