Identification of a strong genetic risk factor for major depressive disorder in the human virome
慈恵医大の研究チームの成果ですがうつの要因に迫った研究。鬱がかかりやすい要因として親子間での後天的なウイルス感染があり、かつそのウイルスの遺伝子に鬱にかかりやすい≒打たれ強さのようなものが遺伝子として発現するか否かが関わっているとのこと。
このウイルス自体はヒトヘルペスウイルス6(Human herpesvirus 6:HHV-6) というもので100%の感染をしているということなのでこれだけでは白黒はつかないのですがこのウイルスの持つSITH-1遺伝子の中の特徴になりやすさが関わっていることが判明してきたとのこと。ウイルスの持つ遺伝子というのは単純な染色体の遺伝ではない要素ではあるので後天的にはワクチンなどが出来れば退治できる可能性は出てきたと言うことかもしれません。