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角松敏生デビュー30周年ベストは後期集大成の30曲入り

2011-04-22 | アイヌ民族関連
最新音楽ニュース ナタリー 2011年4月21日

角松敏生のデビュー30周年記念ベストアルバム「1998~2010」が4月27日にリリースされる。
1993年発売の「1981~1987」、2000年発売の「1988~1993」に続く、ベストアルバム第3弾となる本作。1998年から2010年までにリリースされた作品から楽曲を厳選し、さらに新曲「ALL LIFE IS PRECIOUS」を加えた、まさに後期ベストアルバムといえる内容となっている。
収録対象となったのは、活動「解凍」宣言後に発表されチャート3位を獲得したアルバム「TIME TUNNEL」、歌詞もサウンドも新しい挑戦となった「存在の証明」、沖縄からアイヌまで音楽の旅を続けた「INCARNATIO」、スティーヴ・ガッドなどを起用した後期角松サウンドの集大成「Prayer」、そして「海・夏」がテーマの「Summer 4 Rhythm」と「都会・夜」をテーマにした「Citylights Dandy」。これらの作品から楽曲を厳選したこのベストアルバムは、長いキャリアを積んだ彼の現在の流れを感じることができるアイテムとなりそうだ。
なお、角松敏生は6月25日に横浜アリーナにてデビュー30周年記念ライブ「TOSHIKI KADOMATSU 30th Anniversary Live」を開催。デビュー25周年ライブでは総勢23名のサポートアーティストとともに6時間を超えるステージを繰り広げただけに、今回はどのようなライブになるのか気になるところだ。

角松敏生「1998~2010」DISC 1収録曲
01. 君のためにできること
02. Lunafairymiena
03. Mrs. Moonlight
04. 心配
05. 月のように星のように
06. 風車
07. Always Be With You
08. 愛と修羅
09. 君という名の僕におしえたい
10. 浜辺の歌
11. 桃色の雲
12. How is it ?
13. LIVE
14. Realize
15. 崩壊の前日


角松敏生「1998~2010」DISC 2収録曲
01. 恋の落とし穴
02. BEAMS
03. Startin'
04. Fly By Night
05. RAIN MAN
06. IZUMO
07. かなし花
08. Smile
09. REMINISCING
10. ハナノサクコロ
11. We're Together
12. 夜の蝉
13. Prayer
14. See You Again
15. ALL LIFE IS PRECIOUS

http://natalie.mu/music/news/48235

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面長?旭川の顔 JR新駅舎 ビッキさん木彫設置へ

2011-04-22 | アイヌ民族関連
(北海道新聞04/21 07:55)

 【旭川】今年秋に全面開業するJR旭川駅の新駅舎に、旭川出身のアイヌ民族の彫刻家砂澤ビッキさん(1931~89年)の木彫が置かれることが決まった。作品は、市民有志の「旭川ビッキの会」(井内敏樹会長)が所有する「TOH」で、すでに駅舎への設置が決まっている安田侃さん(65)=美唄出身=の作品と並び、「彫刻のまち」の玄関口を飾る。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/287415.html

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海底油田、開発が進む4地域

2011-04-22 | 先住民族関連
Brian Handwerk
for National Geographic News
April 21, 2011
 現在、さまざまなエネルギーをバランス良く活用する「エネルギーミックス」の動きが世界的に活発化している。国際エネルギー機関(IEA)は、2035年までは石油が支配的な燃料の地位を維持すると予測しているが、古い油田の枯渇は避けられない。一方、世界の石油需要は今後25年間で18%増加し、1日あたり9900万バレルに達する見込みだ。
 石油産業は引き続き油田開発を進めており、特に有望な候補地のいくつかは海洋部に存在する。IEAによると、2000年以降に発見された油田の半数以上は深海域だという。また、エネルギー・コンサルティング会社IHSセラの予測では、2030年に海底油田の産油量は2倍以上に膨れ上がり、1日あたり1100万バレルに達するとみられている。
 海底油田は日増しに注目度が高まっているが、掘削・汲み上げに水圧がかかるため問題が多い。BP社のマコンド油井が制御困難な状態に陥ったのも水圧が原因だった。2010年夏に開催されたさまざまな分野の意見交換会「アスペン・アイデア・フェスティバル(Aspen Ideas Festival)」では、シェル石油グループ系列のシェル・アップストリーム・アメリカ(Shell Upstream Americas)で海底油田に関する業務を担当するジョー・ライムカーラー(Joe Leimkuhler)氏が、「アメリカ国内の平均的な油井の産出量は1日あたり10バレルほどだが、深海の油井は平均数千バレルにも達する」とプレゼンテーションしている。
「海底にターゲットを絞るのは、そこに原油があるからだ」と、元アメリカ環境保護庁(EPA)長官のウィリアム・ライリー氏は話す。オバマ大統領から流出事故の調査委員会の共同委員長に指名された同氏は、「多くの石油リグが深海域に設置され、深度もどんどん増している」と述べる。
 そして石油会社は北極圏にも目を付け始めた。世界の石油埋蔵量の13%が眠っていると期待されているが、地域特有の問題も抱えている。北極を含む海底油田の4候補地を紹介しよう。

