おや? なんだろう? おもしろいね~ と自然に笑顔になり、楽しんで取り組みたいですね。 まさしくそれは彩りですね!!

卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

経営を戦略的に進めて見る 10

2017-01-03 09:12:24 | ビジネス
こんにちは、彩りプロジェクトです。
このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。

少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。

彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。



マーケティングを理解するには、フレームワークを理解する事があげられます。

SWOT分析、4P、4C、PPM法、ランチェスター戦略・・・様々あります。

そしてどれが良くてどれが悪いといったものは無く、業種業態、地域、タイミング、人選、ユーザー層、によっても切り口、目標値が変わってくるので、色々なものを取り入れながら自社の現状を視覚化し、将来ビジョンを描き変えていくものに利用するのです。

さて、フレームワーク作りですが行ってみると、かなり自社の事がわかります。

そしてどこに資源を投入していくかを決定するのに多いに役立てるのです。
(こういった活動全てがマーケティングです。「売れる仕組み作り」)

しかし、フレームワークを作るのに一生懸命になってしまい、具体性に欠けてしまったり、責任の所在があいまいになってしまったり、挙句にフレームワークを作っただけで満足してしまう事もあるようです。

以前にもこのブログで紹介したかもしれませんが、HPで宣伝している「そば屋」さんが東京にあるにも関わらず、沖縄の人にみてもらって喜んでいるといった現象に近いと思います。

つまり、何の為にHPを作っているのか?を作りこみに夢中になりすぎて、忘れてしまうのです。

「6割方構想が出来たら、やってみましょう」

なぜか?

先行きは誰も読めないからです。

しかし読めないからと言って場当たり的に活動していたのでは、振り返り、改善が出来ません。

「6割方構想でスタート」としたのは、10割は読めないからと言っているようなものです。

途中で方向転換(出来なかった場合の対応策)もまったくもって有りなのです。

特に経済はめまぐるしく変わります。

視野を広げてみるとグローバルスタンダードも様々見直されています。

日本国内でも様々変わります。

「自分の会社は今と同じ事をして3年後も生き残れる」と思っていらっしゃる社長さんは少ないのではないでしょうか?

ですが、何をしていいのかわからない。

大きく変える事で折角作り上げた組織・販路(お客さん)が壊れてしまのではないか?といった不安が先に出てくるものです。

そういった時には、自社の理念を再構築してみたらいかがでしょうか?

理念をフレームワークで見直すのです。

全面リニューアルが必要であればそうすればいいでしょうし、あらためて我々の会社の存在意義は?なんてテーマで社員にブレインストーミングをしてもいいのかもしれません。

帰属意識(アイデンティティー)も高まると思います。

結果、会社(社員)に本当の生き抜く力がつきます。

理念にもとづきマーケティング戦略をフレームに落とし込む事で会社は確実にステップアップします。

行動や判断にブレ無くなるのです。

もう一度話を戻しますが、マーケティングのフレームワークは作りこみだけで終わるのではなく、成果が出てナンボです。

・・・話はかわります。

経営戦略構築の為に、キャッシュフロー経営分析を行って見て下さい。

すでに各財務諸表をもとに企業の安全性を分析計算する項目として、自己資本比率、流動比率、固定長期適合率についてはお話いたしました。

その他には、投下した資本に対してどれだけの利益を実現したかを見る【収益性】(損益分岐点比率、売上高経常利益率、総資本経常利益率、)・資本の循環を見る【循環性】(買入債務回転期間及び売上債権回転期間、投資回収年月、総資本回転率)・企業が経営環境の変化に適応して活動しているか否かを判断する【成長性】(過去3カ年売上高増加率、過去3カ年限界利益増加率、過去3カ年自己資本増加率)企業が生み出した生産性(付加価値)を見る【創造性】(限界利益労働生産性、一人あたり人件費、限界利益労働分配率)などです。

【収益性】、【循環性】、【成長性】、【創造性】。

難しそうな言葉が並んでいて恐縮です。・・・が企業分析の上では欠かせない項目となります。

これらとキャッシュフロー経営分析を行うことで様々な側面から企業運営の実態を浮き彫りにするのです。

数字から読み解かれる事では、利益が出る体質になっているか?

直接的な営業目的ではない投資が行われていないか?

こちらの数値はなぜこのような数値となっているのか?

などの疑問が出てきます。分析シート上にこれらを記載し客観的資料を作成していくのです。

特にキャッシュフロー経営分析においては、過去からの推移を見る事がとても大事な事となり、キャッシュの動きからその会社の営業・投資・財務の分析を行う事が出来ます。営業の結果、キャッシュがどこに投下されているのか(どのくらい残っているのか?)、成長する為の投資はしているのか?(将来の投資計画はあるのか?)借入金の増減の状況はどうか?が人目でわかるようになります。

キャッシュフロー分析とともに大事になってくるのが、資金繰り表です。

計画に対して資金手立てをどのように企業が考えているのか?を図る指標としても大事なものです。

ここまでお話をしてきて気付ける事ですが、経営者に必要なスキルはこういった諸情報から会社をどのような方向に導いていくかということです。

本来経営者が取り組むべき事になかなか着手出来ないのが中小企業の弱みとなります。

ですから外注するのです。

中小企業の社長さんはうまく外注を使うべきです。




現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。

この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。

彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)

経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」

「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」

というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。

お気軽にご相談下さい。

当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。

どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。

HPの申込フォームから(こちらから)どうぞ。



「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。

経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。

彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。

研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。

保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。

また、貴社に伺って行う研修を35,000円
(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

メール info@irodori-pro.jp

成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 



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