11月29日(火) 晴
昨日は太極拳同好会の忘年会。食事後のデザートはケーキバイキングになっており、全種類を食べてしまった。甘いものは嫌いではないが少々食べ過ぎで何か食べる気がしなかった。腹ごなしに歩いたけどお腹がすくようなことはなく、いつもの居酒屋に開店前に着いてしまった。そこでまた肉まんを御馳走になり、しばらく食べられなかった。それでも飲んで少し食べて長居して家に帰ったがまだ胃の中でケーキが渦巻いているようで結局夜中まで読みかけの本を読んで今朝はおお寝坊。いかにも暇人と言った生活。まぁ木曜までは名古屋でゆっくりすることになったのでこれもいいとしなくては。
さてところで暇つぶしに今日は蒙求物語から「李廣(りこう)は蹊(こみち)を成す」と言う話をしてみよう。
李廣と言う人は後漢の武帝の時に郡の長官になった人で、その武勇は匈奴にまで知れ渡り、漢の飛将軍と号され恐れられていた。しかし李将軍は慎み深く誠実な人柄で、多くは語らないが漢の人々に慕われていました。のちに匈奴との戦で不覚を取り自害することになった。この訃報を知った百姓から老人も若者も李廣の徳を慕って涙を流して泣いたそうです。そして李廣の誠実さを次のことわざにたとえられたそうです。
「桃李(とうり)物言わざれども、下自ずから蹊(こみち)を成す」
モモやスモモは何も言わなくても、その美しさを慕って人々が集まって来て、木の下には自然に小道ができる
桃と李を李廣に喩えたことわざですね。
まぁそれだけの話ですけど老若男女すべての人から慕われる人って情報社会ではありえないかもしれませんね。現代のさまざまの国のトップを見れば明らかなことですね。
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