◆ブラジル
 南米最大の国ブラジルは、莫大な石油埋蔵量が見込まれる地域のリストに加わったばかりだ。輸送機関が消費する燃料の半分をサトウキビを原料とするバイオエタノールで賄っており、むしろバイオ燃料産業が盛んな国として有名である。
 しかし2007年に南東部リオデジャネイロの南320キロ沖合でツピー油田が発見され、エネルギー埋蔵量をめぐる状況が大きく変わった。国営石油会社ペトロブラスは2010年、石油産業の推進によって急速な経済成長をもたらしたルーラ前大統領を称えて、ルーラ油田と改名している。
 IHSセラ社の推計によるとブラジル海域には、水深600メートル以上に480億バレル近い原油が眠っているという。ペトロブラスは、推定65億バレルのルーラ油田で1年ほど前から掘削を開始している。
 だが、アメリカのノースカロライナ州にあるエネルギー関連の調査機関、リサーチ・トライアングル・エネルギー協議会(RTEC)事務局長のヴィクラム・ラオ(Vikram Rao)氏は、「水深が1800メートルほどもある。そして、油層が塩層の下にある点が特に問題だ」と述べる。「塩層を慎重に扱わないと、掘削時に事故が起こる可能性がある」。
 また、海洋保護団体「オセアナ(Oceana)」の海洋科学者マーゴット・スタイルズ氏はペトロブラスが出資した研究から、「ブラジル沖の掘削地域に、深海サンゴなど貴重な生態系が存在することがわかった。油田開発によって海洋環境が危機的な状況に追い込まれるかもしれない」と警鐘を鳴らしている。

◆西アフリカ
 BP社の原油流出事故で禁止されていたメキシコ湾の掘削が再び許可され、ブラジルでも海底油田の開発が活況を呈しはじめた。一方、開発が世界で最も活発化しているのがアフリカの西岸地域だ。
 得に注目が集まっているのはアンゴラとナイジェリアで、合わせて200億バレルの埋蔵量が期待されている。「若い油田が多く、猛烈な勢いで生産している。油井当たりの産出量は1日10万バレルに達するのではないか」とRTECのラオ氏は語る。
 ナイジェリア原油は比重が軽く硫黄分が少ない高品質で、1970年代からアフリカ第1位の産出国だったが、政情不安によってその地位から転落した。一方、ナイジェリアとトップの座を競うアンゴラも、特に主要産出地域であるカビンダ州に政情不安を抱えているという。
 この2国のほか、ガーナとリベリア、シエラレオネも海底油田開発を進めている。

◆メキシコ湾
 3400以上の海底油田施設が並び立つメキシコ湾には、開発余地はほとんど残されていないように見える。しかし専門家によると、より沖合の水深が深い海域には手つかずの地層が残されており、将来性は十分あるという。IHSセラ社の調べでは、いまだ130億バレル近くが海底に眠っている。
「BP社のマコンド油井は約2500万年前の“中新世(Miocene)”の地層に属する。一方、より南の沖合にある“古第三系(Lower Tertiary)”地層は約6000万年前にさかのぼり、かなり異質な海底油田の候補地とみられている」とRTECのラオ氏は述べた。
「中新世のような若い地層は岩石層の透過性が高く、掘削しやすい。息を吹きかければ通り抜けていくイメージだ。しかし古第三系など古い地層は固まっているため、岩盤に断裂(割れ目)が生じる。そこを掘削するには、相当な困難が伴うだろう」。

◆北極
 極寒と広い海、刺すような風が渦巻く暗闇と視界の悪さが北極圏沖合の特徴だ。しかし海面下には膨大な石油が眠っている。アメリカ地質調査所(USGS)によると、全世界の未発見石油の13%にあたる、900億バレルが採掘可能な状態で存在しているという。
 2011年3月にテキサス州ヒューストンで開かれたエネルギー業界の会議「IHSセラウィーク(IHS Ceraweek)」では、BP社のボブ・ダッドリー最高経営責任者が、「地震計のデータから、膨大な量の炭化水素(石油の主成分)の存在がわかっている」と述べていた。
 しかしBP社は、2011年初頭に署名した同地での探査活動契約に関して、ロシアの国営石油会社OAOロスネフチと問題を起こしている。
 北極地域のアメリカ領でも、現在のところ掘削作業は行われていない。大手石油会社シェルは2011年春にアラスカ州北岸に面するチュクチ海とボーフォート海で掘削作業を行うため、アメリカ政府に21億ドルを支払って用地の権利を獲得していた。しかしアラスカの先住民と自然保護団体が、北極圏海域での掘削作業や作業船の運航を認める政府のクリーン・エア法に反対しており、同社は計画の延期を発表した。
 総面積約3000万平方キロの北極圏は、計8カ国が領有権を主張している。エネルギー開発と環境保護を念頭に置き、漁業から観光までさまざまな利害関係をうまく取りまとめるためには、海底油田開発の問題を国際交渉によって解決していく必要があるだろう。

