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卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

マーケティング研究 他社事例 その130 はがせる顔ペイントで注目【POOLの戦略】③

2017-11-28 08:52:04 | ビジネス
こんにちは、彩りプロジェクトです。

このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。

少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。

彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。



はがせる顔ペイントで注目【POOLの戦略】③

ここまで見て来て思う事をまとめておきたいと思います。

自社商品をどうしたらもっと売ることが出来るんだろうか?

と考えている担当者や経営者は多いと思うんです。

当然、POOLの社長もそう思っていたと思います。

しかし、偶然かもしれませんがイベントに出展し、ミラクルペイントの使用方法やそこで喜ぶ人々の姿が何を生んだかと言うと、さらなる連鎖を生んだのです。

つまり、商品により「どのような未来を見せてくれるのか?」といった事に見事に応える場面となったのです。

デパート等での実演販売や、TVでの通販販売等においても、その商品が持っている価値は何で、もたらしてくれる未来はどのようなものなのかをしっかりと伝えています。

POOLはそれを戦略的に取り組むことに気づいたのかもしれませんね。

さて、ウルトラマン効果はまだまだ続きます。

一連の活動が、100円ショップのダイソーを運営する大創産業の目に留まったのです。

ダイソーは当時ハロウイーンパーティーの日本での普及をねらっており、コスチュームやグッズなどの販売を計画していました。

ここにフェイスペイントを盛り込めないかとミラクルペイントに白羽の矢が立ったのです。

100円サイズにするために、小さなミラクルペイントの容器を用意するなど準備を整え、2014年6月のサッカーワールドカップにあわせてテスト販売をしました。

好評だったので、10月から本格的に販売を開始しました。

ハロウィーンの盛り上がりと共にダイソーのフェイスペイント商品はテレビで紹介されて反響を呼び、年数個だった販売数が一気に伸び、30万個が売り切れました。

他の販売店での取り扱いも増え、販売数は2015年に130万個、2016年に200万個を超えたのです。

最近では、企業の対外的なイベントだけでなく、運動会など社内イベントにも声がかかるようになってきました。

POOLは、フェイスペイントのイベントに出ると、お金をかけずに知名度向上につながり、それがさらなるイベントやミラクルペイントの販売数増につながるという流れを生み出したのです。

とても良く出来たマーケティング手法です。

しかし知名度や事業規模が拡大するにつれ、イベントに出向いて参加者の顔に絵柄を描くフェイスペインターが不足するようになってきました。

イベント数が減れば流れがとまると考えた中村社長は2016年5月にフェイスペイントを教える組織を立ち上げ、人材を育成することを始めました。

現在は中村社長自らが毎日のように講習会で全国を飛び回っています。

今後は、技術習得した人材をプロとして雇い、イベントでの業務を依頼する計画です。

中村社長は、「東京オリンピックもあるし、フェイスペイントで日本を盛り上げられたら」と意気込んでいるようです。



「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。

経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。

彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。

研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。


保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。

また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

メール info@irodori-pro.jp

HP https://www.fuudokaikaku.com/

お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 





現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。

また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。

こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。

メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。

なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。

金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。

「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。

「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。

※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)

・ここのところ、資金繰りが不安定だ

・よくわからないが売上げが減少している

・自社の状況を客観的に把握したい

・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい

・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい

この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。

彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)

経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」

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当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。

どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。

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