先住民族関連ニュース

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海賊ジャック・スパロウに先駆けた海洋冒険映画『コン・ティキ』

2017-07-01 | 先住民族関連
シネマズby松竹 14 時間前

(C)2012 NORDISK FIRM PRODUCTION AS
7月1日より『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』が公開となります。ジョニー・デップ扮する海賊ジャック・スパロウが大活躍するシリーズ第5弾、今回は彼の出生の謎も解き明かされるということで、心待ちにしているファンの方も多いかと思われますが、その監督を務めるのはノルウェー映画界の才人ヨアヒム・ローニング&エスペン・サンドリム。
今回は、このコンビがハリウッド進出するきっかけになった冒険歴史スペクタクル映画『コン・ティキ』を紹介いたします。
古代の筏で太平洋横断に挑んだ
人類学者の大冒険!
映画『コン・ティキ』は1947年、古代ペルーの筏を再現して太平洋横断に挑んだトール・ヘイエルダールの冒険を、総製作費20億円をかけて描いた作品です。
ノルウェーの若き人類学者だった彼は、南太平洋諸島に暮らすポリネシア人の祖先はアジアから来たという通説に対し、南米から来たアメリカ先住民族であると主張し、それを証明するために自ら1500年前の材料と技術を用いてマストとキャビンを持つ大型の筏コン・ティキ号を作り、彼に賛同する5人の仲間とともに同年4月28日にペルーのカヤオ港を出港し、ポリネシアまで、およそ8000キロにも及ぶ航海、いや無謀ともいえる漂流の旅へと乗り出していくのでした。
何の動力も持たない筏が、果たして風と海流だけで南太平洋まで漂着できるのか?
当然ながら道中、鮫の襲来や荒れ狂う嵐、現代の材料や技術を一切使わずに作った筏の強度に対する不安、命綱であった無線機の故障などなど、さまざまな危険が彼らに襲いかかっていきます……。
実話の映画化なので結果を記してしまいますと、コン・ティキ号はフンボルト海流に乗ってヘイエルダールの予測通りに西進していき、102日後の8月7日、ツアモツ諸島ラレイア環礁で座礁し、その旅は終わります。
もっとも、これでヘイエルダールの学説が正しいと証明されたわけではなく、現在に至るも否定的見解のほうが優勢を占め、熱い議論が闘わされています。
ただし、彼らが行った漂流実験そのものに対しては、称賛する声が圧倒的です。
ヘイエルダールは48年に漂流航海の模様をまとめた『コン・ティキ号探検記』(児童向け『コンチキ号漂流記』もあり)を出版。これは全世界で5000万部の大ベストセラーとなり、本作の原作にもなっています。
1951年には長編ドキュメンタリー映画“Kon-Tiki”が製作され、同年度アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞。
インカ帝国の太陽神ビラコチャの別名から命名された“コン・ティキ”号は、現在ノルウェーのコンティキ・ミュージアムに展示されています。
リアリティあふれる海洋シーン
そして人間描写!
映画『コン・ティキ』は、『戦場のメリークリスマス』『ラストエンペラー』などで知られる大プロデューサー、ジェレミー・トーマスが構想16年を経て完成させた執念の作品であり、ノルウェーで2012年に公開されるやその年最大のヒットとなり、ハウスゲンの第40回ノルウェー国際映画祭で観客賞を受賞しました。
米アカデミー賞およびゴールデングローブ賞外国映画賞にもノミネート。
撮影に際しては、海洋場面をセットではなく実際の海で敢行。これによって生じる難問そのものが映画のリアリズムに大きく貢献すると踏んでのことで、その成果は一目瞭然。
こうした挑戦からも、“パイレーツ・オブ・カリビアン”なる海洋スペクタクル・シリーズ最新作のために、ハリウッドが本作の監督を招いたのも当然かなと納得させられるものがあります。
ヨアヒム・ローニング&エスペン・サンドリムは、本作以前にもメキシコの女銀行強盗コンビの活躍を描いた西部劇『バンディダス』(06)、ナチス占領下のノルウェーで反ナチ・レジスタンス運動のリーダーを務めたマックス・マヌスを主人公とする『ナチスが最も恐れた男』(08)と、ユニークな作品を撮っており、映画マニアにはその名を知られる存在でした(この2作、ともに日本では未公開でDVDスルーながら、かなりの快作です!)、本作以後はテレビシリーズ『マルコポーロ』(14/ヨアヒム・ローリングが単独監督)を任されています。
本作の演出に関しては、やはり海洋冒険劇ならではのダイナミズムと、ヘイエルダールをはじめとする紳士的な人間描写を巧みに両立させていることでしょう。
その一方で、筏という狭い空間の中でずっと共に旅を続けていく中、6人の男たちの人間関係が徐々に、そして微妙に赤裸々さを感じさせるものへと変わっていくあたりのリアルさにもハッとさせられるものがありました。
海賊と人類学者、職業こそ全く異なれど、海の冒険に挑む男の心意気は同じもの。『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』ともども、ぜひ『コン・ティキ』もお楽しみください。
[この映画を見れる動画配信サイトはこちら!](2017年6月30日現在配信中)
(文:増當竜也)
https://cinema.ne.jp/friday/kon-tiki2017063017/