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110420004&expand&source=gnews

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海底油田、開発が進む4地域

2011-04-22 | 先住民族関連
Brian Handwerk
for National Geographic News
April 21, 2011
 現在、さまざまなエネルギーをバランス良く活用する「エネルギーミックス」の動きが世界的に活発化している。国際エネルギー機関(IEA)は、2035年までは石油が支配的な燃料の地位を維持すると予測しているが、古い油田の枯渇は避けられない。一方、世界の石油需要は今後25年間で18%増加し、1日あたり9900万バレルに達する見込みだ。
 石油産業は引き続き油田開発を進めており、特に有望な候補地のいくつかは海洋部に存在する。IEAによると、2000年以降に発見された油田の半数以上は深海域だという。また、エネルギー・コンサルティング会社IHSセラの予測では、2030年に海底油田の産油量は2倍以上に膨れ上がり、1日あたり1100万バレルに達するとみられている。
 海底油田は日増しに注目度が高まっているが、掘削・汲み上げに水圧がかかるため問題が多い。BP社のマコンド油井が制御困難な状態に陥ったのも水圧が原因だった。2010年夏に開催されたさまざまな分野の意見交換会「アスペン・アイデア・フェスティバル(Aspen Ideas Festival)」では、シェル石油グループ系列のシェル・アップストリーム・アメリカ(Shell Upstream Americas)で海底油田に関する業務を担当するジョー・ライムカーラー(Joe Leimkuhler)氏が、「アメリカ国内の平均的な油井の産出量は1日あたり10バレルほどだが、深海の油井は平均数千バレルにも達する」とプレゼンテーションしている。
「海底にターゲットを絞るのは、そこに原油があるからだ」と、元アメリカ環境保護庁(EPA)長官のウィリアム・ライリー氏は話す。オバマ大統領から流出事故の調査委員会の共同委員長に指名された同氏は、「多くの石油リグが深海域に設置され、深度もどんどん増している」と述べる。
 そして石油会社は北極圏にも目を付け始めた。世界の石油埋蔵量の13%が眠っていると期待されているが、地域特有の問題も抱えている。北極を含む海底油田の4候補地を紹介しよう。

◆ブラジル
 南米最大の国ブラジルは、莫大な石油埋蔵量が見込まれる地域のリストに加わったばかりだ。輸送機関が消費する燃料の半分をサトウキビを原料とするバイオエタノールで賄っており、むしろバイオ燃料産業が盛んな国として有名である。
 しかし2007年に南東部リオデジャネイロの南320キロ沖合でツピー油田が発見され、エネルギー埋蔵量をめぐる状況が大きく変わった。国営石油会社ペトロブラスは2010年、石油産業の推進によって急速な経済成長をもたらしたルーラ前大統領を称えて、ルーラ油田と改名している。
 IHSセラ社の推計によるとブラジル海域には、水深600メートル以上に480億バレル近い原油が眠っているという。ペトロブラスは、推定65億バレルのルーラ油田で1年ほど前から掘削を開始している。
 だが、アメリカのノースカロライナ州にあるエネルギー関連の調査機関、リサーチ・トライアングル・エネルギー協議会(RTEC)事務局長のヴィクラム・ラオ(Vikram Rao)氏は、「水深が1800メートルほどもある。そして、油層が塩層の下にある点が特に問題だ」と述べる。「塩層を慎重に扱わないと、掘削時に事故が起こる可能性がある」。
 また、海洋保護団体「オセアナ(Oceana)」の海洋科学者マーゴット・スタイルズ氏はペトロブラスが出資した研究から、「ブラジル沖の掘削地域に、深海サンゴなど貴重な生態系が存在することがわかった。油田開発によって海洋環境が危機的な状況に追い込まれるかもしれない」と警鐘を鳴らしている。

◆西アフリカ
 BP社の原油流出事故で禁止されていたメキシコ湾の掘削が再び許可され、ブラジルでも海底油田の開発が活況を呈しはじめた。一方、開発が世界で最も活発化しているのがアフリカの西岸地域だ。
 得に注目が集まっているのはアンゴラとナイジェリアで、合わせて200億バレルの埋蔵量が期待されている。「若い油田が多く、猛烈な勢いで生産している。油井当たりの産出量は1日10万バレルに達するのではないか」とRTECのラオ氏は語る。
 ナイジェリア原油は比重が軽く硫黄分が少ない高品質で、1970年代からアフリカ第1位の産出国だったが、政情不安によってその地位から転落した。一方、ナイジェリアとトップの座を競うアンゴラも、特に主要産出地域であるカビンダ州に政情不安を抱えているという。
 この2国のほか、ガーナとリベリア、シエラレオネも海底油田開発を進めている。

