先住民族関連ニュース

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カナダ政府 先住民教育に1000万ドルの予算

2013-03-30 | 先住民族関連
2013年3月29日
先住民の若者に1000万ドル
2013年3月22日- 2013年3月21日の国会で提示されたカナダの2013年予算で、カナダ政府財務大臣ジム·フラハティ氏は、カナダ全土の先住民族の若者の支援プログラム Indspire's Building Brighter Futures(以下、Inspire)を発表した。予算は1,000万ドル。数千人の学生がコミュニティとカナダ経済に参加するために必要な教育や技能を習得するのに役立てる。
国の繁栄と先住民教育は密接に関係している
Indspireの社長代表兼最高経営責任者(CEO)ロバータ·L·ジェイミソン氏は、
「先住民の若者をとても心配している。Indspireにおけるこの新たな投資で、明確な国の繁栄と先住民教育が密接に結びつくことになる。Indspireは、カナダの企業と資金パートナーシップの開発に大成功しており、その多くは先住民コミュニティに使われている。連邦政府の1000万ドルの予算と、民間セクターからの投資で得た資金を統合させる。Indspireの計画では、学生のための新たな資金調達で2000万ドルを調達することができる。学生のニーズは大きい。2011年から2012年で、申請からプログラムに移行のニーズは約20%を達成した。連邦政府からの大規模投資は正しい方向への大きな一歩。予算書にも留意しつつ、Indspireの有効性を認めている。毎年2,200以上のアボリジニの学生に奨学金を提供し、支援学生の成功を支援する企業のドナーの範囲からかなりの支持を高め、成功している実績がある。 」
と述べている。
 明るい未来の構築:奨学金と奨学金と、彼らの教育ニーズを持つ先住民族の学生を支援するためのIndspireの資金調達プログラム。現在までに、構築瑠璃先物はカナダ全土の14000先住民、イヌイットとメティスの受信者への奨学金や奨学金以上の5000万ドルを授与された。
 2011-2012で、Indspireは2220人のアボリジニーの学生に620万5100ドルを提供した。この金額のうち、カナダ政府は、380万ドルを寄付している。
http://www.kigyo-kaigyo.jp/news_7eH6vCiws.html?right

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アイヌ遺骨収集:北大「盗掘はなかった」 関係者反発「重大な人権問題」 北海道

2013-03-30 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2013年03月29日
 北海道大が28日公表したアイヌ遺骨の学内調査報告書は、長年にわたるずさんな管理体制を浮き彫りにした。「人類学の研究のため」という美名の下での研究者の行為。北大は「盗掘はなかった」と説明するが、関係者からは反発の声が上がった。
 北大は児玉作左衛門・医学部教授を中心に1934(昭和9)年から、道内各地のアイヌ墓地で遺骨を収集し、戦後まで続いた。これに対し、アイヌ側は「盗掘にほかならず、遺骨以外に副葬品も持ち去った」と指摘。当時の道ウタリ協会(道アイヌ協会)は82年、北大に慰霊と遺骨の返還を申し入れた。
 この日の記者会見に先立ち、北大の担当者が道アイヌ協会に出向き、報告書の概要を説明。道アイヌ協会の加藤忠理事長は「遺骨の収集状況を検討すると、非常に重大なアイヌ民族への人権問題をはらんでいる。研究のために集められた遺骨がいまだ一致しない保管状況は無念きわまる思い」とコメントし、遺骨の早期返還を求めた。
 アイヌ遺骨収集の問題点を指摘した本「学問の暴力」の著者、植木哲也・苫小牧駒沢大教授は「大学側に当事者意識が薄く、アイヌに対する無意識の差別意識が残っているのではないか。望ましくないやり方で得た研究成果はきちんと償うべきだ」と指摘。北大が収集方法に問題がなかったと結論づけたことに「世界の流れに逆行する時代遅れの発想」と切り捨てた。
 アイヌ遺骨問題を追及してきた市民団体「北大開示文書研究会」の清水裕二・共同代表は「学者の論理でアイヌ民族の命の尊厳が踏みにじられたが、責任を感じていないような官僚的な報告書」と憤る。遺骨返還についても「遺族や関係者も高齢化しており、もう待っていられない。いったい3年間何だったのか」と北大の姿勢を指弾した。
 北大の三上隆副学長は「時間をかけて調査した結果。この調査報告書を出発点に、関係者の理解を求めていきたい」と話している。【森健太郎】
…………………………………………………………………………
 【アイヌ遺骨をめぐる動き】
1865年 英国領事館員が森町など2カ所で遺骨を発掘
  88年 小金井良精・帝大医科大(現東京大医学部)教授が道内各地で遺骨を発掘。翌年も
1924年 清野謙次・京都帝大(現京都大)医学部教授がサハリンで遺骨を発掘
  34年 児玉作左衛門・北海道帝大(現北海道大)医学部教授が八雲町で遺骨を発掘。翌年も
http://mainichi.jp/select/news/20130329mog00m040016000c.html