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チキサニでアイヌ文様刺しゅうのランチョンマット作り

2017-07-01 | アイヌ民族関連
苫小牧民報2017/6/27配信

アイヌ文様刺しゅうに没頭する参加者たち
 白老モシリは24日、しらおいイオル事務所チキサニでアイヌ文様刺しゅうのランチョンマット作りを行った。11人が参加し、ネイビーの生地にアイヌ文様の刺しゅうを施した。
 アイヌ文様刺しゅうサークル「フッチコラチ」の岡田育子代表を講師に迎え、2週連続でランチョンマットを完成させるミニ体験。参加者の多くがアイヌ文様刺しゅうが初めてのようで、岡田さんが丁寧に刺しゅうの仕方をアドバイスした。
 ランチョンマットは縦32センチ、横44センチのネイビーの生地に、ベージュとピンクや水色などを使った2色の糸で刺しゅう。アイヌ文様を生地に書き込み、チェーンステッチで刺しゅうを施した。参加者の女性は「ついつい夢中になってしまい時間がたつのも早い。自宅ではこんなに長く集中できなくて」と話し、アイヌ文様の奥深さにひかれたようだ。
 岡田さんは「日常使いできるよう明るめの色合いにした。色使いで表情が異なるアイヌ文様に少しでも興味を持ってもらえたら」と話している。
 ミニ体験は、7月1日も行い、ランチョンマットを完成させる予定だ。
https://www.tomamin.co.jp/news/area2/11597/

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吉田松陰も読んだ江戸時代の禁書

2017-07-01 | アイヌ民族関連
日刊ゲンダイ2017年7月1日

「大航海時代の地球見聞録 通解『職方外紀』」ジュリオ・アレーニ著、齊藤正高訳
 聖徳太子の存在に疑義が呈されたり、鎌倉幕府の成立は1192年ではなく、頼朝が諸国に守護・地頭を置く権利を得た1185年説が有力となったり、近年、日本史の教科書の記述が変化している。
 江戸時代を特徴づける政策とされた「鎖国」もそのひとつ。現在の教科書では、「いわゆる鎖国」として完全に国を閉ざしていたのではなく、長崎(対中国・オランダ)、薩摩(対琉球)、対馬(対朝鮮)、松前(対アイヌ)という4つの入り口を通して対外交流がなされていたというのが主流。そんな入り口のひとつからもたらされた「世界案内」が、ベネチア生まれのイエズス会宣教師ジュリオ・アレーニが中国人向けに記した「職方外紀」(1623年)で、一般には禁書であったが、密かに書き写されて広まったという。
 本書はその現代語訳で、詳細な注が付されている。アジア、ヨーロッパ、リビア(アフリカ)、アメリカ、海洋の全5章に分かれ、冒頭には各地域の地図、続いてそれぞれの社会、文化、風俗などを概説している。
 面白いのは適正な記事と荒唐無稽なものとが入り交じっていること。ヨーロッパの産業や地理などは正確だが、その性情に関しては、他愛意識が強く慈悲の心に優れ、国同士も友好的だと美化されている。かと思えば、北海には身長60センチそこそこの小人国があり、南米のパタゴニアに身の丈3メートルを超え全身毛に覆われている巨人国があるとの記事があったり、一角獣など想像上の動物も実在するものとして登場する。
 西川如見が自らの著書に本書の一部を訳して引用したり、かの吉田松陰もこれを読んでいたりと、江戸の知識人に少なからぬ影響を与えている。写本も各地に多く残されているというから、研究が進めば、江戸人が世界をどう見ていたかを新たに知ることができるかもしれない。 〈狸〉
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/208536

