2017年12月記事
昔、高校生時代 友人と2人海辺でキャンプをした事がある・・・
本当は4~5人行く予定だったが 皆、ドタキャン
しやがったのだ。
恐らく 他県の離島に行く事が決まったので、大ごと
になり行く気力が失せたのだろう。
何てったって銭がかかる。
仕方がないので男2人、人も家もない殆ど無人島状態に
近い島でキャンプファイヤーを
していた時の出来事だ・・・
上を見上げると 満天の星、海岸に陣取ったので
暗闇の中、波の音しかしないのは
現代生活に慣れている身としては 非常で
不気味すぎて・・・怖いよーっ!。
私は当然ノーマルな人間であり女性が好きだ
キャンプファイヤーで男2人というのは
ロマンチックでもないし、会話が続かない。
2人で居て気が和むのは女性だろう・・・
何をやっとんだ俺ャ・・・
これがせめて もう一人男性が居れば別なのだろうが、
親しい友人とはいえ、だあーれも居ない無人の場所で
一番怖いのは、自分以外の人間、友人その人なのである。
メラメラと暗闇に浮かぶ焚き火に照らされた友人の顔を
見ていると、段々恐ろしくなってきた・・・
彼の歯は前歯が欠けていた、彼は近藤マッチのような
ヤンチャ坊主なので 昼は滑稽な顔なのだが、
たまに、笑う顔が、下にある炎が陰影をつくり
ハロウインのかぼちゃのお化けみたいに不気味なのだ。
暗闇に立ち上がる炎の陰影は、其の顔を異様な物に見せるのである。
(ぎゃっ!妖怪っ!怖かよぉ~)
我々世代は、ホラー映画「エクソシスト」の恐怖を
トラウマに感じている世代なのである。
子供の頃は怪談話やドラキュラ等、モンスター物が
流行っていたが、あの主人公の女の子の首が
一回転するシーンは衝撃的であり 白目をひん剥いたり
この世の者ともおもえん気色の悪い顔が恐怖心として
残っているのだ。
うぁっ!怖い もし、エクソシストの様に友人が
豹変したら 如何しよう、
一気に恐怖が高まりありもしない想像逞しく、
蛇年特有の用心深さが災いし、
恐怖の妄想がバブルのように膨らんで、
今やはじけんばかりになっとったのだ。
これが江戸時代であれば 私は間違いなく
刀を右に置かず 左に置き
いつでも抜刀できるように構えていただろう。
それほど 緊張した恐怖に包まれていたのだ。
そんな中、恐怖を反らそうと 馬鹿話をして友人を
ひたすら笑わせ続ける私・・・
突然、友人がひっくり返って 馬鹿笑いがとまらなくなった!
私「おい おい!そんなに 受けんでも ち、ちょっと
落ち着こうや・・・」
友人「ギャハハハハハッ ヒヒヒヒッ!」
私「お、おい おいって!」恐怖を隠しながら
素に戻そうとする私。
私(な、何だこの雰囲気・・・
いつもと違うぞ 何かがおかしい!!!)
数分続いただろうか・・・
笑いすぎて呼吸が困難になったのだろうか
突然 静まり返る・・・
恐ろしい程の静寂に耳がキーンと鳴った。
緊張の極限 内側から耳の中の鼓膜を押す圧力
打ち寄せる波の音が不気味・・・
私(ま、まさか 豹変すんのかっ!?)
私の恐怖のスイッチが極限を迎えた
「今だっ!」
私は暗闇の中 一目散に逃げ出した!
「ギャハハハハハッ!」と私を追う友人!
不思議なもので逃げると余計追うのが
哺乳類の習性なのだろう。
犬を怖がると 犬の方も調子にのって、
臆病者を追っかけて面白がるように
キャンプファイヤーの周りをグルグル回る
大の男達二人を、誰か第三者が
見たら異様なシーンじゃないだろうか。
友人「わ、わかったって!もう ふざけんから
戻ってきてって!」
息を絶え絶え 座り込む。
なな何だ、マサカ 俺が恐怖を
感じていたのをわかっとったのか・・・
私「ったく もう!疲れるけん 辞めようぜ」と
火のそばにへたり込む私。
すると 友人が立ち上がり 熊が立ち上がるように
両手を挙げ「ギャハハハハハっ!」とやり始める。
しっ!しまった こりゃ完全に奴のペースだ!