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【白老】伝統文化継承者4人を選出 町教育委員会

2013-03-30 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2013年 3/29)
 白老町教育委員会は今年度、地域文化の継承・発展の模範として認定する「伝統文化継承者」に新井田幹夫さん(61)、塩田知治さん(64)、下河ヤエさん(74)、松永八重子さん(71)を選出。28日に同町本町の白老コミュニティーセンターで認定式が行われた。
 新井田さんはアイヌ民族博物館に勤め、かやぶきの家屋「チセ」の建設、白老アイヌの漁労に使われた板つづり舟「イタオマチプ」の復元など木工・建築の分野で活躍。地元の伝統儀式で祭主を務めるなど儀礼にも欠かせない存在となっている。塩田さんは同博物館の飼育員として、アイヌ民族の狩猟文化を担った北海道犬の展示・繁殖に力を入れているほか、ヒグマの飼育やチセの建設でも技能が高く評価されている。
 下河さんは衣服の分野で「アットゥシ」「チヂリ」など優れた伝統作品を残しているほか、アイヌ刺しゅうや歌などの各種伝承講座で講師を務め、後進の育成にも貢献している。松永さんは地元を代表するムックリ(口琴)の名奏者として知られるほか、2007年にはアイヌ刺しゅうサークル「チタラペ」を結成。アイヌ語の指導にも携わるなど多分野で才能を発揮している。
http://www.tomamin.co.jp/2013s/s13032901.html

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白老の新井田さんら4人が指定無形民俗文化財に認定

2013-03-30 | アイヌ民族関連
【室蘭民報 2013年3月29日(金)朝刊】
 白老町は28日、町指定無形民俗文化財・伝統文化継承者として、アイヌ文化にかかわる新井田幹夫さん(61)、塩田知治さん(64)、下河ヤエさん(74)、松永八重子さん(71)に認定書を贈った。
 新井田さんは「アイヌ民族博物館内のチセ(伝統的家屋)造りを介した空間整備・伝承」、塩田さんは「同博物館内やイオル事業のチセ造りを介した空間整備と北海道犬の飼育・普及活動」、下河さんは「裁縫や刺しゅうの工芸、踊りや歌の芸能」、松永さんは「ゴザ編みや縫製、刺しゅうの工芸、舞踊やムックリの芸能、アイヌ語」の継承者として認定された。これまでの認定者は14人を数える。
 認定式は町コミュニティセンターで開催された。新井田さんは「先輩から指導を受け、継承の一翼を担えただけで幸せ」、塩田さんは「博物館を退職してからでもチセ造りに携われたら」、下河さんは「昔の人は楽しんでやっていたという思いで縫っています。できる限り皆さんに教えていきたい」と語った。松永さんは欠席した。
 4人を継承者にすべきと町教委に答申した文化財等運営審議会の岡田路明会長は「今後ともますます技術に磨きをかけ、文化発展に尽力いただければ」とあいさつした。
 4人の略歴は次の通り。
 ▽新井田幹夫さん=昭和57年のアイヌ民族博物館勤務初年からチセ建設に携わり、現存するチセはすべて手掛けている。平成24年度アイヌ文化奨励賞受賞。
 ▽塩田知治さん=チセ造りに長年携わり、素材調達や屋根ふき、柱組み立てなどに従事してきた。同博物館で飼育している北海道犬、ヒグマの世話を担当している。
 ▽下河ヤエさん=同博物館職員時代に裁縫、刺しゅう、踊り、歌を習得。退職後は先達の施した模様の特徴や運針にこだわり、趣味を兼ねながら活動している。
 ▽松永八重子さん=同博物館退職後に刺しゅうサークルを結成、イオル再生事業で講師を務めるなどアイヌ文化発信に貢献してきた。ムックリは同博物館ホームページに模範演奏として取り上げられている。(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2013/03/29/20130329m_08.html