◆メキシコ湾
 3400以上の海底油田施設が並び立つメキシコ湾には、開発余地はほとんど残されていないように見える。しかし専門家によると、より沖合の水深が深い海域には手つかずの地層が残されており、将来性は十分あるという。IHSセラ社の調べでは、いまだ130億バレル近くが海底に眠っている。
「BP社のマコンド油井は約2500万年前の“中新世(Miocene)”の地層に属する。一方、より南の沖合にある“古第三系(Lower Tertiary)”地層は約6000万年前にさかのぼり、かなり異質な海底油田の候補地とみられている」とRTECのラオ氏は述べた。
「中新世のような若い地層は岩石層の透過性が高く、掘削しやすい。息を吹きかければ通り抜けていくイメージだ。しかし古第三系など古い地層は固まっているため、岩盤に断裂(割れ目)が生じる。そこを掘削するには、相当な困難が伴うだろう」。

◆北極
 極寒と広い海、刺すような風が渦巻く暗闇と視界の悪さが北極圏沖合の特徴だ。しかし海面下には膨大な石油が眠っている。アメリカ地質調査所(USGS)によると、全世界の未発見石油の13%にあたる、900億バレルが採掘可能な状態で存在しているという。
 2011年3月にテキサス州ヒューストンで開かれたエネルギー業界の会議「IHSセラウィーク(IHS Ceraweek)」では、BP社のボブ・ダッドリー最高経営責任者が、「地震計のデータから、膨大な量の炭化水素(石油の主成分)の存在がわかっている」と述べていた。
 しかしBP社は、2011年初頭に署名した同地での探査活動契約に関して、ロシアの国営石油会社OAOロスネフチと問題を起こしている。
 北極地域のアメリカ領でも、現在のところ掘削作業は行われていない。大手石油会社シェルは2011年春にアラスカ州北岸に面するチュクチ海とボーフォート海で掘削作業を行うため、アメリカ政府に21億ドルを支払って用地の権利を獲得していた。しかしアラスカの先住民と自然保護団体が、北極圏海域での掘削作業や作業船の運航を認める政府のクリーン・エア法に反対しており、同社は計画の延期を発表した。
 総面積約3000万平方キロの北極圏は、計8カ国が領有権を主張している。エネルギー開発と環境保護を念頭に置き、漁業から観光までさまざまな利害関係をうまく取りまとめるためには、海底油田開発の問題を国際交渉によって解決していく必要があるだろう。

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110420004&expand&source=gnews

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バンクーバーで慈善コンサート「がんばれ日本!」-アーティスト150人以上が集結

2011-04-22 | 先住民族関連
(バンクーバ経済新聞 2011年04月21日)

バンクーバーのクイーンエリザベス劇場(630 Hamilton St., Vancouver)で4月19日、BC日本地震支援基金(BC- JERF)が主催する東日本大震災復興支援のためのチャリティーコンサート「GANBARE JAPAN(がんばれ日本)!」が開かれた。
 コンサートの最初には、カナダ西海岸の先住民スコーミッシュ族が登場。「今日のコンサートが始まるまでに起きた邪悪なもの、不運をすべて取り払いましょう」(Bob Bakerさん)と、祈りをささげる歌と踊りを披露した後、会場全体で1分間の黙とうを捧げた。
 今回の公演の趣旨に賛同し、バンクーバー出身で世界的に活躍するピアニストJohn Kimura Parkerさんをはじめとする150人以上のアーティストたちが無償での出演を快諾。ブルース歌手で俳優のJim Byrnesさんとゴスペルグループ「The Sojourners」による「Stand by Me(そばにいて)」のコラボ演奏や、地元バンド「Doug and the Slugs」の「Day by Day(毎日少しずつ)」「Making It Work(きっとうまくいく)」など、日本に対してそれぞれが持つ支援の気持ちを込めた選曲で、ステージからメッセージを送った。
 環境保護活動家として知られるDavid Suzuki博士は、公演中に紹介されたビデオメッセージの中で、「今回の地震と津波によって起きた被害は想像を超えるものだったが、日本人の皆さんの災害後の対応や真摯(しんし)な行動に世界中の人たちが尊敬の念を抱き、日本のために何かしようと活動の輪を広げている」と述べ、「福島の原発で起きている問題は非常に深刻。今こそ日本を中心として原発の是非をもう一度考えるべき」と呼びかけた。
 フィナーレでは、さまざまな年齢層からなる地元太鼓グループのメンバー50人以上が集まり、同コンサートのために急きょ結成した「Taiko for Tohoku」が、「バンクーバーの皆のパワーと『がんばれ!』のメッセージが太鼓の音に乗って日本まで届いてほしい」と、力強いパフォーマンスを披露。演奏が終わった瞬間、会場には色とりどりの折り鶴1万4,000羽が舞い、観客席からは歓声と大きな拍手が沸き起こった。
 同公演の発案者Linda Ohamaさんは「今日のコンサートがこんなに短期間で実現に至ったのは貴重な時間を割いて動いてくれた多くのボランティアの皆さんのおかげ。折り鶴作りなどに力を貸してくれた方全員に心から感謝したい」と声を詰まらせた。
http://vancouver.keizai.biz/headline/1234/




