大江戸散策徒然噺 Introducing Japanese culture and history

豊かな歴史に彩られた日本の文化と歴史を紹介

満開!絶景!樹齢千年の三春滝桜

2013年04月21日 10時41分20秒 | 地方の歴史散策・福島三春滝桜
今回の福島旅行の中でもハイライト中のハイライトでもある「三春滝桜」は花より団子の私にとっても期待度が高い場所でした。

三春滝桜(4月18日現在)

バスは福島から東北自動車道に乗り一路南下し、途中磐越自動車道へ入り三春へと向かいます。福島市よりは気候的に温かい場所なのか、車窓から満開の花弁をつけた桜の木が目立つようになります。

磐越自動車道を下り、さらに山間へとつづく一般道を進むこと20分ほどで三春滝桜至近の駐車場に到着です。

駐車場から手の届く場所に目指す「桜」があるのかと思っていたのですが、感動はまだ先にあるようです。

桜の咲くわずかな期間だけ賑わう三春滝桜の駐車場にはたくさんの観光バスや自家用車で満杯状態です。私たちが訪れたのは平日だったのですが、これが週末の土・日だったら駐車場に辿りつくまでかなりの時間を要するのではと余計な心配をする始末です。

この三春滝桜の観桜は有料のようです。私たちは団体旅行のため旅行代金に観桜料金が含まれているので個人的に支払うことはないのですが、一人300円の料金がかかります。

しっかりとしたゲートをくぐり、緩やかな坂道を進んでいきます。その道筋には地のものを売る屋台や土産物店、ファストフードの店などが軒を連ねています。

まずは「桜」へという強い気持ちからか店を覗いてみようという気にはなりません。

真打の登場はもうすぐです。坂道を上りきるとやおら現れるのが見事に枝垂れる満開の桜です。

三春滝桜(4月18日現在)
三春滝桜(4月18日現在)

確かに私の人生の中で見たたくさんの枝垂れ桜の中でも、息を飲むような圧巻の姿です。 確かに樹齢千年といわれるほどの貫録です。

三春滝桜(4月18日現在)

満開度が120%と感じる三春滝桜は全体的に「くすんだ色」に感じました。聞いてみると「盛り」は過ぎたとのこと。「盛り」をすぎると花弁がくすみ、遠目からは薄い灰色がかるとのことです。

下から見上げる姿を堪能したあと、石段をのぼり背後の丘の上から見下ろす滝桜の姿もまた圧巻です。

背後の丘の上から

3月下旬には東京都内での観光を楽しみ、4月中旬に今年2回目の観桜を楽しめたことに感謝しつつ東京への帰途につきました。

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