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「勝てば官軍」史観に異議! 東北では「戊辰戦争150年」

2017-07-01 | アイヌ民族関連
東京新聞 2017年6月30日
 政府は来年を「明治百五十年」と喧伝(けんでん)するが、明治政府により「賊軍」とされた側には「戊辰戦争百五十年」の節目にあたる。東北各地では苦難に満ちた歴史を振り返り、名誉回復を目指す動きが活発化している。蝦夷地(えぞち)から改名して来年で百五十年目の北海道が進める記念事業も、アイヌ民族との共生を前面に打ち出し、「開拓」などの官軍史観から距離を置く。歴史再考の動きから見えるものは-。 (池田悌一、佐藤大、中山洋子)
【こちらは記事の前文です】記事全文をご覧になりたい方は、東京新聞朝刊をご利用ください。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2017063002000129.html

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北海道名付け親「まつうらさん」は5%割引

2017-07-01 | アイヌ民族関連
毎日新聞2017年6月30日 19時03分(最終更新 6月30日 19時03分)
 北海道の名付け親とされる松浦武四郎(1818~88年)にちなみ、札幌市中央区のセンチュリーロイヤルホテルは7、8月、「まつうらさん」を対象にレストラン飲食代を5%割引するキャンペーンを行う。
 探検家の松浦は、北海道を探査しアイヌの人たちとも交流。蝦夷(えぞ)地に代わる地名に「北加伊道」などを提案してから来年で150年目となることから、松浦の知名度アップも狙って企画された。
 読み方が「まつうら」なら漢字は関係なく、免許証などで氏名を確認する。北海道に何度も足を運び、その土地や人々の暮らしに関心を抱いた松浦に倣い、新たなファンを開拓できるか。【三沢邦彦】
https://mainichi.jp/articles/20170701/k00/00m/040/026000c

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北欧先住民族の少女の成長物語「サーミの血」9月公開!予告完成

2017-07-01 | 先住民族関連
エイガドットコム 2017/06/29

[映画.com ニュース] 北欧の少数民族サーミ人の少女の成長物語を描き、2016年第29回東京国際映画祭で審査員特別賞および最優秀女優賞を受賞した「サーミの血」の公開が9月16日に決定、このほど予告編がお披露目された。
1930年代、スウェーデン北部の山間部に居住する少数民族サーミ族は支配勢力のスウェーデン人によって劣等民族として差別を受けていた。サーミ語を禁じられた寄宿学校に通う少女エレ・マリャの成長を、自身もサーミ人の血を引いているアマンダ・シェーネル監督が長編映画に仕立てた。主演はノルウェーでトナカイを飼い暮らしているサーミ人のレーネ=セシリア・スパルロクが務めた。
寄宿学校の成績も良く進学を望んだエレ・マリャは、教師からは「あなたたちの脳は文明に適応できない」と告げられてしまう。ある時、スウェーデン人のふりをして忍び込んだ夏祭りで、エレは都会的な少年ニクラスと出会い恋に落ちる。トナカイを飼育し、テント暮らしの生活から抜け出したいと思っていたエレは、ニクラスを頼って街に出る。
「サーミの血」は9月16日から、新宿武蔵野館、アップリンク渋谷ほか全国順次公開。
(映画.com速報)
http://eiga.com/news/20170629/1/


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7/1スタート!国内最大規模のジャズの祭典も! 北海道夏イベント6選