 メキシコ湾の石油掘削基地ディープウォーター・ホライズンの爆発事故から4月20日で1年が経過した。原油流出を食い止めるための戦いと、陸地と海洋が受けたダメージについてさまざまな検証が続いている。しかし、石油産業を取り巻く状況は事故以前からなにも変わっていない。イギリスの大手石油会社BPがメキシコ湾で原油を掘り出そうと躍起になっていた1年前と同様に、世界中で海底油田開発が続く。

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犬の歴史に新たな発見、大昔から犬は人類にとって最良の友だった!

2011-04-22 | 先住民族関連
ペットプレス 2011/4/20

考古学者がまたまた犬に関する発見をしてくれた。アメリカ大陸西部において、犬の歴史に関する新たな手がかりが見つかったのだ。
今回新たな手がかりを発見したチームは、カリフォルニア州のセントラル・バレーに居住していたアメリカ先住民と犬との間には極めて密接な絆が構築されていたという証拠を見つけたという。チーム・リーダーのカリフォルニア州のバイオラ大学で考古学及び人類学を教えているポール・ランゲンウォルター教授によると、アメリカ先住民は飼い犬が亡くなるととても丁寧に埋葬していたことがわかったと教授が地方新聞に語った。
ランゲンウォルター教授は1700年代にまで遡って犬の骨を調べ、ヨーロッパの人々とアメリカ先住民が接触を持った歴史的背景について洗いなおしていた。埋められていた犬は飼い主の隣に寄り添う形で体を丸めて埋葬されていたそうだ。
地方紙サクラメント・ビーによると、セントラル・バレーのアメリカ先住民は亡くなった人の埋葬品を壊す風習がある。愛用していた品々を壊して亡くなった人と共に旅立たせるのだと言う。犬たちは飼い主が亡くなると犠牲を払い埋葬された可能性が高いが、とても大切な存在として丁寧に埋葬されていたのが発見されている。
またランゲンウォルター教授は、セントラル・バレーのアメリカ先住民たちは小型犬と大型犬の両方を飼っていたことをつきとめた。
小型犬の大きさはテリア程度で主にウサギやリスを狩るときに活躍し、大型犬はもっと大きな獲物、シカなどの狩りの時に飼い主を助けたのではないかと見られている。
当時セントラル・バレーに住んでいたアメリカ先住民は犬を最愛のペット兼、頼りになるパートナーとして大切に思っていたため、犬たちが亡くなると敬意を持って埋葬されたのではないかとランゲンウォルター教授は語った。
http://www.petpress.jp/news/detail_2223.html

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弘前藩・陸奥国津軽郡之絵図:県重宝に指定 番所や金山など描く /青森

2011-04-19 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2011年4月14日 地方版

 県教委は、弘前藩が作製した国絵図としては最古とされる「陸奥国津軽郡之絵図(むつのくにつがるぐんのえず)」(正保国絵図写(しょうほうくにえずうつし))を県重宝(歴史資料)に指定した。
 絵図(縦約4メートル、横約5メートル)には津軽地方の山河や主要な集落、寺社、城郭、道路、港湾、海路が描かれ、アイヌ民族の集落を示す「犹村(えぞむら)」の書き込みもある。藩領を警備する上で重要な番所や金山、銀山なども載っており、当時の津軽藩を知る貴重な資料。
 所蔵する県立郷土館によると、絵図裏に作製の経緯が書かれており、正保2(1645)年に幕府に提出した絵図の控えを貞享(じょうきょう)2(1685)年に写したものという。
 江戸幕府は慶長(1596~1615年)、正保(1644~48年)、元禄(1688~1704年)、天保(1830~44年)の4回、諸藩に絵図作製を命令。慶長年間は西日本諸藩が対象で、津軽藩が作った記録はないという。
 県重宝は今回の指定で計144点となった。県立郷土館は7月中旬~9月下旬の企画展で絵図を展示する予定。【植松晃一】
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20110414ddlk02040007000c.html