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アイヌ民族遺骨 数百体分が混在 北大、ずさん管理認める

2013-03-30 | アイヌ民族関連
<北海道新聞3月29日朝刊掲載>
 北大は28日、医学部がかつて研究目的で収集したアイヌ民族の遺骨について実態を調べた報告書を公表した。それによると、新たに85体分の遺骨が見つかり、収蔵数は計1014体と判明した。ただ、分類し切れずに散在する四肢骨なども数百体分に上り、北大は遺骨の管理がずさんだったことをあらためて認め、同日、北海道アイヌ協会に報告した。
 報告書によると、アイヌ民族の遺骨は1931年(昭和6年)~72年、当時の医学部教授らが、道内各地のアイヌ墓地から発掘、収集した。現在は大学の納骨堂に安置されているが、頭骨と四肢骨がばらばらに保管されるなど未整理の状態だったため、2010年から調査に着手した。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/453213.html

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北海道大:アイヌの遺骨収集 戦前〜戦後、計1014体 「管理法に問題」

2013-03-30 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2013年03月29日 東京朝刊
 北海道大は28日、戦前から戦後にかけてアイヌ民族の遺骨1014体を研究目的で墓から持ち出していたとする学内調査報告書を公表し、「管理の仕方に問題があった」と遺憾の意を示した。
 調査は北大医学部を対象に10年5月から実施。報告書によると、遺骨は1931〜72年に道内46市町村と樺太(サハリン)、千島列島から収集された。遺骨の状況は全骨372体▽頭骨のみ641体▽頭骨なし1体だった。
 個人が特定できたのは19体。当時の発掘台帳がないうえ、頭骨と四肢骨が別々に管理されていたなど、保管方法もずさんだった。中には、頭骨以外は未整理のまま骨箱に放置するケースもあった。
 アイヌの一部遺族が「承諾もなく、遺骨が盗掘された」と指摘しているが、北大の三上隆副学長は「盗掘を裏付ける資料は見つからなかった」と全面否定。遺骨の返還についても「個人が特定できた遺骨は祭祀(さいし)継承者に返すが、他大学と足並みをそろえたい」とした。
 遺骨収集は北大以外でも行われ、文部科学省は全国の大学に調査を実施中。アイヌの男性らは北大に遺骨の返還を求める訴訟を起こしており、原告側代理人の市川守弘弁護士は「北大は返還に取り組むべきだ」と話している。【千々部一好】
http://mainichi.jp/feature/news/20130329ddm041100081000c.html