2017-07-01 | アイヌ民族関連
ORICON NEWS 2017/06/29
今週の道内各地で開催されるイベントはジャズにソーラン祭りにイカダ下りも! 屋外プールのフルオープンや、ナイター遊園地も始まります! 今週行くのにオススメのイベントを紹介しますよ~
■ サッポロ・シティ・ジャズ2017【7/2(日)~8/26(土)】
約2か月にわたる国内最大規模のジャズの祭典。初日は200名超の市民によるパレードで開幕し、札幌出身の石若駿(7/7出演)をはじめ国内外の一流ミュージシャンが多数集結! サッポロミュージックテントでは道産食材使用の料理をライブと共に楽しめますよ。
●会場:札幌市内各会場 ■住所:札幌市中央区大通西2ほか ■電話:011・592・4125(サッポロ・シティ・ジャズ実行委員会) ■時間・料金:公演により異なる 3www.sapporocityjazz.jp
■ 白蛇姫(はくじゃひめ)まつり【7/1(土)】
アイヌ民族に語り継がれる然別湖の「白蛇姫伝説」を表現する祭り。神秘的な白蛇の舞やアイヌの古式舞踊などが行われ、先住民族と自然の関わりが感じられます。今年は新しくなった湖畔公園での初の舞台となり、迫力満点白蛇の舞に注目です!
●会場:然別湖畔 ■住所:鹿追町然別湖畔 ■電話:0156・66・1135(鹿追町観光インフォメーションデスク) ■時間:18:30~ ■料金:入場無料
■ 第49回北海ソーラン祭り【7/1(土)~7/2(日)】
北海道の民謡「ソーラン節」をテーマにした伝統の祭り。パレードをメインとして出店やステージイベントにも注目です。最終日に打ちあがる創作花火は、コンピュータ制御点火により曲に合わせて披露されるんです! 子供たちがソーラン節のリズムに合わせて和太鼓を演奏するステージイベントもありますよ。
●会場:余市町営駐車場、余市港ほか ■住所:余市町黒川町3(黒川町営駐車場)、余市町港町(余市港) ■電話:0135・21・2125(余市町商工観光課) ■住所:12:00~20:00、7/2は9:00~14:00※花火は7/2の20:00~21:00 ■料金:入場無料
■ 第45回 十勝川イカダ下り【7/2(日)】
自作の手づくりイカダや実行委員会の用意する貸イカダで、十勝川をゆっくりと下るイベント。今年は第45回を記念して、川の途中でお宝をゲットする催しも予定されており、ゴールの十勝川温泉ではジンギスカン用意されます。参加はもちろん、見学をするだけでも十分に楽しむことができますよ!
●会場:すずらん大橋下流~十勝川温泉白鳥大橋下流 ■住所:帯広市すずらん大橋下流、音更町十勝川温泉白鳥大橋下流 ■電話:090・5950・5030(十勝川イカダ下り実行委員会 畠山) ■時間:9:00~12:00前後 ■料金:参加費1人1500円
■ 屋外プール フルオープン【7/1(土)~8/31(木)】
シャトレーゼ ガトーキングダム サッポロで、GWから開放されている屋外ジャンボプールに続き、バナナプールや25mプールなど屋外エリアのすべてのプールがオープンします! 夏休みは多くの家族連れやカップルでにぎわい、プールの後は温泉も楽しめますよ~ 屋内プールもあるので雨の日でも楽しめます◎
●会場:シャトレーゼ ガトーキングダム サッポロ ■住所:札幌市北区東茨戸132 ■電話:011・773・3311 ■時間:10:00~22:00(温泉は~24:00) ■休み:なし ■料金:大人1900円、65歳以上1800円、小中学生1000円、4歳~未就学300円、3歳以下無料
■ 北海道まるごと 夏祭り【7/1(土)~8/27(日)】
ルスツリゾートが開催する夏の特別企画。爽快なウォータースライダーがある涼しいスーパージャンボプールに野外バーベキューやキャンプ村、夏休みスペシャル花火大会も開催されます! 花火の打ち上げ期間は7/15(土)・16(日)、7/22(土)~8/26(土)。また、ナイター遊園地も開催されます(大人2500円、小学生2000円)。夜の遊園地を遊び尽くそう!!
●会場:ルスツリゾート ■住所:留寿都村泉川13 ■電話:0136・46・3331 ■時間:9:00~16:00、土曜日曜祝日9:00~17:00(ナイターは~20:30) ■料金:1日券大人5000円、小学生4000円(7/22~8/20は1日券大人5500円、小学生4500円)
今週も盛りだくさんですね! 十勝の夏の風物詩ともいわれるイカダ下りや神秘的な白蛇姫まつりなどその場所でしか見ることのできないイベントは要チェックですね!
【北海道ウォーカー編集部】
http://www.oricon.co.jp/article/235454/