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白老で「ルウンペ展」―アイヌ民族の晴れ着20点並ぶ

2011-04-19 | アイヌ民族関連
【室蘭民報 2011年4月14日(木)朝刊】

 アイヌ民族の晴れ着「ルウンペ」展が、白老・アイヌ民族博物館で開かれており、半年を費やして製作した複製のルウンペ20点が並んでいる。
 伝統工芸技術の継承を目的に、北海道アイヌ協会白老支部の10人が、同博物館と北海道開拓記念館に収蔵されている衣服資料などをもとに製作した。文化庁の伝統文化総合活性化事業。
 白老地方で「ルウンペ」と呼ばれる木綿製の晴れ着は、細いテープ状の色布などを直線的に置いたり、折り曲げ、その上から刺しゅうが施されている。同博物館は「近隣の方々に見にきていただきたい」と話している。5月末日まで開催。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2011/04/14/20110414m_08.html

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続縄文文化を解説 苫小牧駒大の蓑島准教授迎え、苫小牧縄文会が講演会

2011-04-19 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2011年 4/13)

 苫小牧縄文会(矢野嘉一会長)は10日、苫小牧市文化交流センターで苫小牧駒沢大学国際文化学部の蓑島栄紀准教授を迎えて講演会を開いた。
 「縄文の時代」の終焉と倭国・東アジア―続縄文時代から擦文(さつもん)時代へ―がテーマ。本州の弥生~古墳時代に並行し、北海道を中心に前3世紀から6世紀ごろに展開した続縄文文化を取り上げた。
 会員など約40人が参加。蓑島准教授は、続縄文文化は縄文文化の伝統を残ながら「選択的に金属製品を使用する弥生文化を取り入れ、発展した」と説明した。
 道内だけにとどまらず、人や文化の交流を通じて東北など本州地方にも影響を与えていたことが、「埋葬方法や出土品の特徴から分かる」などと解説した。
 北海道で長く続いた縄文時代が衰退したことについて、蓑島准教授は「現在の『グローバル化』に近い外来文化の波が押し寄せたもの」と推察。しかし、一見なくなったように見られる縄文の文化も、「アイヌ文様などの中に形を変えて生きている」と強調した。
http://www.tomamin.co.jp/2011t/t11041302.html

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今週の本棚:海部宣男・評 『アイヌの世界』=瀬川拓郎・著

2011-04-19 | アイヌ民族関連
 毎日新聞 2011年4月10日 東京朝刊

(講談社選書メチエ・1575円)
◇縄文の言語と文化のタイムカプセル
 アイヌ語には、日本語との共通な言葉が少ない。「アイヌ」という言葉自体、「カムイ=神」に対する「人間」の意味だから、私たちが日本的と考える発想とはだいぶ違う。宇宙の概念を含め世界観や文化一般でもいわゆる日本の伝統文化とは大いに異なるし、オホーツク文化の影響も明らかだ。長期にわたって互いに近く暮らしてきたのに鮮明なこの違いは、どこからきているのだろう。
 言語学から専門的に見てもアイヌ語はやはり日本語とは違うし、北方諸民族の言葉とも違うそうだ。それどころか同系の言語が見当たらず、系統不明な言語というしかないという。
 では、民族学・民俗学からはどうか。本書はクマ祭りなどアイヌ文化の比較分析や考古学の成果を組み合わせながら、アイヌ世界の成り立ちに迫った好著。まだ謎の多いアイヌ文化に、多面的な考察の光を当てている。
 北のアイヌは、南の旧沖縄人とともに縄文人の流れを濃く汲(く)む人々で、大陸から稲作文化を持ち込んだ人々によって南北に追われたという見解がある。ただしこれには異論もあるし、孤立した言語であるアイヌ語に対し、琉球語は旧(ふる)い歴史時代の日本語を祖語とする。
 著者は、古くは蝦夷(えみし)と呼ばれたアイヌの人々は、やはり縄文人の流れを汲むと考える。アイヌ語は、失われた縄文語を基礎とする言語だろうと。その後、古代から近代にかけての日本語から、また北のオホーツク文化を担ったツングース諸言語からも、文化と共に言葉や概念を輸入し変容してきた。そうした著者の考察は、縄文の流れを汲む続縄文文化、農耕文化の影響を受けた擦文(さつもん)文化、さらにオホーツクの荒海に乗り出した大交易時代、というアイヌ文化の変遷の歴史をふまえたものである。
 もしそうならアイヌ語は、失われた縄文語の基層をいまに残す言語ということになるわけだ。
 なかなかすごいことだなあ。
 アイヌ世界の変遷をたどる上で著者がくり返し考察するのは、飼いグマ儀礼を含むクマ祭り文化。縄文文化のイノシシ儀礼からアイヌのクマ儀礼へと移っていったという。してみるとアイヌの信仰・儀礼も、縄文から古代日本の言語・文化のタイムカプセルなのだ。
 日ごろ親しみ深い北海道だが、そこで育まれてきた歴史や文化について、私たちは知らないことだらけだ。本書には目を開かされる事項・考察が満載である。『日本書紀』に書かれた遠征で、阿倍(あべの)比羅夫(ひらふ)は誰と、どこで戦ったのか。七~九世紀の東北地方から北海道石狩地区への農民の進出は、どんな影響を残したか。古代からくり返されたオホーツクの民との攻防の末、一一世紀頃からサハリン・沿海州へと乗り出したアイヌの人々は、何をめざしたのか。
 どれも面白い話だ。著者によれば、アイヌはある時期「オホーツクのヴァイキング」だった。モンゴルの大軍をサハリンで迎え撃ったというのも、すごい。
 最後に著者が提示するのは、「アイヌ世界の景観」を復元する試みである。舞台は上川盆地、時間スケールは一万年。登場するアイヌの人々は、森の民から、川の民=サケを売りさばく交易の民へ、そして内地からの屯田兵や水田耕作の農民たちに「二流農民」へと押し込められる。民族の文化とその舞台を、時間を軸に俯瞰(ふかん)する試みが新鮮だ。
 考えてみれば明治のアイヌに起きたことは、かつて稲作文化の流入によって日本各地の縄文人に起こったことでもあっただろう。アイヌの世界が、二重の意味で縄文と重なってくる。
http://mainichi.jp/enta/book/hondana/news/20110410ddm015070011000c.html

