人の想いってえのは 通じるのか
以心伝心って言葉がある・・・
ぼや～っと 昔、世話になった
材料屋さんの社長の事を考えていた。
二十歳代の頃にお付き合いが始まり
たしか引退されて二十年近くなるのに
たまに「お元気ですか？」とちょくちょく顔を見せに
来られていたのだ。
もう90歳は超えているはず・・・
最近は流石に見ないなと考えていた矢先、
今日、仕事場で作業してると 後ろに人の気配がする・・・
「うおおおおおおっ！」と髪の毛が逆立った！
漫画にも 良く描かれるが
人間の髪の毛って 驚いたときは 本当に逆立つのな・・・・
例の社長が 突っ立っていた。
私の、驚きに 少し 驚かれたみたいで
少し、のけぞりビックリされたみたいだ。
（そりゃあ あ～た！黙って つっ立つとるんだもん・・・）
私：「うおおおおおおおっ！O社長！？」
O社長：「お元気ですかな？」
（一瞬、幽霊じゃ～ねえかと 思ったので
私の問いかけに反応があったので
ホット胸をなでおろす）
半時も話さなかっただろうか、今日はとても蒸し暑いので
私：「社長・・・何か 冷たい物でも お持ちしましょうか？」
と言うと よぼよぼしながら
O社長：「イヤ、仕事中に失礼しました もう 帰らねば」と、
す～っと座を立たれた。
後ろ姿を、心配そうに見送る私・・・
社長は、背を向けていても
私が後ろで見送っていることを
チラリと確認しながら テクテク歩いて
帰って行かれたのだった。
何となく、嗚呼～ひょっとしたら
これが今生の別れなのかもなぁ～と思った。
今日は何故か、「死」について考えさせられた。
死なない人間等 誰一人として 居ない・・・
生活とは 生きる活動であり それだけで、
あの世に与えられた修業なのだ。
私らも 日々 生活に追われている。
人はたまに 「平凡が一番幸せ」という
そう 心から感じられるのは
達人の域と言っても良いだろう。
たまに、トある宗教団体が
人の死に様をどうのこうのと
信仰のあるなしにかこつけて
偉そうなことを言っているが、
「他人の人生を評論する程、あんた等は立派なのか？」
と高慢ちきな態度に怒りを禁じえない。
「救ってあげたい」って 本当は自分が
一番救われたいのではないか？如何だい図星だろう？！
無様でも 貧しくても 地味で栄光が無くても
一生懸命に生活してきた人間が一番尊いのだと思う。
最後の死に方に優劣をつけるのも おかしな話だ・・・
確かに因果応報とはあるが、それは 生活の中で
感じる事であって 真面目に生きた人間にゃ～
あまり関係ないのではないかと思う。
（人をだましたり 不幸にしたり
悪い事をした奴ぁ～別だが）
この世で起こることが、偶然ではなく
必然が真理だとすれば、
死に方も 生まれてくる前に
自分で決めたものなのかも 知れない。
ｐｓ 妻に真面目な事は書くなと
アドバイスされた・・・
だって 俺は真面目なんだもん！と
提灯フグみたいに 膨れるワシ・・・
非常に真実をおっしゃいますね。
(いつも 真実なのですが これにユーモアが混じっていて
見分けがつかない時があります。)
今日のブログは 何か グッときましたよ。
すげー嬉しいのです。ママ様は読書家です
からね・・・それと 鋭いご指摘ですね。
実は今回、初めのうちは 笑いで済まそうと
していたのですが 書いているうちに
段々「これじゃあ メッセージ性が無い
じゃねえかっ！お前（私）は、社会に
何を訴えたいんだと天の声を我、聞きき
こげなブログネタになってしまいました。ｗｗｗｗｗ
きなこママ様いつも、有難うございます
ｐｓ 西城秀樹さん、亡くなられましたね 残念ですな・・・
でも、立派な生き方をされましたね・・・「ひでき～イ！感激っ」
また お褒めにあずかり恐縮です。
それにしても 旨そうな海鮮でした。
今後ともよろしくお願いいたします。
そうやって、会いにきてくださるって
素晴らしいですね(*´∀`人)
カワムラさまの人徳ですね
でも９０？(・・？)
昔は６０で定年だったからプラス２０才で８０くらいでは？？
…と、邪推してみる(￣∀￣;)
o社長は自営業者ですから定年は関係
ないとです。
それにしても、あれから30年経ちました
あの時の社長は62歳だったわけですが
あまり お変わりになっていないような・・
と言ったら 失礼になってしまったかな？
だって92歳と62歳って・・・
私はひょっとして 人間を心眼で
見ているのかも知れませんねｗｗｗｗ
この前、友人に「たとえ親であっても、一人の人間の運命を変えられたかもしれないと思うのは、不遜ではないですか？」と言われました。娘を救えなかった自分を、少しは許してもいいのか・・とその時思いました。
そうですよね 娘さんといえど 生命は
別人格。親は育て親は木の上に立って見守るだけ・・
此の世を 生き抜くって事は 障害物
だらけのプールを泳いでいくサバイバル
的な物・・・
心、清ければ 余計に渡りきれるのだろ
かと 足が竦みそうにそうになることも
ある・・・
悲しいという字は 己の心を非ずと
書きます う～ちゃん様は親として
娘さんを 最大に愛された方だと
思います。子供を虐待や殺す親も
おる世の中・・・親としての使命は
十分すぎる程 果たされていると
思いますよ・・・
僕如きが言うのも何ですが
ご友人の言葉
同感です。
そして 己の心を非ず（非）としては
いけません。別に 親が憎くて
絶望して自死したのではないのです
から・・
子供を虐待し殺してしまう親・・・
産まれ来る生命は 定め（課題）に応じて
親を選んで生まれて来ると言います。
究極の選択で 自分を大切にしてくれる優しい親・・・
虐待され 心を病みながら 生きていかねばならぬ
辛い人生・・・
でも 寿命は決まっている・・・
だから 優しい ウーちゃん様ご夫妻を
選んで 人生を終えられたのかもしれません
良き親を選んだのは本願だったのかも・・・
死の原因は又別の物。
こんにちは！
＞＞「救ってあげたい」って 本当は自分が一番救われたいのではないか？如何だい図星だろう？！
そう、まさに図星、私のインド日記、今後この葛藤との闘いになります
また宜しくお願いします
ありがとうございました