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アイヌ民族の遺骨、新たに85体確認

2013-03-30 | アイヌ民族関連
(2013年3月29日 読売新聞)
北海道大学は医学部が保有するアイヌ民族の遺骨の収集経緯を報告書にまとめ、28日に公表した。
 北大のアイヌ民族の遺骨収集作業を巡っては、浦河町出身の男女3人が2012年9月に「(墓地から遺骨が持ち出されて)先祖の供養ができず精神的苦痛を受けた」として、北大に遺骨の返還と慰謝料を求める訴訟を札幌地裁に起こしている。北大は「原告が遺骨を受け取るべき適切な人物かどうか不明」とし、請求の棄却を求めているが、昨年11月、遺骨収集の経緯については調査し、結果を公表する考えを示していた。
 同日、記者会見した三上隆副学長は、85体の遺骨が新たに確認され、1014体の遺骨のうち641体の頭骨と体の骨が一致しないことが判明、新たに個人が特定できた遺骨は19体にとどまったことを明らかにした。三上副学長は「遺骨の盗掘を示す資料はなかったが、遺骨の扱いがぞんざいで問題があった」と述べた。
 報告書によると、アイヌ民族の起源を調べるのを目的に、1931~72年、浦河町などで墓地の発掘が行われたが、分析後に頭骨と体の骨を一体化させる措置を取っていなかったという。
 北海道アイヌ協会の加藤忠理事長は北大の発表を受けて「遺骨全てについての返還を検討するように取り組んでほしい」とのコメントを発表した。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20130329-OYT8T00029.htm

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アイヌ遺骨収集、記録なくずさん

2013-03-30 | アイヌ民族関連
[大分合同新聞社 2013年03月28日 20:45]
 北海道大(札幌市)の三上隆副学長は28日、研究のため道内や樺太で収集したアイヌ民族の遺骨約千体について記者会見し「墓地発掘の経緯や方法の詳細な記録がなく、保管方法がずさんだったことは否定できない」と述べ、管理に問題があったとの認識を示した。
 北大は、アイヌ民族を先住民族と認める国会決議を受け、収蔵遺骨の調査を2010年4月に開始。この日、報告書をまとめ公表した。
 三上副学長によると、千体程度とみられていた遺骨は1014体と判明。十分な記録がなく、個人を特定できたのは19体だった。遺族らが希望し、先祖を祭る立場と確認できれば返還する。
http://www.oita-press.co.jp/worldSociety/2013/03/2013032801001755.html

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【白老】マキリ製作体験講座 アイヌ民族博物館でスタート

2013-03-30 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2013年 3/27)
 アイヌ文化を代表する生活用具「マキリ」(小刀)の製作体験講座が26日から、白老町若草町のアイヌ民族博物館で始まった。町内外から11人が参加し、道アイヌ協会認定の「優秀伝統工芸師」の資格を持つ浦川太八さん=浦河町在住=から基礎技術を学んでいる。
 伝統技術の普及を目的に文化庁の助成を受けて実施。初日は柄の製作がテーマで、素材には丈夫で使うほどにつやが出るイタヤの木が適しているといった話を聞いたり、炭火であぶった鉄串をイタヤの表面にあてて刃を固定する穴を広げる作業に取り組んだ。講座は30日まで5日間続く。
http://www.tomamin.co.jp/2013s/s13032701.html

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白井柳次郎の日記出版 洞爺湖

2013-03-23 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 03/22 16:00)
 【洞爺湖】虻田小14代目校長など明治から戦中の教育者で、生涯を通じてアイヌ民族の教育や福祉向上に尽くした白井柳次郎(1882~1966年)の日記が、町内の郷土史研究グループ「白井日記をひもとく会」(岡田光弘会長)により解読、出版された。
 白井柳次郎は、茨城県出身で旧東京帝大農科大学付属教員養成所を卒業した1901年(明治34年)、アイヌ民族の生活改善を志して、当時の虻田村に移住。アイヌ民族が通う小学校の校長を約20年、その学校が廃止され虻田小に統合後は同校校長となり、41年(昭和16年)に退職した。戦後は町史編さんにも取り組み、66年に83歳で死去した。
 日記は、20代から死去までのうち親族が保管していた44年分。同会会員が解読し、5巻計約3600ページに収録した。同会は「北海道のアイヌ教育史を知る重要な史料で、若い世代にも白井先生の生涯を知ってほしい」と、出版の狙いを強調する。町の助成で3日に20部が完成し、5部は町が保管するほか10部を道内の研究機関などに寄贈した。町教委は研究目的の閲覧用として、あぶた読書の家に1部を置く予定。(平山栄嗣)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/451430.html