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雑記帳:札幌こどもミュージカルがチャリティーコンサート

2011-04-19 | 日記
毎日新聞 2011年4月10日 1時28分

◇アイヌ民話の公演などで知られる「札幌こどもミュージカル育成会」(細川真理子会長)が9日、東日本大震災の被災者支援チャリティーコンサートをJR札幌駅前の地下歩行空間で開いた。
 ◇「被災地のために何かしたい」と声を上げた3~12歳の約50人が、オリジナルの全13曲を披露。「仲良く歌っていたら、希望の扉は開くだろう」との元気な歌声と踊りに、道行く人も足を止めた。
 ◇最後に「子どもは何もできないけど力を合わせれば強い力になる。私たちには歌がある。被災した子どもたちに元気を送りましょう」と支援を訴えると、会場には募金の輪が広がった。【円谷美晶】
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20110410hog00m040003000c.html

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アイヌの伝統歌の祭典『マレウレウ祭り』の音源が配信リリース

2011-04-19 | アイヌ民族関連
リッスンジャパン - (2011/04/08)

北の大地で今も尚受け継がれているアイヌの伝統歌「ウポポ」の再生と伝承をテーマに活動する、女子4人組グループ・マレウレウが2月13日にアサヒアートスクエアで開催した『マレウレウ祭り~めざせ100万人のウポポ大合唱!vol.2~』でのライブ音源が本日4月8日より、音楽配信サイト『OTOTOY』で配信販売される。
今回配信されるのは、ライブで披露されたアイヌの伝統弦楽器トンコリに「ウコウク」と言われる独自の輪唱をのせたアイヌで受け継がれている伝統歌8曲に加え、ライブでのMCやワークショップでの模様を収録した全15トラック。会場に響き渡る歌声とトンコリの音色が、人の心の琴線に心地良く響く楽曲が収められている。
また、本公演は彼女達の東京での初ライブとなっており、女性シンガーUAをゲストに迎えて行われ、ダウンロード特典として会場の様子を撮影したスペシャル・フォト・ブックレットが合わせて配信される。

【リリース情報】
■配信URL:(//ototoy.jp/feature/index.php/2011040801)
■アーティスト:マレウレウ
■タイトル:『マレウレウ祭り~めざせ100万人のウポポ大合唱!vol.2~』
■収録内容:
1.レラレラスイスイ~ハウサー
2.MC 01
3.馬追い歌
4.MC 02
5.サランぺ
6.MC 03
7.ヤイカテカラ イレッテ
8.MC 04
9.ソンカイノ
10.MC 05
11.アリアン~アローロ
12.MC 06
13.カネレンレン
14.アヨロ~サーオイ
15.みんなでウポポ(ワークショップ)
■配信形態:1)DSD+mp3 2)HQD(24bit/48khz wav)
■特典:オリジナル・フォト・ブックレット
■価格:1500円(まとめ購入のみ)
http://listen.jp/store/musicnews_32661_all.htm

