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普通の暮らし

2015年は国際光年(ひかりねん)

2015-02-09 19:23:52 | 日記
8日の日経新聞「私の視点」で 『国際光年 光による「害」も考えよう』
東洋大学(環境教育)の先生が 意見をを載せておられます。

まず2015年は国連の定めた国際光年 なんだって。

青色LED発明に対するノーベル賞もあり、光や照明への注目が高まっている。
日頃様々な形の人工光・自然光を利用し多大な恩恵を受けているが、
人工光(照明)による「害」について考えるのも必要であろう。と
いろいろな光害を示し 今最も重要なことは、光害の認知・理解を高めることだ。と
国際光年を契機に、多くの人がこの問題を知り考えてほしいと

最後に谷崎潤一郎が『陰翳礼讃』で、過剰照明に対する世間の無頓着さを嘆き
自然本来の陰翳を楽しむ谷崎のような心を 現代日本の我々が思い出すことが出来るだろうか
と 結んでおられます。

もう一つ 7日の朝日新聞で「竜が下る」 白装束に荒縄を巻き、たいまつを掲げて538段の
急な石段を駆け下りる勇壮な「お燈まつり」の記事 (こちらは勇壮なたいまつのが織りなす火の川です)

長時間露光で火が連なって見える写真とともに伝えておられます。

和歌山県新宮市の神倉山 熊野速玉大社の元宮とされる神倉神社の神事です。

実は2013年に熊野古道を訪れた時 この神倉神社にも行きました
急斜面にごつごつした石段を必死で上ると 頂上にご神体の巨石「ゴトビキ岩」があります。
カエルの形の巨石です。あの石段を駆け下りるなんて命がけですよ きっと

ご神体の巨石の前に集まった 2千人の男たちが 夜8時ごろ
山門が開くと同時に「ウォー」ってかけ声とともに男達が駆け下りると 
火が連なって見えることから「山は火の滝 下り竜」と地元の新宮節でうたわれるそうです。
勇壮ですね 見てみたいです。
熊野那智大社の火祭り(7月14日)も勇壮な火祭りです。滝(水)と火ですね。

今日みたいに雪がちらつく寒い日は 焚火にあたって暖をとりたいな~
昔は焚火って気軽にしたけど 今は無いね 小学生の頃 工事現場の小さな焚火で
寄り道してたら 怒られたりしたよね\(^o^)/

直島旅行以来 過剰な照明について たいまつや蝋燭の自然光の灯り とても興味を持っています。

猪子寿之氏のチームラボが作り出す 光の芸術にもとても関心を持つと同時に
光の深い静けさにも 再発見を繰り返す。

行ったり来たりの 光体験です(*^^)v
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