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道庁前に花のじゅうたん=札幌市〔地域〕

2017-07-01 | アイヌ民族関連
時事通信 2017/06/29

約6万3000本の花の花びらで埋め尽くされたフラワーカーペット=24日午後、札幌市
 札幌市の北海道庁赤れんが庁舎前の北3条広場で、ピンクや白、赤といった色鮮やかな花びらをじゅうたんのように敷き詰めるイベント「サッポロフラワーカーペット」が行われた。
 4回目となる今回は、アイヌ民族の伝統的な文様をあしらったフラワーカーペットを制作。約170人のボランティアが参加し、バラやカーネーションなど約6万3000本の花の花びらを、下絵に沿って敷き詰めた。
 展示終了後は花びらを手に取り、投げ上げて楽しむイベントも開催。多くの観光客を魅了した。(2017/06/29-09:35)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017062900305&g=soc

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ノルウェーを中心に見た、「北欧」「ヨーロッパ」「ロシア」との関係性とは!?

2017-07-01 | 先住民族関連
ワーホリニュース (プレスリリース) (ブログ) 2017/06/29
地理的に国同士がとても近い距離なので、民族・人種・文化などが入り混ざっています 。特に、隣接している国は、どこか似通っている中に「国」という枠組みで線引きするために、わざわざ違う言語を話しているようにも見えるのです。差別化を測ろうとして、時に外部から来た私のような人を混乱させるのです。笑
さて、ノルウェーを中心に物事を考える機会はとても少ないのですが、今日はあえてノルウェーを中心に、周りの国々との関係性を見ていこうと思います。
ノルウェー×北欧諸国
(スウェーデン・デンマーク・フィンランド・アイスランド)
→フィンランドは、日本では北欧として一括にされていますが、実はフィンランドだけ、少し違う部類に入ります。一番わかりやすい相違点としては、言語です。ノルウェー・スウェーデン・デンマーク・アイスランドは言語的に近いです。デンマークは文法的、スウェーデンは口語的、アイスランド語も口語的に少〜し近いようで、言語習得にわざわざ時間を割かなくても、習得が可能なほどです。(少し羨ましいです。)なぜ言語的・文化的に近いのかというと、歴史的背景が関係しています。ヴァイキングに興味がある方は、是非調べて見てくださいね。
ノルウェー×西ヨーロッパ
→大学では、第二言語習得を目指す人が多いノルウェーでは、基本的に「スペイン語・フランス語・ドイツ語」の何かを英語の次の言語として選択する人が多いです。在学中にノルウェー人が留学に行く事はもちろん、あちらからもノルウェーに来る人が多いです。行き来が容易にできるようになった時代。ある意味では、欧州連合の特権ですね。交流が多いという事もあり、ノルウェーと西欧諸国の相互理解はとても進んでいるように思えます。やはり、相互理解は交流なしでは築いていけないのだと実感しています。お互いに言語の壁が薄い事も重要要素ですね。
ノルウェー×東・中央ヨーロッパ
→東・中央ヨーロッパの代表国としては、「ポーランド・チェコ・ハンガリー」だと思います。少数ですが、「ボスニア・スロバキア・ブルガリア」からも、移民 として渡ってきている人もいます。多くの東・中央ヨーロッパは旧ソ連の支配下にあった事がとても影響しているため、テクノロジーの発展・外部との接触といった面では、西欧諸国に遅れがある事は明らかです。ソ連崩壊後は、昔からの知恵と文化を生かし外に飛び出している人が多くいます。ここ近年、外国人人口の統計で、歴代1位を保っていたスウェーデンを抜いて、ポーランドが一位になりました。ポーランド人は、 自国愛がとても強くノルウェーには働きに来ていて、いずれポーランドに戻る人や、家族はみんなポーランドに住んでいるため、マイホームはポーランドに持って入る人が多くいます。ノルウェー人と、ポーランド人は、民族・宗派・文化が違うので色々な社会問題が発生している事も事実です。
ノルウェー×ロシア
→ノルウェーとロシアはあまり接点がないように思われていますが、実はノルウェー北部に陸つながりで繋がっているのですよ! 北欧の先住民族として知られているサーミ族は、ノルウェー・スウェーデン・フィンランド・ロシア・(少数ですが)ウクライナから編成されています。ロシアとは、石油関係での揉め事が絶えないからか、ノルウェー人はロシアへの印象はあまり良いとは言えないようです。
ノルウェーを中心に回りの国々を見ていきましたがいかがでしたか。日本からは遠い遠いノルウェー。2013年から日本とのワーキングホリデーも実施されています。ワーキングホリデーを検討されている方、是非ノルウェーも検討して見てくださいね♪
ライター:森永@ノルウェー
https://workingholidaynews.com/norway/6062.html