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白老・アイヌ民俗博物館、大震災の影響で入館者激減

2011-04-19 | アイヌ民族関連
【室蘭民報 2011年4月8日(金)朝刊】

 東日本大震災以後、白老・ポロト湖畔のアイヌ民族博物館の入館者が激減している。3月は3235人で前年同期比55・7%減。同月中のキャンセルは28件、4月は27件。入館者数の4割を占める外国人が「全く入っていない状況」だ。運営主体でもある同博物館は職員の自宅待機や休館を含めた緊急対応に迫られている。
 大震災後の3月15日から入館者が激減。4月5日までに100人を超えたのは2日間だけ。3月24日は9人だった。海外のキャンセルは3月がシンガポール、アメリカが各1件、4月はアメリカ3件。予約なしで多く入館する韓国の来館者を含めて「外国人は全く入っていない」状況だ。
 22年度中の入館者数20万2800人を踏まえ、23年度は21万人を見込み予算を組んだ。だが、大震災禍の入館者減による予算組み替えが避けられず、5月に開催の理事会・評議員会に組み替え予算を提出する予定だ。
 光熱費など経費節減をすでに指示している。不要不急の修繕・改修は中止、4月の定期昇給は見合わせた。さらに「休館や職員の自宅待機を検討しなければならない状況」という。
 ただ5月の大型連休以降の修学旅行は「東北回避」によって道外勢を中心に増える可能性があるといい、「希望の光」と期待している。
 同博物館は「大変なピンチだ。このままでは運営が成り立たなくなる。町や道、国に対して支援を要請していかなければならないだろう」と話している。
 同博物館の職員は46人。入館料収入で運営している。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2011/04/08/20110408m_08.html

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知事選4候補 民主政権どうみる

2011-04-19 | アイヌ民族関連
(朝日新聞 2011年04月05日)

■TPPへの姿勢 全員反対 アイヌ民族施策 3氏評価
 2009年夏の政権交代から初めて迎えた知事選。朝日新聞社が告示前の先月、立候補した現職と新顔3人に、1年半余を過ぎた民主党政権の政策などを尋ねたところ、民主が推す木村俊昭氏以外の3氏からは厳しい評価が相次いだ。木村氏もTPP(環太平洋経済連携協定)など、道内に密接に関係する政策については厳しく評価した。
 4氏がそろって「全く評価しない」と答えたのは、道内経済界も含めてオール北海道で反対を唱えている「TPPに向けた姿勢」だった。「評価しない」も含めると、「北方領土問題への対応」にも4氏は現政権に批判的といえる。
 道内は依存度が高いとされる「公共事業予算の削減」についても、高橋はるみ氏は全く評価しないとし、木村氏、宮内聡氏、鰹谷忠氏の3氏も評価しないを選び、全員が厳しかった。
 一方、比較的プラス評価なのは、「アイヌ民族への施策」と「公立高校の授業料実質無料化」だった。
 「アイヌ施策」は宮内氏が評価しないと回答したが、他の3氏は評価するとした。「公立高校」は高橋氏がどちらとも言えないとしたが、他の3氏はそろって評価すると回答した。
 「子ども手当」については、木村氏がどちらとも言えない、と明らかにしなかったが、道議時代は民主党会派だった鰹谷氏は評価する、高橋、宮内両氏は評価しないだった。
 民主党政権の「1丁目1番地」とされた「地方分権・地域主権改革」への評価については、木村氏が評価するとした。それ以外では、高橋氏がどちらとも言えない、鰹谷氏が評価しない、宮内氏が全く評価しない、とはっきり分かれた。
 アンケートで尋ねた12項目のうち、4氏とも「大いに評価」とした回答はなかった。「農家の戸別所得補償制度」については、4氏とも「どちらとも言えない」を選び、農業王国・北海道のリーダーを目指す候補者たちにとっても判断が難しいことがうかがえる。
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941104050002

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アイヌ博物館 入場20万人回復 白老

2011-04-19 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 04/05 12:49)

 【白老】町若草町のアイヌ民族博物館の2010年度の入場者数は20万2803人で、08年度以来の20万人台に回復した。新型インフルエンザの流行などで過去最少だった09年度に比べ3・8%の増。ただ、東日本大震災の影響で年度末からは海外客のキャンセルが相次いでおり、本年度の見通しは厳しそうだ。
 全体の約4割を占めるアジアを中心とした海外客が好調だった。韓国が同35・9%増の4万7092人と最多で、シンガポールが同23・5%増の1万9397人、マレーシアが同71・6%増の3546人だった。
 修学旅行などの団体客が中心の国内客は、前年度比6・8%減の12万411人。特に高校は13・2%減の4万2173人で、道央の農家でのホームステイなどに行き先を変える学校が出てきたのが要因だという。
 3月11日の震災以降は、福島の原発事故なども影響してキャンセルが相次ぎ、海外からのツアー客はほぼゼロの状態だという。同館は高校の修学旅行が少ない東海地方への誘致活動を検討中。「原発問題が終息するまで海外誘客は難しく、本年度は厳しい運営になりそう。国内をターゲットを絞り、できることから取り組む」としている。(阿部里子)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/283686.html

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