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洞爺湖町の4人が白井柳治郎の足跡伝える日記発刊

2013-03-23 | アイヌ民族関連
【室蘭民報 2013年3月22日(金)朝刊】
 旧虻田町(現洞爺湖町)でアイヌ民族の教育、社会的地位の向上に尽力した白井柳治郎(1882~1966年)の日記が解読され、本文3641ページ、全5巻の文献資料と年譜にして発刊された。20歳から病没する83歳までの不明分を除く44年間の日記をひもとき、日々の思いや郷土の歩み、忘れられた事件などを明らかにしている。
 白井はその功績から「アイヌの慈父」とたたえられ、北海道文化賞、虻田町名誉町民章などを受けている。
 膨大な日記を解読し、文献資料にしたのは「白井日記をひもとく会」。町内の郷土史研究家、岡田光弘さん、小弾正昭男さん、鈴木正直さん、多田康之さんの4人が作業に当たり、着手から3年半で刊行。町と近隣の図書館、道立文書館、道立アイヌ民族文化研究センター付属図書館などに寄贈した。
 「白井柳治郎日記」全5巻と「白井柳治郎年譜」で、白井が見た明治、大正、昭和の日々を克明に記録。38歳の日記には「二十年来一日もアイヌの為めを思わない日とてはなかったのであった 今後に於いて矢張そうでなくてはならない 私の一生を通して只管(ひたすら)にアイヌの幸福のみを祈るのが私の仕事であらねばならぬ」(原文のまま)と記している。
 1937年(昭和12年)、浜町で6軒が焼失する火災があったが、日記には記録されていなかった。町史にも記載されていない火事だが、白井が毎日の出来事を書き忘れるはずがなく、ひもとく会が調べると、4月16日に新宿御苑の観桜会に招かれていることが分かり、「浜町の火災は白井が上京中の4月中旬に起きた」と認定。町の災害史に新たな火災記録を加えることになった。
 代表の岡田さんは「昭和初期に生まれた町民は白井先生から直接教えを受け、その功績を理解しているが、知らない世代が多くなり、偉大な足跡を後世に伝えなければならないと思い、白井家の許可を得て44年分の日記をひもといた」と話している。
(伊藤教雄)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2013/03/22/20130322m_07.html

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アイヌ語しりとり絵本 北海道・札幌の稲垣さん最優秀賞

2013-03-23 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2013年3月22日0時34分
 子どものころからアイヌ文化に触れてもらう機会を増やそうと、財団法人「アイヌ文化振興・研究推進機構」(札幌市)が募集している幼児向け絵本原作の今年度の受賞作品が決まった。最優秀賞には札幌市在住の稲垣晴美さん(40)の「アイヌごであそぼう」が選ばれ、21日、同財団で表彰式があった。
 同財団のアイヌ文化普及啓発事業の一つで今年度で12回目。
 今年度は昨年6~9月に7都道府県の個人やグループから17作品の応募があった。最優秀賞の稲垣さんのほか、入選に大阪府枚方市のまつしたゆうりさんの「オイナカムイの子とニッネカムイの子」、平取町の二風谷アイヌ語教室子どもの部の「オキクルミカムイ」の2作品が決まり、奨励賞に7作品が選ばれた。
続きを読む(有料)
http://www.asahi.com/edu/articles/HOK201303210007.html

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国博で「グレートジャーニー展」-ナイナイ岡村さんモデルの猿人模型も