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ウクライナ・ヤルタ 実効支配の色濃い街

2017-07-01 | 先住民族関連
中日旅行ナビ ぶらっ人 2017/06/29
 海を見下ろす高台に「3人」が鎮座していた。ウクライナ南部クリミア半島のヤルタ。第二次大戦末期の1945年2月、この地で戦後処理を密約した旧ソ連のスターリン、米国のルーズベルト、英国のチャーチルの3首脳の銅像があった。
 銅像は意外に真新しい。ロシアがクリミア半島を併合後、2015年2月に設置された。先住民族のクリミア・タタール人を中央アジアに追放するなど、スターリンは忌むべき独裁者として扱われてきた。銅像はロシアの実効支配の象徴でもある。
 併合から3年、経済制裁の影響でクリミアから欧米資本が撤退。ファストフードも銀行もよそでは見ない独自の店名で、街並みに違和感がある。リゾート地のヤルタはロシア人客だけとなり、観光関係者からは苦しい懐事情が聞かれた。
 ヤルタ会談では、ソ連の対日参戦が決まり、北方領土問題の原点でもある。会談の場で、現在は博物館となっているリバディア宮殿を訪れると、あいにくの臨時休館。ウクライナ東部の一部地域を支配する親ロ派勢力がやってきて、会議を開いているのだという。実効支配の現実に、思わずため息が出た。 (栗田晃)
http://tabi.chunichi.co.jp/from-the-world/170510yalta.html



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採掘ライセンス 大手4企業に新たに発行 カンボジア[経済]

2017-07-01 | 先住民族関連
カンボジアビジネスパートナーズ 2017/06/28

(c)Khmer Times
 鉱工・エネルギー省は、鉱物と貴金属採掘ため、ルネサンス・ミネラルズ、キリ・リソース、サムナン・アンコール開発、シー・リソースの4つの鉱山会社に6月22日付でライセンスを発行したと発表した。クメールタイムズ紙が報じた。
 同省のスイ・サエム大臣は、「4社は、技術力と鉱業の専門知識に基づき選出された。しかし、鉱山計画の話合いに向けて、交付日から15日以内に省庁と連絡を取り合う必要があり、そうしなければライセンスが失効する可能性がある」と述べた。
 それぞれのライセンス取得地は、ルネサンス・ミネラルズは、クラチェ州のスノウル地区のスヴェイ・クララ、モンドルキリ州のチョン・プラス地区。キリ・リソースはクラチェ州のオーコス地区とコンポントム州のサンダーン地区。サムナン・アンコール開発は、カンポット州のチョーク地区のプノン・スロ・ナガム。シー・リソースは、クラチェ州のプレ・カンピとクバル・ドムロイ地区で、全4社で525平方キロメートルをカバーしている。
 地域法教育センターのプログラム担当者は、「モンドルキリ、ラタナキリ、クラチェ州の大規模な鉱業探査は、指定された地域だけでなく先住民族の土地でも行われており、土地や天然資源に対する先住民の権利について問題提起がされている。政府は、大規模鉱山の環境への影響と、先住民族への脅威を考慮する必要がある」と述べた。
http://business-partners.asia/cambodia/keizai-20170628-ccc/


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U字工事&全身真っ黒染料の破天荒ディレクター“ナスD”、命がけでアマゾンへ!

