学習障害と英語指導を考える

特別支援の視点から。
どの子もハッピーになるような指導を。

ディスカリキュリア(算数障害)について。

2014年06月11日 | 学習障害について

Common Myth about Dyscalculia

http://ncld.org/types-learning-disabilities/dyscalculia/common-myths-about-dyscalculia

 

学習障害の中には、

算数障害(dyscalculia)と呼ばれるものもあります。


うちの子はずいぶん長い間、”桁”の概念がわかりませんでした。


桁がわからないということが、私には理解できなかったので
「なんでわからないの?」とイライラしたこともあります。

算数障害は色々なタイプがありますが、
数字という記号であらわされた数には、
量や大きさという概念を伴うという感覚が
なかなかすぐに定着しない子もいるのです。

そういう子は、掛け算も割り算も、
なんとなく数の操作としてやってはいますが、


「割ったら小さくなる、掛けたら大きくなる」


ということが感覚的に理解できていないので、
平気で、掛け算の計算を割ったりします。

ゼロが1つ多かろうが、「大した違いじゃない」と思っていたりします。
(そしてそういう子は、曜日や時間の感覚も弱かったりします)


もっと小さいころに、一緒におはじきを数えたり、
ビーカーに水を入れたり・・・という遊びの大切さも
今なら、本当によくわかります。

 

数字の操作は、記号(文字)にするまえに、

まずリアルな体験として、

「大きくなる」「小さくなる」「増える」「減る」といった

量や数の変化を積み重ねることがとても大切な気がします。

 

「増えた」

としたら、

「どれくらい増えたのか」に意識が向くときに、「数」が登場するのです。

じゃあ数えてみよう、

となるのです。

 

それを最初から、

「20は19よりも大きい」と言ったところで、

実体が伴っていない場合は、

 

「20は19よりも大きい」

 

という事実を記憶することはあっても、

「20は30より小さい」

「19に2を足すと20より大きくなる」

ということがわかり、操作ができるか、というと

それはまったく違う学びなのだと思います。

 

もし時間が戻せるなら、

息子が幼稚園のころにもどって

たくさんのそういった数や量の遊びをしてあげたいな、と思います。

 

もちろんそういう弱さがあっても、

まったく伸びないわけではなく、

徐々に、そして何かのきっかけで理解は進みます。

だけどもっと良い教え方があっただろうと思うのです。

 

 


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3 コメント

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