とある ショッピングセンターのエスカレーターにて・・・
下りのエスカレーター。
後ろから 「へっ ブシュン!ゴホゴホ」
あんまり しつこくやられると 堪忍の尾が切れちまい
(何をやっちゃってくれてんだい?
この疫病が蔓延しとる時期に)と田村正和氏風に
ひっそりと こっそりと 大人しく
鼻にかけてつぶやいたが え~クソ もう我慢でけん!
私:「イーッ!」と悲鳴をあげる。
頭のつむじってえのは 歳をとると
非常にデリケートになり
お化けのQ太郎の毛が三本しかなくて高感度の
レーダー代わりになるように 髪の毛の林立が少なく
非常に敏感な部分なのだ。頭部の中でもろ地肌
パンツを履いていない ノーパン状態!
つまり人間にとって局所であり もろ神聖な部分だと
断言しておこう!
その大切な部分に上段から後続する人間の咳の風圧を受け
明らかに、つばの飛沫を受けたような気がした。
「なんちゅう事ばぁ~しようとやぁ~!」
訳(何という事をされているのでしょうか?)
不快な気持ちを我慢できずキッと振り返る。
年のころ いかにも若い時 ヤンキーでしたと言わん
ばかりの女子プロレスラー体系の金髪オバハンがマスクも
せんで 口も押えず ゲホゲホやっとる姿に呆れてしまい
私:「マスクして下さいね つむじが冷たかバイ!
コロナウィルスになっしまう!」と
このたぎるような怒りを込め やめてくんさいと
吠えてやった すると 激怒したのか
女:「え~い!」と一言。
ムカッと来た私は
私:「エーイもヒラメもない ブレスYOU!」と
言ってやったら 英語が伝わらなかったのか
ブレスYOUをドブスYOUと勘違いしたのだろうか?
(レをとったら ブスになるか・・・否、自覚して
るから 癪に障ったんだろうな・・・)深いな・・・
って 何が!?
も~うくさ ブツブツ文句をビっタレるので
エスカレーターの降車場で 後ろを振り返り
「お・お・おえーっ!感染したばい!」と加藤ちゃん
真っ青のげろ吐きのディスチャーをすると
中指をおったてやがった。
まるで どこぞのスラム街の一場面だ。
嗚呼 こりゃ経済も民度も三等国になっちまったのだなと
買ったばかりの 竹輪をかじり倒し 涙を流しながら
「松陰先生・・・西洋かぶれ共のせいで
大和なでしこ七変化!こげな風ですたい」と
黄昏てしまったのである。
竹輪にはわさび醤油でね・・・・