2017-07-01 | 先住民族関連
AbemaTIMES 2017/06/28
AbemaTVで『陸海空』初の特別編放送

 テレビ朝日にて放送している『陸海空 こんな時間に地球征服するなんて』(毎週火曜日夜11時15分~/※一部地域をのぞく)の特別編が7月1日(土)夜9時からと、7月2日(日)午後4時からの計2回、AbemaTV(アベマTV)のAbemaSPECIALチャンネルで放送される。
 『陸海空 こんな時間に地球征服するなんて』は「ミステリー」「豪華客船」「釣り」「ドローン」「部族」の5つの視点より地球一周の大冒険を行う、ガチンコ取材のリアル冒険バラエティー番組。テレビ朝日では7月2日(日)夜6時30分より2時間半の放送が決定。これを記念し、前身番組として放送された『陸海空こんな時間に地球一周するなんて(笑)』(テレビ朝日系2017年1月29日放送)を、地上波放送直前にAbemaTVにて放送する。
 今回、冒険家たちでさえも行ったことがない部族の村「コス村」を目指すのは、お笑い芸人・U字工事の福田薫、益子卓郎と、昆虫に詳しい大学生・篠原祐太。また美容効果があると民族に勧められ、強力な染料になるとも知らず全身に塗りたくり、全身が真っ黒状態になるという前代未聞のハプニングが起き、顔がまさに“ナス”のような色に変わり果てたことがきっかけで、その後“ナスD”のニックネームが広く浸透し、破天荒な行動がインターネット上でも大きな話題になっている、テレビ朝日・友寄隆英ディレクター(通称:ナスD)も登場。番組では、塗料で真っ黒になる前のナスDの活躍を観ることが可能だ。
 番組内で一行は戦々恐々としながらも日本から実に数日がかりでアマゾンのジャングルへ突入。現地取材をする中で部族による突然の襲撃や、数時間にも及ぶ拘束などその行く手には背筋も凍るような“予想外の出来事”に遭遇。果たして先住民族の村とは一体どんなところなのか?  彼らは未知との遭遇を果たすことができるのか?
https://abematimes.com/posts/2582298

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戯曲「Bran Nue Dae(新しい日)」作者死去

2017-07-01 | 先住民族関連
日豪プレス 2017/06/27
アボリジニ日中スコティッシュ混血の戯曲家
 日本人と中国人の混血の父とスコットランド人とバルディ・アボリジニの混血の母との間に生まれたジミー・チャイは、アボリジニの戯曲家、ミュージシャンとして活動していた。
 チャイは6月26日、ブルームの病院で死去。69歳。
 ABC放送(電子版)が伝えた。
 チャイは1991年に戯曲「Bran Nue Dae (Brand New Day, 新しい日)」でWA州首相特別文学賞を受賞した。同じ年、作家ティム・ウィントンが「Cloud Street」でフィクション部門を受賞している。
 戯曲は、アーニー・ディンゴらの出演で舞台にかけられた。その後2009年には映画化され、ジェシカ・モウボイ、ロッキー・マッケンジー、ディンゴ、ジェフリー・ラッシュらが出演した。
 2004年には、チャイが先住民族演劇を創りあげ、ブルームの文化の多様性とエネルギーを紹介する大使としての功績を称えられ、WA州の無形文化財に選ばれている。
 チャイは、バンド「Kuckles」で15年以上の音楽活動をしている他、戯曲「Corrugation Road」でも賞賛を受けている。
 1990年にはオーストラリアの人権問題への理解を深めた貢献を認められ、人権賞文学その他著作部門を受賞し、1997年には先住民族芸術家として生涯の業績を認められ、オーストラリア・アーツ・カウンシルのレッド・オーカー賞を受けている。
 チャイはパートナーとの間に3人の子供がおり、いずれも健在。
■ソース
Jimmy Chi: Bran Nue Dae playwright, award-winning Indigenous ‘WA treasure’ dies
http://nichigopress.jp/ausnews/entertainment/145060/

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安らかな眠り神に祈る 苫小牧市美術博物館保管の先祖の遺骨