2013-03-23 | 先住民族関連
(上野経済新聞 2013年03月21日)
 国立科学博物館(台東区上野公園)で現在、「グレートジャーニー 人類の旅」展が開催されている。
 1993年より南アメリカから東アフリカまでを自らの力で踏破する「グレートジャーニー」プロジェクトを行った探検家の関野吉晴さんの旅をベースとしながら、熱帯雨林、砂漠、高地、極地などで生きる人々の歴史と生活を紹介する。関野さんは同展の監修も務めている。
 展覧会のテーマについて、関野さんは「人類が世界中に拡散していく過程で直面した生活困難な土地の展示を行う。私たちの社会も気候変動や地球温暖化、人口爆発、石油資源の枯渇など様々な問題を抱えている。この解決にあたり、これまで人類がたどってきた歴史や、地球上に暮らす3000の民族の多様な価値観がヒントになるのでは」と話す。「これからの時代を生きていく若い人たちに展覧会をご覧いただき、私たちが直面している危機を解決する方法を考えてほしい」とも。
 関野さんがこれまで探検した中で、最も印象に残っているのはアマゾンの熱帯雨林。「アマゾンの人々は、競争をせず、自然のものを使いながらゆったりと生活していた。時にはそのペースの遅さにイライラすることもあったが、消費を追い求めるばかりの私たちの社会とは全く異なっていた」と振り返る。
 主な展示品は、同館10年ぶりの展示となるアマゾンの先住民が制作した「干し首」や、関野さんが旅の中で実際に使用した船「縄文号」など。チリ北部アタカマ砂漠から発掘された「チンチョロ文化のミイラ」は日本初上陸となる世界最古の人工ミイラ。「とても壊れやすいため、海外で展示を行うことはほとんどない。昨年の『インカ帝国展』をはじめ、チリ側との信頼関係を築いたことによって今回の日本初公開に至った」と同館人類研究グループ長の篠田謙一さん。
 第2会場では、360万年前に東アフリカで生活したアファール猿人の家族を復元した等身大の模型を展示。制作にあたって、よりリアルな表情を得るためにナインティナインの岡村隆史さんに協力を得た。同館名誉研究員の馬場悠男さんは「表情が豊かで、猿に関連した役なども数多く手掛けていたことからお願いした。決して顔が猿に似ているという理由だけではない」と話す。「岡村さんは教養が深く、表情をつくるために人類進化の歴史を説明すると、とても面白がってくれた。表情の再現にも真面目に取り組んでくれた」と振り返る。展示会場には、岡村さんによる「まじめにがんばりましたので、笑わないでください」というコメントも掲出されている。
 開館時間は9時~17時(金曜は20時まで)。入場料は、一般・大学生=1,500円、小・中・高校生=600円。月曜休館。6月9日まで。
http://ueno.keizai.biz/headline/1285/

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地下歩行空間にアイヌ民族の歌曲響く 動画

2013-03-23 | アイヌ民族関連
北海道新聞- 2013/03/20
 アイヌ民族の文化を紹介する「アイヌ文化スクエア」(札幌駅前通まちづくり会社の主催)が19日、札幌市中央区の札幌駅前通地下歩行空間・北3条交差点広場で行われた。昨年に続き2回目の開催。イベント内容は札幌大学でアイヌ文化を研究している「ウレシパクラブ」のメンバーが企画し、同クラブの舞踊などの発表のほか、民族伝統の弦楽器トンコリの奏者OKIさん、工芸作家、貝沢徹さん、阿寒アイヌ工芸協同組合の秋辺日出男さんによる、民族と芸術をめぐるパネルトーク、白老のアイヌ民族博物館による公演も。多くの市民が足を止め、アイヌ民族の伝統文化に耳を傾けた。
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/video/?c=News&v=437281027002

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グアテマラ元軍政トップの初公判-大量虐殺罪 

2013-03-23 | 先住民族関連
 
(北國新聞 3/20 10:23更新)
【ロサンゼルス共同】中米グアテマラで内戦が起きていた1980年代に軍事独裁政権を率い、先住民ら少なくとも1771人を殺害したとして大量虐殺と人道に対する罪に問われたリオス・モント元将軍(86)の初公判が19日、グアテマラ市の裁判所で開かれた。
 国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)によると、元国家元首が大量虐殺の罪で自国の裁判所によって裁かれるのは世界で初めて。民主化の広がりと共に、政府による人権侵害を厳しく裁く傾向が世界的に定着しつつある現状を反映していると言えそうだ。
http://www.hokkoku.co.jp/newspack/kokusai2013032001000962.html

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