八十路徒然なるままに

山吹のきよげに、藤のおぼつかなきさましたる、すべて、思い捨てがたきこと多し。徒然草より

猫に小判

2024年05月03日 12時11分38秒 | Weblog

昭和レトロで、思い出した。画像は、昭和天皇在位60年記念の、貨幣のセット。総額、1166円。記念に持っていたも、「猫に小判」、ちょっと意味が違うが、だなぁと、ながめている。貨幣は、使用して、1166円の価値になる。昭和60年の、当時、1166円で買えたものが、39年経てた今、同じものは、買えないだろう。ならば、記念だぁなんて持っていても、仕方のないこと。使うべきか、使わないか、なんて、下手なこと考えるより、まずは、生きるために、食べ物を買う、これに尽きるという、屁理屈の結論。「金は天下の回り物」や、「金のなる木」や、「金は浮き物」とか、いずれ我が身に向かってくるのかなぁだった、が。とどのつまりで、「金は三欠くに溜まる」と読むと、義理と人情と交際を、欠くほどの覚悟ならば、いいようだ。義理は忘れても、受けた温情は、忘れないとして、この歳になった。「下手の長談義」でした。


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