2017-07-01 | アイヌ民族関連
苫小牧民報2017/6/26配信

苫小牧市美術博物館前で先祖供養の儀式に臨む苫小牧アイヌ協会の関係者
 苫小牧市内の遺跡から見つかった江戸時代のアイヌ民族の遺骨2体が保管されている市美術博物館で25日、苫小牧アイヌ協会(澤田一憲会長)による先祖供養の儀式が初めて行われた。
 同協会や千歳市の関係者ら40人余りが同館前でカムイノミ、イチャルパの伝統儀式に臨み、同館に保管されている遺骨を供養。祭壇に供物をささげ、先祖の安らかな眠りを神々に祈った。
 同館には、1954年に美沢の「植村B遺跡」、63年に植苗の「タプコプB遺跡」で見つかったアイヌ民族の遺骨と副葬品が埋蔵文化財として保管されている。いずれも江戸時代に当たるアイヌ文化期の成人男性の遺骨とみられる。
 多数のアイヌ民族の遺骨が全国の大学に研究目的で保管されていた問題に絡み、同館にも2体あることが知られるようになり、同協会が供養を企画した。
 同協会は、白老町で2020年開設のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間」関連で整備される慰霊施設に、同館保管の遺骨2体をいったん収めた後、「苫小牧に慰霊碑を建てて遺骨を移し、供養していきたい」(澤田会長)としている。
 大学以外でアイヌ民族の遺骨を保管している道内の施設は、同館の他、北海道博物館、市立函館博物館、伊達市噴火湾文化研究所など11施設ある。
https://www.tomamin.co.jp/news/main/11585/

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『Panasonic Melodious Library』 放送開始10周年記念 作家・小川洋子が北海道文学ゆかりの地を訪ねて

2017-07-01 | アイヌ民族関連
…30日には10年間の「マイ・ベスト・ブック」も発表!
TOKYO FM2017-06-25 10:46
『Panasonic Melodious Library』 7月2日~30日(日)10:00~10:30放送
作家・小川洋子が毎週1冊の本を取り上げて解説し、未来に残したい「文学遺産」を紹介している番組『Panasonic Melodious Library』(毎週日曜10:00~10:30/TOKYO FM、JFN系列全国38局ネット)では、2017年7月に番組放送開始10周年を迎えることを記念して、全4回に渡り北海道文学ゆかりの地を訪ねた模様をお届けします。また、7月30日(日)の放送では、小川洋子と藤丸由華が過去10年の放送から「マイ・ベスト・ブック」を発表します。リスナーのみなさんの「マイ・ベスト・ブック」も募集中。どうぞお楽しみに。
◆三浦綾子記念文学館、アイヌ記念館、北海道立文学館…北海道文学を紐解きます!
『Panasonic Melodious Library』(毎週日曜10:00-10:30/TOKYO FM、JFN系列全国38局ネット)では、7月に番組放送開始10周年を迎えることを記念して、北海道文学ゆかりの地を訪ねた模様をお届けします。
7月2日(日)は、旭川の三浦綾子記念文学館を訪ね、『氷点』の舞台、見本林に立ち作品の魅力を味わいます。7月9日(日)は、旭川の川村カ子(ネ)トアイヌ記念館を訪ね、副館長・川村久恵さんとアイヌ文化や『アイヌの昔話―ひとつぶのサッチポロ』(アイヌの文化や言語の保存・継承のために活動を続けた萱野茂氏が編纂した本)について語ります。7月16日(日)は、札幌の北海道立文学館を訪ね、館長で作家の池澤夏樹氏と対談。彼の著作『静かな大地』や、北海道という土地柄が持つ文学性について語ります。7月23日(日)は、引き続き作家・池澤夏樹氏と対談。文学全集の編集について、『池澤夏樹=個人編集・日本文学全集』から詩歌について伺います。
また、7月30日にはこれまで10年間番組で紹介してきた本の中から小川洋子が選ぶ「マイ・ベスト・ブック」を発表します。7月の『Panasonic Melodious Library』の放送を、どうぞご期待下さい。
【番組概要】
◇タイトル : 「Panasonic Melodious Library」
◇放送日時: 毎週日曜 10:00~10:30
(TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネット)
◇パーソナリティ:小川洋子、藤丸由華
◇番組概要: 作家・小川洋子が毎週「未来に残したい文学遺産」を一冊選び出して解説し、名作の新たな楽しみ方を伝えていきます。さらに、「文学」と「音楽」との融合によるFMラジオならではの文学ガイドプログラムとして、その作品の世界観に相応しい音楽も紹介します。
◇番組ホームページ: http://www.tfm.co.jp/ml/
http://www.oricon.co.jp/pressrelease/170913/

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