お寺のオバサンのひとりごと

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いのち

2017年11月14日 | 仏教
Fさん宅にお参りに。
Fさん長兄の祥月命日の仏事でした。
お兄さんは、太平洋戦争で、ビルマにて戦死。22才だったそうです。

とっくに五十回忌は過ぎましたが、
「私たちが元気な間は…」
と、毎年、祥月命日を勤めておられます。

今、あまりに恵まれた生活をしているがゆえか、堪え性がなく、いのちにも鈍感になっているように感じます。

生きたくても生きられなかった、先人を思う時、
また、大切に育てた最愛の子どもを戦地に送り出さねばならなかった「母」達の思いを察する時、
今、いのちを粗末に生きていることは、本当に申し訳ないことです。


コメント (2)
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