俺の顔はベビーフェイスで可愛らしい顔なので
(自分で言うなちゃ!)
恐怖で不気味な印象は与えなかったのだ
故に、悪ふざけの主導権を握られ、
再び 暗闇の中いい年こいた鬼ごっこが始まるのであった。
想像してみィ~鵺の鳴く夜な暗闇の中で、
野太い声の妙な笑い声と悲鳴を・・・
そして再び 「わ、判ったって!もう ふざけんから
戻ってきてって!」息も絶え絶え座り込む。
暇だ・・・世界一の暇人だ!
俺達ャ、暇だから、こんな事で時間を潰そうとしているのだ
このような事が数時間近く続いて 一夜を過ごしたのだ。
大切な青春期、女性と愛を語り合う事もできろう筈だった
貴重な時間をこのようなアホな事に
神経をすり減らしつつ費やしてしまったのだ!
私は、この先、絶対に暗闇の中で
女性以外の生き物と
2人っきりにならないだろう。
10代後半の人生で硬くそう誓ったのだ。
PS キャンプで楽しかった思い出は、地元と隣町の
仲間で 空手の合宿をやった時だ
参加者20人位だったか、気の合う仲間ばかりで
トある島の地元の暴走族のob
と仲良くなりドンちゃん騒ぎをしたのが思い出だ・・・
やっぱ キャンプは大勢でやんなきゃ!
恐ろしくも楽しい思い出ですね。
笑ってしまいました(^-^)
俺が20歳の頃、30過ぎのホモっぽい独身おっさんと行きました・・二人っきりで( ゚Д゚)
あの時は本気でビビりました、色々な意味で・・・。
あと、イルミネーションはあべっくが多かったです・・はい。
人間が 変わったっていうか、狂気が見えたっていうか。
過去に 一度 そういうきも〜い経験あり。
それでも カワムラさんほど 走りまわんなかったけれどね。
夜の浜辺は 異性とロマンチックに、ですね。
襲う側の男性の立場?としてはですな・・・
襲われるっちゅうのは 慣れない事なのでありまする・・・あの時は女性の気持ちが痛いほどわかって 俺は、一生紳士として生きて行こうと誓いました。だから、かけひきの恋愛をする女性とは成立しませなんだ・・・って 何の話やねん!コメント有難う御座います。
今時の若者は、カワムラさん含め、そういう人多いでしょう。
老人から見たら、異様としか思えませんけどね。とにかくご無事でヨカッタですね(笑
私も高校生の頃、萩市の菊が浜でキャンプしました。スペイン人の神父様と。
5泊の予定でしたが、初日にホームシックになり泣き通しでした。おぼこい娘だったのにねえ、こんなになるとは。。。。
今ではあこにも、ここにも、心臓にも毛が生えておりまする・・・
と 言いたいところですが 風のうわさで
たまに 居たという話は聞きますね・・・
しかし まあ~ 本人は、お辛いでしょうな
ま、因みに 友人達は私も含めて皆
女性好きであります。
萩市・・・長州じゃないっすか!?
それも 異人の神父って!?
あの 世界一の攘夷の思想を持った所で?
「おぼこい」って mio様は出羽の出身ですか?ほら~ あの おしんの山形・・・
おとっつぁんお久しゅうございます
大変ご心配おかけして申し訳ないです(´Д`|||)
とりあえず生存しておりますじゃあ~
復活まで もう暫くお待ち下され~
すいませんですじゃ(ο ´ω`)'_ _))ペコリ
今年はなんか色々ありましたが最後に面倒くさい事が…💧
すまんこって…
じじは 心配で心配で 胃拡張になりました
ぞ! 又 かわゆいブログを所望じゃ