植物越冬メモ

散歩中に見つけた熱帯植物を紹介していきます。。

寒冷地・-9℃の越冬状況

2020年09月16日 | 2020の気象グラフ

那須は観光地の為、ちょうど6月下旬~梅雨入りまで開花する八重桜が多く植栽されている。・たまに、変わり花(変異種)が植栽にまぎれていたのかたまに50本に1本の確立くらいで見る。その(詳細)説明は以降の記事で紹介する事にする。周囲には、結実した幼木・芽生えは特にみる事ができなかった。




北関東・栃木でも南側の暖かい斜面なら栽培可能でこのように大きく生育した成木を見かける事ができる。積雪の耐性があるが、新芽の凍結はある程度弱い印象で、(黄色化)してしまう。それが、農家の栽培域を南部の海岸域に限られる原因に一つだろう。しかし、-9℃の地域でも実は樹高3mなら10個ほど毎年実るようだ。







品種は、早生品種の田中という品種。寒さに強い基本的な品種の一つ。


ウェルシュテリアとソメイヨシノ
ウェルシュテリアは、イギリス・ウエールズ原産の犬種で、平均気温23℃前後の比較的涼しい気候で暮らしてきた犬種の一つである。その為、高原地帯や冷涼な気候・北海道・飛騨地域、北陸・秋田・青森、仙台、福島などの気候区は涼しく比較的容易に飼育が可能と言える。


タブノキとタケカンバ

北関東でも、海沿い・山で気候が異なる。ひなちなか海沿いでは無霜地帯に近く、タブノキ(照葉樹)の自然林や温州ミカンの栽培が見られるなど、将来的には、亜熱帯気候より(現在の銚子)のような亜熱帯性の温暖な海洋性気候に近づく事だろう。
また、現在北茨城や福島いわきにおいても同じような現象・サメ・いるかの北上等が見られ、今後ますます温暖化の影響が見られる地域の一つである(令和・2の気候分析によると)


タイタンビカスは、耐寒性のあるハイビスカス属で(ハイビスカス近縁種)な為、今後とも寒冷地で栽培を続けてトロピカルの庭やサバル・パルメットヤシの栽培の可能性について更に調べていきたい。5種栽培を行っているがどの種も耐寒性-10℃で栽培はしやすく避暑地那須・軽井沢でも色合いのやさしいピンク系品種ならバラのような色合いの為、向いている。


アカドラセナ・シラカシ・這団扇


フレンチラベンダーは宿根状態になっている。なかなか寒さに強いが、那須では北風が良く当たる場所では避けた方が無難である。耐寒性は、軒下では-7℃まで耐える事が可能な品種である。

寒冷地・室内緑化植物の生育状況
室内温度3℃まで低下しており、幸福の木・ドラセナ・フラングラス、トックリラン、モンステラ、アグラオネマが越冬中




からっ風や乾燥した風によって、やや衰弱・乾燥気味であり、今後しっかりとした生育環境・クロヤナギの株間に生育させてまた室内に低温・低日照純化させてから室内に越冬させる予定である。


<あなたの街の天気・天気週間予報から引用
dNHK週間天気予報サービス・観測値・那須塩原市・1chより

HP https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19
東京経済オンライン(TOYO KEIZAI ONLINE)
コロナ情報・東洋経済オンライン・スクショより


那須寒冷地ながらティカズラでジャングル・状態であり、まるで亜熱帯気候区のような景観に見えた。ヘデラ・カナリエンシス、ツルマサキは耐寒性は最も強いつる植物・グランドカバーの一つである。今後ともに、より植栽の可能性や栽培方法の確立を目指して頑張っていきたい。


プリムラ・ジュリアン



ゲッケイジュの幼木も-9℃でも越冬可能である。
積雪やしなりにもある程度強く、様々な地域・場所で見かける事ができる照葉樹林の特徴のひとつである。生育は緩やかでクスノキ科ながら鉢栽培でトピアリーの樹形を生かして、お店やテラスにて栽培が可能である。


チョウセンアサガオの幼木は越冬困難であった。しかし、大田原や佐野の市街地では樹高2m以上に生育した本種をみる事ができる為、おそらく越冬可能であろう。耐寒性は書物の多くが3(5℃)と表記されていたが、現在は、南アジア~亜熱帯植物が、大西洋~オセアニアにかけても多くの魅力ある植物が庭木として見られている為、栽培方法の確立・植栽の見直しが現在進めれれている状況にある。


ガーデン・リリーも寒冷地で-9℃に耐えた強健種である。温暖な海岸域に限られて栽培されているのかと思われたが、実際は東北南部~沖縄の広い範囲内で栽培可能である。どちらかと言えば土壌環境が重要であり、砂利や赤玉(小粒)、鹿沼土など砂質で排水性のよいコンクリ花壇では、根茎が腐敗する事は少ない様だ。


ウチワサボテンは、佐野・宇都宮などでは大盆丸は(-7℃・枯死限界)なので可能だが、より北の寒冷地では凍傷となってしまうリスクが高いので、高温期(夏)は軒下で西日を避けながら徐々に外気にならして栽培するのが良い。凍らなければ、大丈夫の為、縁側や2Fの明るい部屋などに移動させて状態を、キープする事が大切である。






アメリカデイゴは、鹿児県では近縁種が県木としてなっておるが、氷点下7℃を下回らない冬はからっ風で積雪がちらつく程度の温暖地ならば生育可能である。(ビワの田中やオリーブ・レッチーノ)の栽培が可能な仙台・石巻・上手くいければ軒下など防寒や腐葉土対策などで青森の八戸(-9℃・暖冬2020)で可能だろう。







バラは、品種:アイスバーク赤系を利用した。病害耐性や土壌適応性や耐寒性にも富むこの品種は、日本の広い範囲内で栽培可能だが、耐暑性は不明である。西日本など、高温気候の地域(35℃)が続く熊谷・館林もだが、バラw


フキノトウ




越冬の断水多肉・みなかみより頂いた。寒冷地では、サンセベリア・キリンドリカは土無しで断水状態で越冬させる事が条件の一つとして挙げられている。しかし、指宿や東京都心(千代田)などでは、ベランダや軒下などで越冬できている本種を見かける事(2019)より多くなってきている。今後緑葉種は耐寒性がある為、新たな植栽植物として注目されるのか見ていきたい。




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